クルマの他:ゴールデンウィーク・邦画2連発
ゴールデンウィークということで、久々に「クルマの他」を。せっかくの連休なので肩の凝らない映画でもと、家人と邦画をハシゴして来ました。
「HOME」は、脚本の金子成人以外、ドラマ「相棒」スタッフによるハートフルストーリー。とにかく前評判がよくなかったワケですが、たぶん極めてベタな設定と予定調和なストーリーのせいかと。
でも、個人的にはよかったです。たしかに安易と言ってしまえばそれまでですが、気持ちのいい話を気持ちのいいまま完結できたのはたしかで、それは偶然にはできないかと。少なくとも、和泉氏のメガホンとしては、本家「相棒」の劇場版2本よりまとまりがよかったと思います。
これは原作モノですけど、いま東北の美しい風景と寓話で一本映画を作りたい、というシンプルな想いで作ったとしても、まあそれはそれでいいじゃないかと思えました。
それに比べて前評判のよかった「テルマエ・ロマエ」は惜しかった。序盤のタイムスリープ攻勢は、まあ元々原作が飛び抜けて面白かったんでしょうが、ここは「のだめカンタービレ」の監督らしいテンポのよさが光っていました。
そういう部分的な面白さはいっぱいあったんですけど、オリジナル部分も含めた後半がタルんでしまいました。仮に話をローマの戦まで広げるにしても、ストーリーはもっと身近なキャラクターを十分生かした方がよかったんじゃないかと。
ところで、最近ある講演会で、巷に溢れる「クチコミ」なるものに惑わされてはいけないというような話を聞いたのですが、今日はそれを実感しましたね。10人中9人がNGでも、自分ひとりがOKなら、それは「面白い」んだという当たり前のことを。
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