クルマ散策:ダイハツ新型タントの発表会へ行く

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ダイハツの新型タント発表会に行って来ました。

最近は正式発表前に車両の写真を公表するケースが増えてきましたが、このタントもそうですね。メディア向けにはプロトタイプとしてすでに試乗会も行われ、記事にもなっていますし。

ここ数年はライバルのN-BOXがバカ売れですし、スペーシアも絶好調。そこで元祖スーパーハイト系としてはどんな巻き返しを図るのかな?と思っていたのですが、結構肩の力が抜けた感じだったのは意外ですね。もちろん、運転アシストや使い勝手の工夫は進化していますが、社運をかけました!みたいな妙な熱は感じませんでしたね。

まあ、N-BOXと真正面勝負してもそう簡単には勝てないでしょうし、チョット違ったアプローチを考えたのでしょうね。皆さんの目には新型はどう映っていらっしゃるでしょうか? あ、デザイン取材は後日あらためて行いたいなと考えています。

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クルマ散策:BMWの発表会に行って来ました

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今日、BMWの新型X7と7シリーズセダンの発表会に行って来ました。

輸入車の発表会はなかなか出席する機会がないというか、呼んでもらうキッカケがなかったので、最近いくつかのインポーターに声を掛けておいたのですが、その中からBMWから案内が届いた次第です。

そもそも自分の生活に7シリーズはあまり関係ないし、会場になった六本木の高級ホテルも入ったことすらないので、何というか落ち着かない感じでしたね。ただ、思っていたより大掛かりな会で、国産車と変わらない規模だったのは意外でした。さすがドイツ御三家ということでしょうか?

残念ながらデザイナーが来ていたわけではないのですが、日本の担当者から多少の話は聞けたので、できれば記事にしたいなと思っています。

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クルマ散策:自動車図書館に行って来ました

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今日は、サラリーマンの休みを利用して、御成門にある日本自動車会館内の自動車図書館に行って来ました。

同会館は何度か来ていますが、図書館は何だかんだで初めての利用ですね。今後のコラム用の資料集めだったんですけど、あっという間に数時間が経過してしまいました。最初は「結構狭いんだなあ」なんて思ったのですが、いろいろ見てみるとなかなかな蔵書数でしたね。

とても有用な施設ですけど、まあ我が家からは遠い・・・。

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クルマ散策:海外ショー、デザイン雑感(その2)

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海外モーターショーが花盛り。ということで、その中から国産メーカー出展車のデザインチェック。今回は上海モーターショー2019から3台を。

レクサス最大のSUVとされるLMは「これ、アルファードじゃん」と、ネットを中心に結構な話題になっている。まあ、どう見てもその通りで、中国中心の海外市場なら問題ないだろうというお手軽企画だ。

と、そんなお気楽さではあるんだけど、デザインの話としてはそうも言ってられない。そもそも、レクサス・デザインとは一体何だったか? 「先鋭と清妙の美」「L-finesse」。カーデザインをアートの領域まで高める。そう掲げたのは他でもない、トヨタ自身だ。

その当人がグリルを無理矢理スピンドルに変え、ピラーとリアランプに「それっぽい」メッキパーツをガンガン張り付けて「はい、レクサス一丁上がり」とするのは、まさにデザインの放棄。レクサスなんて、カーデザインなんてこんなモンさと。まあ、何て悲しい仕事なんだろう。

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ホンダのEV専用車であるX-NVコンセプトは、このカタチで何を示したかったんだろう?

すでに「Honda e」を発表しているタイミングで、現行世代代表のヴェゼルと日産リーフを足して2で割ったようなこのスタイルの意図は? もしかして、中国ではこういうシュッとしたボディがウケるからなのか、あるいは今後もホンダはこっち系のデザインを継続するということなのか。

ただ、仮に現行タイプを続けるにしても、ここまで工夫のないスタイリングはあんまりじゃないか? 地元の新興メーカーみたいにやたら派手にすればいいとは思わないけど、EVとしての新提案はもちろん、覇気も色気もまったく感じないんである。

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日産シルフィは、前回のヴァーサの上級版。例によって日産の最新デザイン要素が全部盛り込まれたセダン。

ただ、そもそも基本がシャープ指向だから、よりサイズの大きいシルフィの方が無理がなくまとまりもいい。Vモーションに寸詰まり感はないし、前後のブリスター風フェンダーもすっきりしている。

けれども、繰り返し書くけれど、じゃあ果たしてこの日産の最新セダンは個性的で美しいと言えるのだろうか? たしかに各部はエッジがきいてシャープだし、凝った面の造作も素晴らしいのは間違いないんだけど。

ヴァーサに対するティーダのように、初代シルフィのようなシンプルな優雅さや、あるいは初代ティアナのような独自のエレガントさなど、豊かな含みに満ちた存在感や独自性が感じられないのは、一体どうしてなんだろう?

デザインの進歩、進化って何なのか? あらためて難しいなあと思うんである。

 

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クルマ散策:海外ショー、デザイン雑感(その1)

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海外モーターショーが花盛り。ということで、その中から国産メーカー出展車のデザインチェック。まずは、ニューヨークモーターショー2019から。

まず最初は、スバル「アウトバック」。先のシカゴショーでのレガシィ発表時にここで残念な感じであることを書いたけれど、これをベースとするSUV風ボディも、当然それなりに残念なんである。

長いオーバーハングによるボリューム過多のフロントセクションは相変わらずで、しかも既視感満載の切れのないフロントフェイスによって新型感も欠ける。一方、例の「ダイナミック&ソリッド」によるカーブしたキャラクターラインが走るボディは、必要以上に痩せて見えてしまってフロントの重さを受け止められていない。

リアに向けて絞られるサイドグラフィックは、そのボディの中での居場所がボンヤリしていて、SUVとしてしっかり感を出したいのか、シャープにスポーティさを狙っているのかが何とも曖昧。

また、コンセプトカーではシャープに表現される「コの字」型ランプは、どういうワケか量産ではボテッとしていて重たい。とくにリアランプはSUVらしい力強さを加味した・・・ということなのかもしれないけど、実に野暮ったい。

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新型のハイランダーは、かつてのクルーガーの後継。最近のトヨタデザインはなかなか難儀だけど、いやこれはまたスゴいことになっているなあと。

切れ長の目と、エンブレムが妙に上に付いたスバルみたいなグリルの組み合わせがまず変だけど、その下で左右に広がるエアインテークがプレデターの顔みたいにグニャっとして実に気持ち悪い。

サイドでは、リアフェンダーの大きな張り出しがアウトドア的な表現なんだろうけど、一方で、Aピラーをブラックアウトし、まるでスポーツセダンのように伸びかにしたグラフィックと、どうにもアンマッチングだ。

ミッドサイズSUVと思いきや、リアランプはカムリみたいというのも同じで、もしかしたらその融合がコンセプトなのしれないけど、とにかく分かりにくい。クルーガーはもっと明快だったと思うんだけど。

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ニューヨークショーに先立つ北米の音楽イベントで発表された日産ヴァーサは、ラティオに相当するコンパクトセダン。ご存知のように、現在の日産はデザイン要素として「Vモーショングリル」「ブーメランランプ」「キックアップウエストライン」「フローティングルーフ」を掲げている。

これらをコンパクトなセダンに落とし込んだのがヴァーサなんだけど、なんて言えばいいのか、それが手段というより目的になってしまっているように見えて仕方がないんである。

シュッとしたクーペ調ボディに各種の要素を「全部盛り」にしたボディは、たしかにいまの日産っぽいんだけど、じゃあそれは個性的であり美しいクルマなのか?

たとえば、そうしたデザイン言語がなかった初代のティーダラティオは、何かがひどく物足りないとか、あるいは安っぽかったかと言えば、そんなことはまったくなかった。むしろ、全体のまとまり感は遙かに優れていたと思う。

ニューヨークショーなど、3台は北米市場を強く意識した商品開発なんだろうとは思う。だから「そこは意図的なんだ!」という声もありそうだけど、まあそれにしても個人的には残念な感じだ。

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クルマ散策:オートモビル・カウンシル会場を歩いてみて

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「オートモビル カウンシル2019」では、国産各メーカーのブースを取材して記事を掲載した。そこで感じたのは、メーカーの自社商品もしくはクルマというもの自体についての認識の違いなんである。

これはオートサロンでも感じたことなんだけれど、近年でいちばんシックリ来るのはマツダのブースだ。今回はロードスターがテーマだったけれど、単に初代から現行型までを並べるだけじゃなく、そこにストーリーを持たせた展示になっている。

さらに、当時の開発者のトークショーを行うなど、そのストーリーをより立体的にする企画も準備されている。もっと言えば、展示された最新型はロードスターの30年周年仕様という念の入れようだ。つまり、このブースで何を訴えたいのかが明快なんである。

一方、6台もの80年代車を並べたトヨタは「デートカー」「ハイソカー」「スポーツカー」という括りで車種をチョイスしたという。けれども、じゃあそれで何が言いたいのか、いまの時代に何を伝えたいのかが分からない。単に「懐かしいネ」しかない。

日産はGT-RとフェアレディZの50周年をテーマとしたけれど、前者が1969年の3代目と現行型、後者が初代と89年のZ32の2台ずつを並べただけで、その意図は不明だった。もちろん、各々は名車だったかもしれないけど、じゃあその50年は何だったのかという仕掛けは見当たらない。

オートモビルカウンシルは、新旧のクルマの展示による自動車文化の創出を掲げている。であれば、80年代のクルマを並べた意味は何なのか、そこから何を発信したいのかを明確にしなければ目的には達しないだろう。

その点、たとえば80~90年代の自社商品をメーカー品質でレストアするボルボのクラシックガレージなどは、マツダとはまた違った視点での明快な文化の発信に思える。

トヨタの担当者は、いまどきの若者が80年代車に惹かれる不思議さを語っていたけれど、じゃあその魅力とは一体何なのか? 正解は難しいにしろ、少なくともメーカーなりの「回答」をテーマとして打ち出して欲しかったんである。 

 

 

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クルマ散策:オートモビル・カウンシルに行って来ました

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今日から始まった「オートモビル・カウンシル」の取材に行って来ました。

地元から幕張メッセまでは60km強で、すんなり行けば1時間くらいなのですが、中央道と首都高4号線の上りが朝6時前には渋滞が始まってしまうので、その混雑を避けるべく5時起きで行ってきた次第です。眠い!

同イベントは昨年に続き2回目の取材ですが、ホール2つ分とそう広くはないのでゆっくり回ることが出来ます。今回、国産メーカーではトヨタ、日産、ホンダ、スバル、マツダが出展していましたが、それぞれの内容はこの回をどう捉えているのかが、あるいは旧いクルマ(商品)をどう見せたいのかなどが明快に表れていて興味深いところです。

記事が掲載になりましたら、あらためてお知らせします。

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クルマ散策:東京オートサロンへ出掛ける

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今日、東京オートサロンへ行って来ました。

ここ2年は、ちょうど1月のこの週にサラリーマンの仕事があって行けなかったので、かれこれ3年ぶりになります。

で、相変わらずの盛況ぶりですね。まあ、わずか3日間しかないので混雑具合もそれなりなワケですが、初日のプレスデイから大変な賑わいです。

個人的にはメーカー系の取材です。前回にも感じたことですが、カスタマイズカーに対する各社の認識の違いもあってか、非常に興味深い展示車を出すところと、そうでもないところの差がかなり大きいですね。せっかく出掛けたのだから全メーカーの取材をしたいのですが、そもそも「話を聞きたい」と思えるクルマがないところもあったりします。

いやあ、それにしても日ごろ運動不足の体には、幕張メッセの広さはこたえますね(笑)。

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クルマ散策:今年もよろしくお願いいたします。

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あけましておめでとうございます。

昨年は、本ブログやWeb記事等でいろいろとお世話になりまして、誠にありがとうございました。

さて、新年いちばんは、朝刊見開きの広告「トヨタイズム」で目が覚めました。いえ、お金あるなあとか、そういうことじゃなくて。

いかにも最近のトヨタらしい、人を驚かしてナンボな内容です。前後の脈絡もなくガツンとやるところが「らしい」です。大手広告代理店と自前の広告部門の悪ノリとはいえ、話題の昆虫博士に語らせるところも「何だ、それ」という。

相変わらず「変わる」の一点張りですが、まだ変わってないんでしょうか? 自動車メーカーですからクルマで変化を見せるのが本道ですが、たとえばマツダは少ない商品群で短期間に変わってみせました。たぶん、誰もが「変わったなぁ」と思っているんじゃないでしょうか。

いや、トヨタも商品で見せてはいますね。クラウンとか。でも、それってマツダの「変わった」じゃなくて、「あの人、変わってるね」の「変わった」に思えるんですけど、違いますかね。あ、もしかしてそれでいいということでしょうか。

スミマセン、新年から長くなりました。何だかんだで自分も相変わらずです。ライター業はずっと細々な感じですが、今年はもしかしたら多少広がるかもしれません。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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クルマ散策:期待する日産像って??

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着地は、そうそう簡単なものじゃないと思う。

日産車は知らないけれどゴーンさんは知っている、なんて知名度ナンバーワン・トップの逮捕劇は、もうマスコミにとっては大ご馳走な感じだ。完成検査不正など比較にならないほどの報道ぶりは、まあいつもの過熱方向にある。

一方、自動車メディアといえば、この手の不祥事ネタに対しては、世の中の動きとは逆に「応援」方向に向かうのが常だ。いまスバル特集を組んでいる「ドライバー」誌など、冒頭見開きこそ「不正は残念」なんて書いてあるけれど、その後に続くおよそ50ページの特集はすべて大応援記事という有様なんである。

ゴーン容疑者案件では、対応の早いWeb媒体で「評論家の声」がすでに何件か見られるけれど、気になるのは「今後は、かつてのようにクルマ好きが憧れるクルマを作って欲しい」的な結びなんである。本件の実体解明がまだまだなのにもう商品の話かい、というのもあるけど、それよりも「かつての憧れ」って何だ?と。

コトはすでに日仏間の話になっている以上、3者の関係解消なんてことはないにしても、日産内のルノー色が薄くなることはあり得る。そこに評論家諸氏が期待するのはわかるけれど、じゃあ現社長下の新体制で一体何を目指せというのか?

そもそも日産はクルマ作り以外の社内闘争で傾き、さらに「日産ファン」に偏重したクルマ作りで傾き、その挙げ句の外資受け入れになったんである。ゴーン容疑者を追放したら、日本人スタッフによって素晴らしい日産が復活するなんて簡単な話じゃないだろう。

実際、先の評論家の記事を見ると「シルビアを復活させろ」「やっぱり直6エンジンを」なんて無責任なコメントが散見される。そうした亡霊のような遺産にとらわれず、しかし日本市場にマッチし、かつ経営を支えられるようなクルマ作りの青写真はすでに用意されているのか?

西川社長による違和感満載の記者会見など、自動車メディアとしてはいろいろとツッコミどころはあるにせよ、もし「ガンバレ日産」「かつての日産を」的な話を持ち出すなら、そこには具体的かつ現実的な提案も加えるべきかと思う。

たとえば、それこそV字回復時の商品群なんかはいい見本だろう。3代目マーチ、2代目キューブ、初代のティーダ、ブルーバード・シルフィ、ティアナ、Z33フェアレディ等々。お金はなくともセンスがよく個性のある商品は作れるし、魅力的なクルマは変にグローバルを叫ばなくても、内外問わず売れるという好例だ。

また、仮に3社連合が継続したとしても、相互の部品共用などはとくに問題じゃないかと。経営安定のためのコスト管理とコスト第一主義はまったく違う筈。肝心なのは、その上での優れた商品企画なんである。

これから展開される自動車メディアでの日産案件は様々あると思う。けれども、少なくとも浪花節的な「技術の日産」で懐かしさを謳歌するなど、そもそも日産を傾けたマニア目線だけは避けて欲しいんである。

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