クルマ散策:ヨーロッパ・ツーリング(モデナ編)

Ferrari8  本来の目的地はボローニャだったのですが、ここまで来たら・・・と家人を説得してモデナに「寄って」もらいました。

 時間が限られているので工場見学などはなし。写真でよく見る正門をチラリと見つつ、今回はフェラーリ博物館に時間を割くことにしました。

 ほとんど予備知識もなく、博物館という響きだけで「広い」「デカい」と勝手に想像してたこともあり、実際に訪れて意外にコンパクトであることを初めて知りました。

Ferrari1  それでも、正門のブリッジは結構な大きさでしたし、入口壁面の黒い跳ね馬も巨大で、記念撮影にはピッタリな感じです。

 中に入ると受付カウンターが。ただ、博物館や美術館によくあるガラス越しの寂しい受付じゃなく、オープンカウンターでとても明るいのがステキです。

 受付のお兄さんお姉さんも気さくな感じで、さすがイタリア。カウンター前はやはり明るい雰囲気のショップがあります。

Ferrari12_4  で、見学コース入口前にはカフェがあります。この手の施設にカフェが併設されているのは珍しくないですが、妙に狭かったり、いかにも「どうせ随意契約で入ってるんだろ」的に不味そうな感じがしないのがまたいいですね。

 コースはいきなりF1マシンコーナーから始まります。え、こんなのが最初に並んでていいの?っていうくらい唐突に。

僕はF1マシンそのものにグッと来るタイプじゃないのですが、好きな人にはもうたまらないスペースですね。

Ferrari2  量産車のコーナーはもう少しゆったり並んでます。9月下旬時点ではやっぱり458イタリアが壇上に載っていて、地元らしき来場者の注目度も高かったですね。

  エンツォ・フェラーリ氏のオフィスを再現したコーナーや、開発途中に使った1/4くらいのモックアップとか、興味深い演出もありました。

  面白いのは博物館駐車場のすぐ横に試乗コーナーがあることです。これ、オフィシャルなものなのか確認しませんでしたけど、フェラーリのテストドライブがあんなに気軽な感じでできるなんてスゴイです。ま、僕には運転できないですけど。

Ferrari4  それと、チョット離れたところにフェラーリ・ストアがあります。ストアは世界中にありますけど、ここが本店?なのかな。

  僕は日常クルマブランドものは身につけていないですが、この時は博物館見学から結構舞い上がっていたこともあり、普段なら絶対買わない真っ赤なアウターを購入してしまいました。

 ま、日本で買うよりかなり安いのでいいんですけど。とにかくもったいないので、この冬はガンガン着ようと思います。

Ferrari9  次回はドイツに戻ってシュトュットガルトです。

 

 

 

 

 

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クルマ散策:ジェミニ・ツーリング

Img_5030  今日、ジェミニ仲間のツーリングに行って来ました。

 以前も書きましたが、これはミクシィつながりの自然発生的な集まりで、FFジェミニ乗りにしてはずいぶん若い方が代表をされています。

 今回は彼の尽力により、某自動車雑誌の「サークル紹介」の取材を受けるということで、神奈川県の城山湖に集合となりました。津久井湖はよく近くを走ったことがありますが、城山湖は初めてでしたね。

Img_5031  この集まりのいいところはユルーい運営で、毎回新しい人が飛び入りしたり、モディファイ、ノーマル派が混在したりもOK。そういうこともあってか、参加者の年齢層もとても幅広くなっています。

 僕は超が付くノーマル派なので、そっちの方へ目が向いてしまうのですが、今日は千葉からいらしたディーゼル・ターボ車と、岐阜からいらしたガソリンのG/Gに興味津々。

 ディーゼルはもともと自分も乗っていたので懐かしいという面があります。いまどきの新世代エンジンに比べれば振動も音も大きいですけど、当時としては走りもよかったし、何より燃費が良かった。街中で13~14km/l、高速では20km/lに届き、博多まで1回給油で行けた記憶があります。

Img_5034  G/Gというのは普通のガソリン車の高級グレードで、イルムシャーやロータスのようなスポーティ仕様の残存率が高いジェミニではとても珍しく、その”普通”な感覚がどうもツボにはまるようです。

 写真のクルマのオーナーさんは前回ディーゼルで参加されたのですが、その後エンジンが壊れてしまい、色々探したところ非常に程度のいいワンオーナー車を見つけられたそうです。こういう固体が残っているんですねー、まだ。

 今日は暑いくらい天気が良く、とてもいいツーリングとなりました。こういう集いがあると、旧いクルマに乗ってて良かったと思いますよね。

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クルマ散策:ヨーロッパ・ツーリング(トリノ編)

Fiat1 今回はトリノです。

 目的は三つ。まずは、フィアット本社工場敷地内にできたミラフィオーリ訪問です。

 これは、フィアットグループのアルファ、ランチア、そしてフィアットの3ブランドが集結した大型ディーラーです。

 写真は建物中央のもですが、いやまあとにかくデカイのなんの。駐車場も巨大なんですけど、そのほとんどが埋まるくらいの人気ぶり。

Fiat4  まずフィアットコーナーでは、デビューしたての500Cと、DIESELヴァージョンがお立ち台に載っていたのが目立ちました

 それと、日本にはないクロマやセディチ、クーボなんかが面白かったです。あ、先代プントが「プント・クラシック」として併売されてましたね。やっぱりグランデ・プントじゃ大きいのか、あるいは高いのか?

 そのグランデ・プントは「プント・エヴォ」に進化するということで、すでにカタログがなかったりしましたね。

Fiat3  アルファロメオコーナーは、写真でもお分かりのとおり、白いボディで揃えているのが意外でした。

 まあ、たしかにイタリアでは真っ赤なアルファって少ないですよね。普通にシルバーとかブラックとか、グリーンとか。

 それとフィアットに比べるとお客さん、少ないですよね、写真でも。やっぱり地元でもホイホイ買うような大衆車じゃないんですね。

そういえば、係の人もほとんどいなかったなあ。

Fiat2  同様にお客さんが少なかったのがランチアコーナー。べつに誰もいないってワケじゃないんだけど、少ない。その分ゆっくり見られますけどね。

 このディーラーの特徴は、裏手に一大試乗車ブースがあること。その場で予約してドンドン乗れちゃいます。この日は休日だったので盛況でしたね。

 それと大きなカフェ、ショップも併設されていてゆっくりできます。お休みの日に家族で来るにはとてもいい施設ですよね。

Abart2  ふたつめの目的はアバルト・ディーラー訪問です。

 一応、出発前にいちばん大きなディーラーをということで、オフィチーネ・アバルトに行ってみました。

 で、写真だと結構大きく見えるのですが、実際は意外と小さい建物で「あれれ」という感じ。

 閉店時間が迫っていたということもあるとは思うんですけど、入口に入っても受付には誰もいないし、かなり閑散としてました。

Abart1  さらに展示車も少なくて驚き。正式な展示はグランデ・プントと500が1台ずつだけで、他は恐らく納車前の2台が置いてあるだけ。実は本国で設定されている赤いボディを見たかったのですが、叶いませんでした。

 おまけにカタログは日本のディーラーに置いてあるのと同じ! えー、ここまで来てそれはないよー、と心の中で叫んだ次第です。

 まあ、アバルトなんていまや地元の若人すら知らないブランドだそうだから仕方ないのかな。しかし、ここはとにかく期待はずれでした。

Fiathotel1  最後の目的は、ホテル・メリディアン・リンゴット。

 ご存知、元フィアット本社ビルを改装した高級ホテルで、結構話題になりましたよね。ただ、高級と言っても、実際の値段はそんなに高くないので利用してみました。ま、日本のホテルが高過ぎるのかな?

 ホテル自体は他のメリディアンと同じようなオリエンタルイメージで、とにかく快適。ただ、フィアット本社時代のものを意識的に残しているのが面白かったです。

Fiathotel2  とくに、屋上のテストコースに上がる螺旋状の車道がそのまま併設のショッピングセンター内に残っているのにはビックリ。もちろん、エレベーターもありますけど、この車道を歩いて上階に行くこともできます。

 それと、ホテルのエレベーターは見掛けこそ改装してますが、恐らく中身は再利用のようで、動きが異常に遅いのが面白かったですね。あと、廊下も昔のオフィスのイメージが残っていたり、とにかくそのあたりの「残し方」の塩梅が巧い。

Fiathotel3_2  そうそう、クルマの話です。

 ホテルの社用車はフィアットのクーボで、なぜかボディには先述のミラフィオーリの名前が入っていました。理由はハッキリ分かりませんでしたが、タイアップとかなのかな?

 比較的お値段が安いとは言っても、そこは高級ホテルなので、駐車場にはそれなりのクルマが止まってたりしました。

 もちろん、メルセデスやアウディもあるんですけど、地元ランチアが目立ちましたね。

Delta  写真の新型デルタなんかがそうで、あまり他の場所じゃ見ませんでしたからね。ただ、このホテルの前だと実に似合ってたりしました。

 トリノと言えばカロッツェリアで、個人的にはイタルデザインに訪問したいところでしたが、いまは一般用の展示ブースはないそうで、これは残念でした。

 では、次回は懲りずにモデナ編とします。

 

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クルマ散策:ヨーロッパツーリング(旧いクルマ編)

Furanceoldcar  今回はチョット旧いクルマをアップします。

 ヨーロッパで旧いクルマと言えば、何となくイタリア・・・みたいなイメージでいたのですが、今回の旅では南仏で多くの旧車を見ることになりました。

 たとえば、このルノーサンク、クリオ、プジョー205の3連ショットなんかがいい例ですよね。これが普通な感じです。

P309  プジョーでは、205の姉妹車とも言える309も結構走ってましたね。これは日本にも正規輸入されてましたけど、数は少ないですよね

P106_3  もちろん、数的にはもうひとつ新しい世代の106なんかの方がずっと多いです。それでも結構懐かしいですが・・・。

P405  それと405もそこそこ見ました。いやー、それにしても309も106も405も、やっぱり端正でいい感じですね。個人的にはピニンファリーナというと、フェラーリよりこっちのイメージが強い、というか好きです。

Renauet19  ルノーでは、写真の19が懐かしかったですね。グラスエリアの大きいプレスドアがいかにもイタルデザインっぽいです。廉価モデルだったのか、ベーシックな感じがいいですね。

Kangoo  カングーはまだ旧くないですけど、やっぱりフランスの郵便配達車がいちばんよく似合うと思って撮ってきました。働くクルマもオシャレさんです。

Pelcorsa  オペルの初代コルサには驚きましたね。もういかにもゲタ代わりですけど、頑張ってますって感じで。それにしても、80年代って欧州コンパクトカー最盛期っていうか、こういう合理的パッケージが先進的で斬新でしたよね。

Unopanda  何だかんだでイタリア車です。パンダとウーノの2ショットはいかにもな感じで。この2台はもう現役バリバリですね、向こうでは。雑誌AUTOCARに2011年頃新しいウーノがデビューって書いてましたけど、ホントですかね。ウーノクラスっていう意味だとは思うんですけど、楽しみではあります。

Tipo  ティーポはすっかり見ないですね、日本では。イデアのチョットひねくれたスタイリングは好きでしたね。何か心に引っ掛かって。

Alfa33  これ、アヴィニオンだったかな。たまたま駐車場で見たんですけど、えらくキレイな33です。マニアとか好き者ですよね、絶対。

 現地でデビューしたての新車を見るのもいいですけど、ちょっと旧いのはもっと面白いですね。

 次回はイタリア・トリノのスナップをアップしますので、よろしければ見てください。

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クルマ散策:今日の本

Kousokudourononazo  清水草一氏著「高速道路の謎」を読んでみました。

 氏が高速道路ウォッチャーであることは雑誌などで知っていましたが、こうした本を出すのは相応に訴えたいネタが揃ったのでしょう。

 「雑学」として色々なことが書かれていますが、基本的には「交通容量」という視点から、各路線の渋滞原因や、その解決に向けた現況、将来予想が柱になっています。

 交通容量という客観的数値に対し、同様に車線の増加、路線の新規開通といった物理的要因による分析は、何せ数字での表現ですから相応の説得力がありますよね。

 そうした数字は極端な話、各道路会社に取材をすれば”出て来る”ものとも言えますが、実際に本として出す場合、過不足のないデータ量を間違えなく揃えるというのはかなり大変だと思います。僕のようにせいぜい2ページの取材記事でさえ、数字を扱うのはそれなりに神経を使いますから、その点スゴイなあと思います。また、単に分析に止まらず、例の無料化案に対し、独自の対案を示しているのもいいですね。

 で、先のように、評論家の中で高速道路と言えば清水氏となっているワケですが、やっぱりそれはどうなのか?ということを改めて感じました。だって、道路、とりわけここ数年色々な問題となっている高速道路について、多くの評論家・ジャーナリストの中で、氏ひとりが「物申す」というのはあまりに寂しいじゃないですか。

 仮にCOTYの委員がまとまって高速道路料金のあり方、渋滞対策、あるいは暫定税率なんかについて”提言”を行えば、それなりに社会的な影響力を持つと思うのですが、どうしていまだに何も起こらないのか不思議です。もちろん自動車ジャーナリスト協会でもいいのですが。何しろ道路とクルマは一体ですから、皆が専門家で当然ですもんね。ま、清水氏はひとりの方が気楽だと言うかもしれませんけど。

 取りあえず、こうして形にすることは素晴らしく、是非おススメしたい本ですね。もちろん、氏の対案に賛成するか否かはまた別の話ですけど。

 ところで、全然次元の違う話ですが、この本に出てくる首都高速箱崎ジャンクションの「東京シティ・エアターミナル」には感じ入ってしましました。もうずいぶん昔、学生の頃、FM東京(現TOKYO FM)の昼の音楽番組で、この東京シティ・エアターミナルによるフライト案内が放送されていたんですよね。

 そのコーナーは、BGMに映画「大空港」のメインテーマが流れていて、その美しい旋律に魅惑的な女性のアナウンスが重なり、実に幻影的な雰囲気が。さらに「東京シティ・エアターミナル」という、何だかよく分からないけど、当時とんでもなく未来っぽい場所の名前が加わって、まるで別世界のような数分間になっていました。ま、いま思えば”空港パニックもの”の映画音楽をよく使ったなあと思いますが。

 清水氏によれば、いまこのターミナルは相当落ちぶれた感じだそうですけど、当時の別世界な雰囲気が数十年ぶりによみがえって来てしまいました。いやあ、懐かしい。どなたか憶えてませんでしょうかね? 

 

 

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クルマ散策:ヨーロッパ・ツーリング(欧州っぽいクルマ編)

Seat1  ヨーロッパでまず「オヤ?」と思うのが日本未導入のセアトやシュコダですね。

 まずは90年代のコルドバ。これ、イタルデザインが絡んでいたヤツだったかな? すでにスポーティなイメージですよね。

Seat2_2  シルバーのアルテアは現行車種。すでにワルター・デシルバの手が入った世代ですよね。

 でも、このリアスタイルは意外と柔らかいイメージです。

Leon_2  に、比べてやっぱレオンはグッとシャープでスポーティ。とくにこのイエローはいいなあ。まあVW的には難しいんだろうけど、導入したら結構ウケると思うんだけどな、セアト。

Sukoda2   シュコダがまた違うイメージなのは、巧い住み分けができてるっでことかも。先代ファビアは実にシックな感じで、古い街並みにピッタリ。

Sukoda_2  でもって、新型ファビアはエレガントなまとまり。どこか、ランチアみたい。でも、セアトと違って日本市場ではあんまりウケないような気がします。

Img_3277  赤いのはルーテシア、じゃなくてクリオのセダン。初めて見ました。だた、あとで気がついたんだけど、エンブレムはクリオじゃないみたい。南米向けの名前かな?

Logan  ウワサのダチア・ロガン。最初見たとき「そんなに安っぽくないじゃん」と思ったのは、多分ピカピカの新車だったから、だと思います。うーん、しかしこの”実用に徹した感”がいいなあ。

Aigo  意外と言っちゃあ失礼だけど、結構走ってのがトヨタ・アイゴ。必要最小限の外寸や4人乗れるパッケージだけじゃなくて、欧州をしっかり意識したスタイリングもウケてる理由なんじゃ?

P1006  でもって、さらに意外だったのはアイゴ姉妹(兄弟?)もまた結構見かけたこと。このプジョー107の他、シトロエンC1も何回か見かけました。でも、まとまりはアイゴがいちばんいいかも。

Curoma  フィアットですが、そこそこ見かけたのがクロマです。このクラスとしては売れたのかな。でも、マイナーチェンジでブラーボ風になったフロントランプはイマイチ。小細工っぽいもん。

Punto  で、間違いなく大ヒットだったのが実感されるグランデ・プント。もう、どこでも走ってます。結構地味なボディカラーが多い中、南仏で撮ったこれは明るくてよかったなあ。日本にもターボモデル入れて欲しい。あ、そういえば今度の「プント・エボ」もやっぱ小細工な感じです。

Ford  そのフィアットなんかに負けないくらい目立つのがヒュンダイと欧州フォードですね。フォードはキネティックデザインで注目を集めている感じで、たしかに未来感があります。

 次回は旧いクルマ、集めて見ます。

  

      

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クルマ散策:ヨーロッパ・ツーリング(出発編)

Furankfrutstation  勤続20年のリフレッシュ休暇を9月のシルバー・ウィークに引っ掛け、10年ぶりの欧州旅行に行って来ました。

 コースはドイツ・フランクフルトを起点に、ロマンチック街道を下って南ドイツのフュッセン、イタリアに入ってベネチア、ボローニャ、トリノ、南仏に移ってニース、プロバンス、アヴィニオン、スイスのベルンを経由、再びドイツに入ってシュトゥットガルト、そしてフランクフルトへ戻る時計回りの道程。

 自動車満載旅行・・・と行きたかったところですが、家人との旅ですのでその辺はお互い希望を半分ずつ、ということに。

Taxi  レンタカーはこれまでコンパクトカーのMTばかりでしたが、今回は長丁場の行程だし、高速を使うことも多いので思い切ってフルサイズ、しかもATに。クルマは代表車種のメルセデスCクラス。ディーゼルかな?と思っていたら以外にもガソリンのC180Kで、例のBlue EFFICIENCYでした。

 レンタカーの営業所があるフランクフルト中央駅入ると、ちょうど開催中のフランクフルトショーの垂れ幕(BMWの)が。ただ、残念ながら見学の時間はなしです。

 駅の前はタクシーが列を成してますけど、ウワサとおりメルセデスのEクラスばっかりなんですね。ある意味壮観でした。

Mb1  このCクラスの写真はドイツ、スイス、イタリア国境近くのものです。いろいろとクルマの写真を撮ってきましたので、旅の内容はともかく、これからその写真をひたすらアップして行きますので、よろしければ見てくださいね。

 では、また次回。

 

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クルマ散策:フランクフルト心象風景(その2)

Lfch  ISより小型化すると、こうやってハッチバックにするしかないということなんだと思う。たから、このLF-ChがまるでBMWの1シリーズみたいだ、というような話は今回の趣旨じゃなくて。

 このクルマを見て思ったのは、やっぱり国内のレクサスと海外のレクサスを同じにすることは無理なんじゃないか、ということなんである。

 レクサスに欠けていたのがコンパクトカーだ、というのは同感なんだけど、じゃあその回答がこれでいいのか?と聞かれると、少なくとも国内は違うんじゃないかと。

 欧州じゃあ、それこそBMWの1シリーズやメルセデスのA、アウディのA3あたりを相手にするわけだから、このアプローチが直球ど真ん中だ。コンセプトカー然としたデコレーションを剥げば、そんなに違和感がないところに落ち着くだろうと想像できる。ま、そしたらもっと1シリーズっぽくなるかもしれないけど。

 もちろん価格次第だろうけど、ハッチバックが定着している欧州ではそこそこ善戦する可能性もあるかと。って言うか、コンパクトという位置も含めて、レクサスの知名度を同市場で押し上げるチャンスとも考えられるかな。

 けれども、 日本のコンパクトはコレじゃない。それはフィットであり、ヴィッツであり、軽なんである。お値段も100万円からせいぜいが150万円。つまり、もうひと回り小さいし、小さいから安いんである。

 だから、高級ブランドのレクサスもその土台に乗った日本独自の商品展開が必要なんじゃないか? 求められる、つまり売れるのは(仮に)300万円のLF-Chじゃなくて、170万円の高級ヴィッツという考え方。450万円のISじゃなくて、200万円の高級カローラ、600万円のGSじゃなくて、250万円の高級アリオン、というようなね。あ、150万円の高級パッソでもOK。オリジナルのジャパン・レクサスね。

  個人的には日産ティーダの成功なんかにその芽があると思う。ラグジュアリー・コンパクトとして「そこそこ」の高級感を与え、150~160円で販売、ヒットした。で、この方向でもう数十万円分の贅沢を与え、レクサスならではの特別感、差別化を図るのを忘れないと。ま、デザインの方向性をいまと変えるか否かはまたべつの話としてね。

 そんな中途半端じゃどうなの? というご意見もあるかと思うけど、何たって中途半端じゃない現状レクサスが売れてないんだからさ。それでも、やっぱりこれじゃあレクサスブランドの意味がないよというなら、つまりレクサスは日本に要らないって話に戻るんである。

 

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クルマ散策:四国ドライブ

Shikokucalst  少し前になりますが、サラリーマンの方の出張ついでに、四国ツーリングをして来ました。

 本来なら快調な愛車で、と行きたいところですが、今回は出張ということでレール&レンタカーを利用。何と禁煙車のみ車種指定ができない、という規定のところ「そこを何とか・・・」ということで、以前一度利用して印象の良かったマツダ・デミオをお願いしました。

 仕事は徳島の神山と、愛媛の今治の4日間だったのですが、その後に高松、松山、中村(四万十)、大歩危・小歩危というコースでツーリングを選んでみました。

Shikokugamou  高松はもちろん讃岐うどんですけど、10年位前に最初に四国に行って以来、必ず寄っていた琴平の宮武が店じまいしていたのがショックで。仕方ないので、有名どころの「なかむら」や写真の「がもう」に行ってみましたけど、やっぱり宮武にはかなわないなあ、なんてね。

 松山では道後温泉、その後四国カルストに初めて寄ってみました。ガイドブックを見て山口の秋芳台なんかを想像しちゃいましたが、もっと小ぶりな感じですね。でも、写真のとおり美しかったです。

Shiokusimanto  四国カルストから、四万十を眺めつつ下った中村では、ここも初めてのお店で四万十料理をいただきました。ホテルの紹介だったんですけど、いやあ大正解でしたね。

 大歩危・小歩危も実は初めてで、ついでにということで有名な「かずら橋」にも寄ってきました。観光用の吊り橋ですけど、いやいや結構な怖さでしたよ。真ん中で動けなくなった若者とかもいたりして。

 大歩危からの川下りでは、斜め45度でそびえ立つ断層が圧巻でしたね。四国を横切る構造線は遠い昔に教科書で習いましたけど、延々と続く峡谷がそれなのか? たしか映画「日本沈没」で最初に岩盤が割れて沈むのがここだっけ? などと懐かしがって楽しんで来ました。

Shikokukuraudo1  下戸の珈琲好きとしては今回もカフェ巡りは欠かせなく、高松では写真の珈琲蔵人、徳島ではアルルト・コーヒー、高知では豆蔵と、しっかりチェックしてきました。豆蔵は以前も豆を買って帰りましたが、ホントここのは美味しい。

 で、相棒のデミオは今回も印象よしでした。1.3だと思えば結構走ってくれたし、ワインディングではよく曲がるのなんの。前方視界もいいし。清水草一氏がよくデミオが日本でイチバン、みたいなことを書いてますけど、気持ちは分かりますね。

 複合走行でも平均してリッター15キロ前後っていうのも立派でしょ。エアコン全開だし。個人的にはトルク重視な人間なんで、これで1.3ターボなんてあったら結構迷っちゃうかなあ。もちろんディーゼルでもね。

  そう言えば、先日取材した経済産業省の担当者が、雑談で「すぎもとさん、マツダっていいですよね、マツダ!」って結構強く推してたっけ。あれ、何だったんだろう?

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クルマ散策:フランクフルト心象風景(その1)

Bluemotion

 正式には17日からだけど、フランクフルトショーの出展車両が続々と発表されているのでそろそろ。

 東京ショーの外国車ほぼ撤退が影響しているのか、何だかその分内容の濃さが際立っているように感じる今年のIAAだ。

 で、公開前なんだけど、気になった出展内容からまずはVW。今回は同社が少し前から展開している省燃費、低炭素のブルーモーション・シリーズで、一気に量産モデル3台っていうのがスゴイ。

 基本的にはいずれもコモンレール式ディーゼルエンジンにハイギアードMT、アイドリングストップ、そしてエネルギー回生装置を組み合わせたものらしい。さらにボディの空気抵抗低減、転がり抵抗の少ないタイヤ、軽量かつ空気抵抗が少ないホイールと芸が細かいんである。

 これで新型ポロなら、1.2エンジンで30.3km/L。45リットルの燃料タンク満タンで航続距離は何と1363km! 東京からだったら熊本あたりまでOKで、さらに最高速度は173km/h。恐らくディーゼルの特性を生かして高トルクも期待できるでしょ。つまりは、単なる省燃費スペシャルのノロノロカーじゃないと。

 そうやって、新しいエンジンと既存の技術を組み合わせて日本のハイブリッドに相当するような「結果」を出すところがスゴイなあと思う。いや、その技術そのものも素晴らしいんだけど、省燃費やCO2の削減に向けて、こうやって色々な手法、技術を展開して見せるところね。今後当面のクルマのあり方に対して、これだけの様々なやり方がある、答えはひとつじゃないんだよと。

 もちろん、これからハイブリッドも出すんだろうけど、それにしたってディーゼル・ハイブリッドという展開もあるだろうし、とにかくいまの日本の「ガソリン・ハイブリッド以外はクルマにあらず」といった実に気持ち悪い方向に持って行かないのが大人な感じで。さらに、これが量産モデルっていうからなおのことね。

 このポロについて言えば、デ・シルバの手が入った新型は、引き締まっている分ゴルフよりもエクステリアのまとまりがよく思えるので、個人的に結構魅力的なんである。

 小排気量+過給器では、日産が来年登場の新型マーチでやるとか。でも、こういう細かい技術を巧いことコントロールさせるのは日本の得意とするところだったような気もする。もちろんハイブリッドだってそうなんだけど、それにしてもこの偏った流れは異常だもんねー。

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