クルマ散策:移動の自由は心の自由か?

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久々に、クルマに関する記事で「いいなあ」と心が和んだんである。

昨日、5月17日の朝日新聞朝刊・生活面の見出しは「車の運転、していますか?」。

夫に先立たれた74歳の女性が、愛犬を助手席に乗せ、夫との夢だった日本一周4000キロの旅を敢行したそう。各地域では知人に会うなどして、1ヶ月を掛けてロングツーリングを果たしたそうだ。

しかも、その後も青函フェリーを使い北海道一周を行ったばかりか、何と、イギリスへの旅行でもレンタカーを借りて現地を走ったというから驚きなんである。

もともと保険の仕事で毎日のようにクルマを使っていて、運転そのものには相当慣れていたらしいけれど、しかしそれでも「スゴいなあ」と感心する、というか憧れてしまう。

クルマには「移動の自由」という大きな可能性があるワケだけど、そこには単に移動だけでなく、同時に「精神の自由」も含まれていると僕は思っている。もっと言えば「精神の解放」でもある。

この記事で心が和んだのは、この女性がその「自由」を満喫していると感じたからだ。もちろん、ご主人と一緒にドライブできれば楽しさも二倍になったかもしれないけれど、ひとり(と愛犬)で運転することによる「解放」もあったのではないだろうか?

記事には先代のヴィッツが写り込んだ写真が載っていたけれど、もちろんヴィッツがいいとか悪いとかとは別次元の、クルマの本質的な可能性を十二分に引き出した話だ。

家族からは「長距離は75歳まで!」と釘を刺されているらしく、それは仕方のないことだけど、一連の経験で女性は精神の自由を手に入れた筈で、それは近距離だけになっても、あるいは免許を返納しても変わることはないと思う。

クルマを誰がどう使おうがそれこそ自由だけど、僕らファンはマニアックに、片や社会的にはネガティブな話題になりがちなクルマだからこそ、もっと広い視野によるこうした話は本当に嬉しくなってしまう。

まあ、本来なら、ここで高齢者も含めた「MaaS」なんて話を持って来るべきなんだろうけど、今回はこの清々しい話だけで終わりたいと思うんである。

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クルマ散策:青戸務氏のトークショーに出掛ける

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本日、カーデザイナー青戸務氏のトークショーに行って来ました。

だいぶ前に一度行ったことがあるのですが、本日久々に出掛けてきました。青戸務氏はホンダなどで活躍されたデザイナーで、現在でもこうしたイベントのほか、スケッチなどの展覧会などを行っています。

月1回ペースで行われているこのイベントの本日のお題は「東京モーターショーに見る未来の日本車」。昨年のショーを撮影した動画を観ながらいろいろな角度から解説が行われました。やはりプロのデザイナーの方ですから、単にスタイリングの話に止まらず、EVや自動運転など、技術の進化や変化に合わせた見方をされるのが興味深いところでした。

会場には、元オペルのデザイナーである児玉英雄氏も来場されていて、思わず名刺交換をしていただきました(笑)。青戸氏とは同じ多摩美術大学でプロダクトデザインを学ばれたご友人なのですね。

それにしても、自動車に関するセミナーや講演会は結構多いですが、ことデザインに関するものはほとんどありません。できれば、現役デザイナーも含めてもっと多くの露出があると嬉しいですね。

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クルマ散策:東京オートサロンに出掛ける

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本日より開催された東京オートサロン2020に行って来ました。

開催期間が短いということもありますが、やはり相変わらず初日から盛況な感じですね。オープンの9時直後には結構な人出になるし、メディア用には14時までしか専用の時間が設定されていないので、なかなか落ち着いての取材は難しいところです。

今回もメーカー系出展車のデザイン取材としました。話を聞いたクルマについては後日記事にしますが、すべてのメーカーではありません。オートサロンへの参加方法やその目的はメーカーによって大きく異なりますので、特段デザイナーさんに話を聞くクルマがないところもあります。たとえば、マツダは新色のボディに控えめなエアロパーツを付けた現行車を並べましたが、センスはいいけど、デザイン上聞くようなことはない。

トヨタは何と章男社長をサプライズ登場させてまでGRヤリスを大々的に紹介していましたけど、こちらもGR流のエアロパーツに関してとくに聞くことはない、とか。スバルはいよいよレヴォーグのプロトタイプをドーンと派手に展示していましたが、こちらは何て言うか、また別の意味で話を聞く気にならない感じでした。まあ、発表されたら取材はしますけど・・・。

個人的にはヤンキー方面に興味はないですが、盛況なイベント自体はやはりいいものですね。それにしても、コンプライアンスだのジェンダーだのが叫ばれる昨今、いまだ露出の多いお姉さん達に対しては、どこからか苦情が入ったりしないのかな(笑)

 

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クルマ散策:地元のクルマイベントに出掛ける

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今日は、地元国立で行われる「谷保天満宮旧車祭」の11回目。とくに用事もなかったので、散歩がてらゆっくりと見学してきました。

このイベントはオートモビルクラブジャパンと国立市の観光協会が協力して開催しているもの。初代のダットサンのような50年代、60年代もあれば、2000年代車も展示されているという、バラエティ豊かな、ちょっと緩い?催しです。

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会場での主役はやっぱりクラシックカーですけど、ネオ・クラシックカー好きとしてはどうしてもそっち方面に目が行ってしまいますね。最初に目に入ったのはランチアのモンテカルロ。すぐ横にはピカピカのストラトスのあったのですが、よりエレガントなモンテカルロが好みですね。1975年にしてはとにかくモダンで、華奢なピラー類も美しい。リアパネルもすでに80年代を予感させる先進ぶり。Aピラー下の凝ったパネル構造にも注目してしまいました。

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2台目はスバル1000の4ドアセダン。1966年ですから年式的には「ネオ」じゃないんですけど、フロントランプ横から始まるキャラクターラインが実に明快で、サイドモールとの組み合わせはとてもモダンです。とにかく面が美しいなあと。

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もう1台は、ひっそりと置かれていた3代目ホンダアコードセダン。デザイン的にはホンダの黄金期と呼んでもいいんじゃないかと思いますが、スリムでスポーティなフロントに、先進的なリアパネルが何にも似ていない世界観を作っていました。サイドでは豊かなプレスドアと太いサイドモールがとにかく美しい。これで5ナンバーって、なかなかスゴイ時代でしたね。

このお祭りの日は、展示車も個性的ですが、これを見に来るクルマファンの愛車もまた珍しいクルマが多く、終日街中が不思議な雰囲気になります。それもまた楽しみの一つですね。

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クルマ散策:友人とサンデーツーリングしてきました

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今日は大学の時の友人と、久々にツーリングをしてきました。

中古や新車を絡め、比較的短期間に買い替えをするタイプの友人。いまの愛車は先代のクロスポロです。女性のワンオーナーで、車庫保管だったこともあり、外装ではアンダーパネルに劣化はなく、内装もインパネはピカピカ、特別仕様のオレンジの刺繍の入ったシートもパンと張ったもので、要するに新車同然でした。

1.2Lのダウンサイジングターボとデュアルクラッチの相性もいいいし、もちろん高速でのパワー不足もなく、非常に軽快な走りでした。やっぱり先代のポロは大きさも含めてとてもいいクルマでしたね。こんなクルマがそこそこの値段で手に入るなら、色々買い替えるという生活もいいですネ。まあ、僕とは真逆のカーライフです(笑)

目的地の塩尻では、素敵なイタリアンレストランでランチをとった後、五一と井筒という人気のワイナリー2軒に寄ってしこたま買い込んで来ました。日曜ということで中央道は渋滞していましたが、今日はMTでなかったので何とも楽ちん。

お互い定年まで3年ほどとなった身ですが、こうして一日何てことのないおしゃべりをしながらのツーリングもいいものですね。

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クルマ散策:東京モーターショーへ出掛ける

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もう一昨日になってしまいましたが、23日の水曜日に東京モーターショーへ行って来ました。

指定の駐車場からプレス受付まで徒歩10分以上と朝イチから驚きでしたが、2会場に分かれた間を結ぶシャトルバスは、まだプレスデイというのに20分待ちという状況にグッタリ。いやあ、すごい国際ショーです。

救いは、恐らく豊田社長の大号令があったのか、各国内メーカーはそれなりの数のコンセプトカーや市販予定車をそろえていたことでしょうか? もちろんその内容の良し悪しは別ですが。

その2会場を駆け回って取材してきましたので、記事になりましたらお知らせします。

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クルマ散策:レンタカーで阿蘇へ

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福岡出張のついでに、ふたたび阿蘇へ行って来ました。
今回駅レンタカーで借りたのはホンダ・フィット。九州道の熊本ICから一路阿蘇へ向かったのですが、前回借りたヴィッツより重量感のある乗り心地が特徴的でしたね。

毎回寄る南阿蘇の道の駅では日曜日ということもあって「南阿蘇復興祭り」が行われていました。今回の台風も含め毎年のように災害が発生いていますが、南阿蘇もまだまだ地震からの復興途中です。とても賑やかに催されていていい感じでした。

阿蘇ではもはや行きつけとなったお店「みそらやcafe」でゆっくりコーヒーをいただき、やはり再建途中の阿蘇神社へも行って来ました。宿は今回初めて行った休暇村南阿蘇。本当は黒川温泉にしたかったのですが、一人での宿泊はオフシーズン以外ほとんどNGなんですよね。

翌日はやまなみハイウェイをドライブし、これまた行きつけの森の中のパン屋「そらいろのたね」に寄ってから博多に戻りました。約370km走って平均燃費は19キロほどと大したものです。前回借りたヴィッツより重厚感のある走りが印象的でした。これでデザインがよければ・・・。

それにしても、阿蘇、とりわけ南阿蘇は何度行っても飽きないですね。何でだろう?

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クルマ散策:マツダ 新型CX-30の発表会に行って来ました

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サラリーマンの遅い夏休みを利用して、マツダの新型CX-30の発表会に行って来ました。

同車は海外のショーで発表され、同様に海外での試乗会も開かれているようなので、今日の会は自動車ジャーナリストというより一般メディア向けといった感じでした。TVカメラも結構な数になっていましたね。

僕は今日初めて見ましたけど、なるほど3と5の中間のサイズだなと。これならホンダのヴェゼルやトヨタのCH-Rあたりと勝負できそうです。立体駐車場に対応させたのも現実的ですしね。

ネックはエンジンです。ディーゼルは一定のニーズがあるでしょうけど、ライバルのようなHVがないのが痛い。もちろん、そこへの回答が例の新型エンジンなのでしょうけど、海外試乗などでは早くも疑問の声が上がってますしね。人気のSUVだし、素直にトヨタのシステムを使ったほうがよかったんじゃないかな、と思ったりします。

後日デザインの取材が出来ましたら、またお知らせします。

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クルマ散策:BMW新型1シリーズ発表会へ出掛ける

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今日、BMWの新型1シリーズ発表会へ行って来ました。

2シリーズなど、すでにFF車を発表しているBMWですが、1シリーズは3代目にしていよいよFF化ということになりますね。その2シリーズを目にしていたので、新しい1のスタイリングはとくに意外性はありませんでした。先代までのイメージを残しつつFFシリーズの加味し、さらに最近の新しいBMWデザイン言語でまとめ上げた、というストレートな感想です。

じゃあ、納得したのか?というと、ちょっと違いますね。何て言うか、継承とは違うところでの退屈さを感じます。でも、ある意味保守的な近年のスタイリングは、きっと本国などでは評判いいんでしょうね。

輸入車の発表会ではデザイナーさんが来日することは稀で、今回も広報責任者のみのプレゼンでした。なので、詳細なデザイン取材は追って何らかの形で・・・と考えています。

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クルマ散策:出張先でのレンタカー体験

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ここ数週間でサラリーマンの方の出張が続きました。

7月下旬には福岡・長崎出張。仕事が終わって、長崎から阿蘇までレンタカーツーリングをしてきました。駅レンタカーで借りたのはトヨタのヴィッツです。1.3リッターの廉価版ですが、ごく普通に過不足なく走るのはきっと効率のいいCVT制御のお陰なんでしょうね。雨の高速で困ることもなかったし、阿蘇のワインディングもちゃんと登ってくれました。

まあ、素っ気ないというか、何も魅力を感じないクルマですけど、道具としては満点です。もちろんエアコンもバッチリだし。高速や空いた地方道がメインですが燃費もよかった。福岡まで450Kmくらい走ってガソリン代が2000円掛からないってすごいなあと。やっぱり新しいクルマは恐ろしい。

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で、今週の出張は高知と岡山。高知から高松の移動に軽自動車を使ってみました。同じく駅レンタカーで借りたのは日産デイズ・ルークス。

「お、ハイウェイスターだ」と思ったら、エンジンはNAでした。そういうグレードもあるんですね。いやあ、これが何とも走らないの何の。高知道の上りなんてチョット気を抜くとどんどんスピードが落ちる。回復しようと踏み込めばエンジンは5000回転を越える有り様で、ガーガーうるさい。

軽の排気量については何度も記事に書いてきましたけど、本当に無理がありますね。そりゃ平坦な街中ならまだ何とかなるのかもしれないけど、こんな規格のクルマのインプレッションなんてよく評論家の皆さんは書けるなあと思います。200Kmくらいしか走ってないのに、何と上記のヴィッツよりガソリン代は高かったですし。

ま、よく効くエアコンやバックカメラ、革巻きステアリングなんて装備はしっかり揃ってましたけど。排気量アップしないなら、軽は全車ターボエンジンにした方がいいと思いますね。

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