クルマ散策:雑誌に愛車が載りました

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愛車ジェミニが雑誌に掲載されました。

雑誌は芸文社の『ハチマルヒーロー』のいま売り号です。

といっても、実は以前載ったものの再掲です。今号の特集は50号記念の「ハチマル・ザ・ベストテン」という、80年代旧車のランキング。その中でFFジェミニが選ばれたということでの再掲ですね。

で、FFジェミニは第16位と微妙なところ。そりゃまあ、ハチマルといえば鉄仮面スカイラインやハチロク、マークⅡにレパードあたりが上位を占めるわけで、いすゞでそこそこヒットしたからといって、そう簡単に圏内には入りません。

それでも、こうして掲載してもらうだけで御の字ということですね。よろいければ書店にてチョット覗いてみてください。

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クルマ散策:女性の本音はどこに?

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いやあ、なかなか痛快だったんである。

毎週月曜日、17時過ぎのTBSラジオ「小沢コージのCRAグルメ」。今週のお題は「ダイハツ ミラ・トコット」。

例によって、イケイケの小沢氏がトコットのコンセプトを叫ぶ。いまどき女子は盛ったカワイさは要らない、エフォートレスな自然体で生きているんだ。スズキのラパンもミラ・ココアも、もう違う、と。

何せ、ダイハツの女性社員自身がココアに乗っていると「自分がカワイくなければいけないという脅迫観念で疲れる」と言っている。なるほど、トコットは単にカワイイじゃないし、サイドビューなどはドイツ車みたいじゃないか、なんて感じに。

ところが、これに対するアシスタントの皆川玲奈アナがよかった。ご存知の方も多いかと思うけれど、彼女は学生時代に自動車サークルに所属し、国内A級ライセンスを持つ異色のクルマ大好き女子アナだ。

「え、女子はやっぱりカワイイいのが好きなんじゃないですか?」
「あんまり盛ったカワイさは違うかもしれないけど、自分のクルマくらい自分の好きなようにしたい」
「自然体がいいとか、そんなことをメーカーから押しつけられたくない」

うーん、素晴らしい。もしかしたら、皆川アナはトコットのど真ん中のターゲットからは少し外れているかもしれないけど、しかしいまを生きる若い女性には違いない。その生の声がこれなんである。

いや、彼女の考え方自体がいいというのもあるけれど、それよりもトコットの企画、コンセプトが「その程度のもの」ということだ。エフォートレスとか、社内の企画会議ではそれなりに聞こえるんだろうけど、現場では何と薄っぺらく聞こえるのか、という。

まあ、国内A級ライセンスを持つ彼女が「普通の女子」かどうかはこの際置いておくとして。

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クルマ散策:アウディのデザインは大丈夫か?

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少々気が早いけど、アウディのデザインがちょっと心配なんである。

最近、新しいチーフデザイナーの元、アウディのデザインに変化があるのは知っていた。たとえば、ランプ類が薄くシャープになったりグリルのエッジがより立ったり。また、初代クワトロからヒントを得たというブリスターフェンダーも新しいテーマと思わせた。

まあ、それでも新しいA8などは流麗なスタイルを保っていたし、今後がこの方向でもいいのかな、なんて思っていたんである。けれども、最近になって新型A1やQ3のオフィシャルフォトが公開されるに至り、これはどうなんだと。

たとえば、新型A1にもクワトロ風のブリスター処理が施されているのに加え、やはりスポーツクワトロのオマージュとしてフロントグリル上部に3分割のスリットが設けられた。また、台形のシャープなリアピラーもまた同様だ。

結果、このA1についてはいささかビジーに見える。そりゃあ、コンパクトなボディに二つも三つも要素を入れたら消化できなくなるのは当たり前で、フロント両端のエアイントレットも大きく派手だから尚更ガチャガチャしている。

欧州メーカーが歴代モデルをリスペクトし、継続性を持たせることに注力しているのは周知のとおり。だから、新デザイナー氏が初代クワトロという、アウディの歴史を作ったモデルから多くのモチーフを抽出したのも理解はできる。

ただ、すべてのモデルに同じ手法を持ち込むのは疑問だ。たとえば、ブリスターについては大型のセダンやSUVに限定するなど、車種によって考え方を変えるべきだと思う。その点、Q3はひと回り大きいSUVとして煩雑さは薄れているけれど、全体のビジー感は同じだ。

まあ、何しろ現行A1などは極めてシンプルで端正なスタイルなだけに、公式写真にはかなり落胆した。もちろん、新型らしく内装をはじめとするクオリティは格段にアップしていそうだけど、スタイルが反比例ではもったいない。

おいおい、実車も見てないのにいささか気が早すぎだろうと突っ込まれそうだけど、まあ、いまから気が付いたことを言っておくのもいいかなあと。皆さんはいかがでしょうか?

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クルマ散策:銀座の日産ギャラリーを覗く

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銀座の日産ギャラリーに行って来ました。

用事としては、同じビルである銀座プレイス6Fのソニー・イメージングギャラリーへ行ったわけですが、ちょっと1、2F(NISSAN CROSSING)も覗いてみようかと。

改装でずいぶんとキレイになった日産ギャラリーですが、内容がいかにも日産っぽくて面白かったです。1、2Fで4台が展示してあったんですが、市販車は1台だけで、2台はイベントで展示されたコンセプトカー、1台は昔のレーシングカー。

しかも、市販車といっても「GT-Rニスモ」なので、まあほとんどコンセプトカーみたいなもの。多くのユーザーに身近な、もしくは身近に感じるクルマは1台も置いてないんですね。

つまり、ここは広告塔として日産のイメージが何となくよくなればいいと割り切っている。未来的なコンセプトカーとか高額なスポーツカーとか、具体的というよりイメージ先行で。

で、市販車となれば周知のとおり国内ではほとんど新車を出さず、三菱製の軽やらノート、セレナだけで商売している感じです。古かろうが少なかろうが、それで台数が稼げればいいわけですから。

僕は嫌いな言葉ですが、まあ見事な「選択と集中」ぶりですね。クルマは単なる商売の手段だと考えれば何の問題もないし、むしろ合理的です。

ギャラリーは、日本のユーザーへというより、どうも外国人旅行者の名所的な様相でした。きっと、ここに来ればカッコいいクルマを見ることができるとガイドブックに書いてあるのでしょう。

いやあ、こんなにつまらないギャラリーも珍しいですね。

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クルマ散策:阿蘇ミニドライブ

Img_0268サラリーマンの仕事で福岡・長崎に出張したついでに、阿蘇まで行ってきました。

長崎の駅レンタカーで借りた相棒はトヨタ・ヴィッツ。ひとりで気楽にドライブするにはこのクラスで十分です。最近のレンタカーは新車同様のものが多いので、なおさら。

高速を使って熊本インターまでは2時間半弱。長崎は大変な暑さでしたが、30歳の我が愛車と違って、近頃のクルマはエアコンがよくきくし、UVカットもすごいな、などといまさらな感心です。

10年くらい前に訪れてからすっかりハマってしまった南阿蘇ですが、まだ地震の影響は大きく、崩落した橋を始め道路の修繕箇所が目立ちます。地獄温泉など閉じたままの施設がある一方、もちろん再開している店も少なくありません。

Img_0143_2カルデラの眺めが素晴らしい地元の道の駅で高原野菜を買った後は、登山道を経由、倒壊した阿蘇神社でお参り後、有名な「やまなみハイウェイ」を走って宿のある黒川温泉へ。

翌日はチェックアウト後に、阿蘇小国町にあるパンの店「そらいろのたね」で買い物。ここはまさに絵本のような素敵な店で、もちろんどれも美味しいパンばかりです。

逆走台風が迫っていたこともあり、早めに博多まで戻って今回のミニドライブは終了。ヴィッツは以前借りた際、妙にうるさく真っ直ぐ走らないクルマという印象がありましたが、最新型はちゃんと走った感じです。しかし、顔もお尻も上下左右に引っ張りまくった厳つい表情が残念でしたね。

ちなみに、朝買ったパンは帰りの新幹線での夕食となりました。

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クルマ散策:旧車イベントへ出掛ける

Photo幕張メッセで今日から始まった「オートモビル カウンシル2018」に行ってきました。

「自動車文化とヘリテージカーの祭典」を謳うこのイベントは2年前から行われてきましたが、毎年この時期はサラリーマンの方の出張で出かけることができませんでした。今年は出張がなくなり、ようやく行けた次第です。

幕張メッセでの開催ということで、結構広い会場を想像していたのですが、実はホールひとつ分。気軽に出掛けてサッと見学するには、かえって丁度よい広さかもしれません。

また、国産メーカーは全社参加かと思っていたのですが、これも勘違い。今年はトヨタ(博物館)、日産、ホンダ、マツダ、スバルが出展。この5社についても展示の内容は様々で、とくに統一テーマのようなものはありませんでした。

メーカー以外のヘリテージ販売店も30社以上参加していて、各店それぞれの特徴を出していたようです。旧車ファンといっても好みは様々でしょうから、きっとどこか1社くらいはピンと来る展示があると思います。

ひととおりは見学してきましたので、また記事になったらここでお知らせします。

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クルマ散策:ジムニー発表会にへ行く

Photo今日、新型ジムニーの発表会へ行って来ました。

すでに公式サイトでスタイルが公開されていたものの、やはり20年ぶりのモデルチェンジということもあり、会場は満員な感じ。今回は小型車のシエラも同時発表で、展示台数もかなりのものでした。

社長さんの挨拶の中では、強い思い入れがあるとのことで会長さんのコメントが代読されました。商品説明も専用ビデオが作成されており、なかなか力が入っています。

ただ、どういうワケか通常設定される質疑応答がなく、説明後にサラッと撮影時間へ移行してしまいました。何か聞かれてはマズいことがあるのか、単に時間がなかったのか、いずれにしても珍しい進行です。

新型についてはやっぱりスタイルが話題です。会場には歴代3台が並んでいましたが、過去のスタイルのモチーフを使うのはアルトやイグニスと同じです。メルセデスGクラス並みにスクエアな表現については、後日しっかり取材したいですね。

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クルマ散策:トコットの発表会に出掛ける

Photo_3ダイハツの新型軽自動車、トコットの発表会にお台場まで行ってきました。

雑誌での予想イラストには、ミラ・イースの顔だけを無理矢理変えたものもありましたが、さすがにそこまでお手軽なクルマではありませんでしたね。

が、例によって女性向けの商品を若い女性社員のチームが企画するというパターンです。写真のとおり、発表会ではチームメンバーが前に並ぶというアピールぶりでした。

このあたりは、後日あらためてここに書きたいと思いますが、クルマの開発がこんなことでいいのかな?と毎回思います。やっている人たちは真剣なんでしょうけど、そもそもその発想自体がどうも。

TVCMは人気の吉岡里帆さんだそうですが、ライバルのラパンとはいい勝負になるのでしょうか?

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クルマ散策:モーターショー、国産車イッキ評(その3)

2019nissanaltimaphoto071200x800_2年明け以降のモーターショー、国産車イッキ振り返り。今回はニューヨークショー。

日産「アルティマ」はなるほどいまの日産のデザイン要素で固められている。フード下端からショルダーを経て、そのままリアまで届くラインは伸びやかで心地よい。ただ、その出発点となる自慢のVモーションは、果たしてここまで巨大にする必要があるのか? 空気を取り込んで後ろに流す勢い意識しているのかもしれないけど、いかんせん顔全体がグリルになってしまって表情に欠ける。

また、例のリアピラーのブラックアウトはやっぱり鬱陶しい。ルーフを浮かす、あるいはリアへの抜け感を出すなどの効果を狙ってのことだろうけど、なぜそういう小細工に走るのか。マーチクラスならともかく、ある程度上質さを表すLクラスセダンではオモチャっぽくていけない。そんな部分で勝負するのではなく、もっと大きな視点で美しさや伸びやかさを表現して欲しい。

20180328_01_07_s_2久々に国内販売されるというトヨタの「RAV4」はやっぱり残念だ。オーリスの兄弟であるカローラハッチと同様、ハの字を3段重ねしたようなグチャグチャなフロントグリルはまるで歯をむき出したような下品さで、これがSUVのワイルドさと思っているなら大きな間違いだろう。

この巨大な顔に負けまいとリアホイールアーチが大きく張っているんだけど、そこをふたたび削り込むようなラインが走る。凝っていると言えば聞こえはいいけど、単に要素を盛って「何だかスゴい」という印象を誘っているだけだ。加えて、Aピラーとリアピラー両方に施したブラックのラインがまたうるさい。一体どこまで抑制が利かないんだと思う。

2018nyas_forester_070_low_2新しいスバル「フォレスター」がほぼ現行のスタイルを踏襲したのは、もちろん販売が好調だからなんだろうけど、しかしせっかくのモデルチェンジの機会がもったいないと思う。これまで何度となく水平基調の先進的なコンセプトカーを作っておきながら、なぜ量産車はこうなってしまうのか? キレもなければスマートさもない。この野暮ったさはどうしたものか。

そして「ダイナミック&ソリッド」とかを体現しているという、そのキャラクターラインがいけない。ナイフでえぐったような切り口が「ソリッド」というのは分からなくもないけど、もともとボンヤリしているボディサイドが、このラインによってさらに不安定さを増してしまう。ダイナミックとかソリッドというのは、こういう直接的な細工で表すものじゃないと僕は思う。

3回のモーターショーでの国産車についてかなり散々なことを書いたけれど、もちろん批判することが目的なんかじゃない。専門家でもない僕程度の目から見ても、昨今の日本車デザインはそれほどにマズイことになっているということだ。

それは、雑誌メディアでさえ「デザインにはダイナミック&ソリッドを採用しているのでスタイリッシュだ」などと書いてしまう状況からもよくわかるんである。

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クルマ散策:モーターショー、日本車イッキ評(その2)

C180116b_001h_3年明け以降のモーターショー、イッキ振り返り。今回はデトロイトショーで。

3代目となるホンダの「インサイト」プロトタイプは、近年の残念なホンダが全開状態だ。シビックとアコードの中間に置くという発想は、おそらく2代目までの中途半端さを解消する狙いだと思うけれど、半端だったのは商品自体であって、そこからの巻き返しが欲しかった。

「普通のセダン」としてまとめるにしても、そもそも極めて残念な最近のホンダセダンに準じてしまっては元も子もない。前後・横、どこから見てもドヨンと個性のカケラもないボディに、あえてインサイトの名を付ける必然性がまず感じられない。できれば、ハイブリッド専用車として「らしい」特別感と、そこに実用性をマッチさせることで存在感を打ち出すべきだったと思う。

C180116a_004hアキュラ「RDX」は、インサイト同様、ホンダデザインの迷宮ぶりがそのまま出ている感じだ。アキュラには「プレジション・コンセプト」なるデザイン・フィロソフィがあるそうだけど、トヨタみたいに引きつったランプや、ボディサイドに何本ものラインを入れることが「的確」とか「精密」というのなら、そんなキーワードは捨ててしまった方がいい。

とりわけ、野放図にデカくなったグリルと飴細工のようなランプによるフロントは酷すぎて、もはや評することすら辛い。まあ、レジェンドも基本同じところを見ると、これが北米向けとして正義なんだというのかもしれないけど、ちょっとあり得ないセンスなんである。

Nissan_xmotion_concept_photo_031200日産の「Xmotion」は、自慢のプロドライブ搭載がニュースだけど、今後の日産デザインを示す役割もあるらしい。建築的なアプローチのタフな3列シートSUVを、近年のVモーショングリルとブーメラン型ランプでまとめたスタイルに破綻はない。

ただ、同じく破綻のないIMxシリーズ同様「それでどうした?」となってしまうのが残念。これが次期エクストレイルだとする記事にあまり説得力はないし、ランプやインテリアに匠の技を反映させたなどと言われても「どうして?」と。破綻はないけど、とくに現実感もないコンセプトカーを出すのは一体なぜか。どうも、いまの日産には具体的に期待するものがないという状況を象徴しているような気がするんである。

Infiniti_q_inspiration_exterior_031インフィニティ「Qインスピレーション・コンセプト」は、次世代の同ブランドセダンを示唆するモデルだそう。以前の「エッセンス」より、さらに要素を減らしたボディは、古典的とはいえまとまりはいい。二重構造を思わせるフロントグリルも、可変圧縮の新エンジンのパワー感を出しているし、美しさの追求も理解できる。

ただ、マツダのそれと違うのは、突き詰めたデザインを具体的に商品に反映させ、そのままユーザーに届けようという意志が感じられるマツダに対し、インフィニティ=日産群は、最少の資源・投資で最大のブランディング効果を狙おうといった、効率優先で自分たちを大きく見せようという姿勢ばかりが感じられてしまう。まあ、グローバル視点というのはそういうものだ、ということなのかもしれないけど。

では、次回はニューヨークショーで。

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