クルマ散策:ジムニー発表会にへ行く

Photo今日、新型ジムニーの発表会へ行って来ました。

すでに公式サイトでスタイルが公開されていたものの、やはり20年ぶりのモデルチェンジということもあり、会場は満員な感じ。今回は小型車のシエラも同時発表で、展示台数もかなりのものでした。

社長さんの挨拶の中では、強い思い入れがあるとのことで会長さんのコメントが代読されました。商品説明も専用ビデオが作成されており、なかなか力が入っています。

ただ、どういうワケか通常設定される質疑応答がなく、説明後にサラッと撮影時間へ移行してしまいました。何か聞かれてはマズいことがあるのか、単に時間がなかったのか、いずれにしても珍しい進行です。

新型についてはやっぱりスタイルが話題です。会場には歴代3台が並んでいましたが、過去のスタイルのモチーフを使うのはアルトやイグニスと同じです。メルセデスGクラス並みにスクエアな表現については、後日しっかり取材したいですね。

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クルマ散策:トコットの発表会に出掛ける

Photo_3ダイハツの新型軽自動車、トコットの発表会にお台場まで行ってきました。

雑誌での予想イラストには、ミラ・イースの顔だけを無理矢理変えたものもありましたが、さすがにそこまでお手軽なクルマではありませんでしたね。

が、例によって女性向けの商品を若い女性社員のチームが企画するというパターンです。写真のとおり、発表会ではチームメンバーが前に並ぶというアピールぶりでした。

このあたりは、後日あらためてここに書きたいと思いますが、クルマの開発がこんなことでいいのかな?と毎回思います。やっている人たちは真剣なんでしょうけど、そもそもその発想自体がどうも。

TVCMは人気の吉岡里帆さんだそうですが、ライバルのラパンとはいい勝負になるのでしょうか?

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クルマ散策:モーターショー、国産車イッキ評(その3)

2019nissanaltimaphoto071200x800_2年明け以降のモーターショー、国産車イッキ振り返り。今回はニューヨークショー。

日産「アルティマ」はなるほどいまの日産のデザイン要素で固められている。フード下端からショルダーを経て、そのままリアまで届くラインは伸びやかで心地よい。ただ、その出発点となる自慢のVモーションは、果たしてここまで巨大にする必要があるのか? 空気を取り込んで後ろに流す勢い意識しているのかもしれないけど、いかんせん顔全体がグリルになってしまって表情に欠ける。

また、例のリアピラーのブラックアウトはやっぱり鬱陶しい。ルーフを浮かす、あるいはリアへの抜け感を出すなどの効果を狙ってのことだろうけど、なぜそういう小細工に走るのか。マーチクラスならともかく、ある程度上質さを表すLクラスセダンではオモチャっぽくていけない。そんな部分で勝負するのではなく、もっと大きな視点で美しさや伸びやかさを表現して欲しい。

20180328_01_07_s_2久々に国内販売されるというトヨタの「RAV4」はやっぱり残念だ。オーリスの兄弟であるカローラハッチと同様、ハの字を3段重ねしたようなグチャグチャなフロントグリルはまるで歯をむき出したような下品さで、これがSUVのワイルドさと思っているなら大きな間違いだろう。

この巨大な顔に負けまいとリアホイールアーチが大きく張っているんだけど、そこをふたたび削り込むようなラインが走る。凝っていると言えば聞こえはいいけど、単に要素を盛って「何だかスゴい」という印象を誘っているだけだ。加えて、Aピラーとリアピラー両方に施したブラックのラインがまたうるさい。一体どこまで抑制が利かないんだと思う。

2018nyas_forester_070_low_2新しいスバル「フォレスター」がほぼ現行のスタイルを踏襲したのは、もちろん販売が好調だからなんだろうけど、しかしせっかくのモデルチェンジの機会がもったいないと思う。これまで何度となく水平基調の先進的なコンセプトカーを作っておきながら、なぜ量産車はこうなってしまうのか? キレもなければスマートさもない。この野暮ったさはどうしたものか。

そして「ダイナミック&ソリッド」とかを体現しているという、そのキャラクターラインがいけない。ナイフでえぐったような切り口が「ソリッド」というのは分からなくもないけど、もともとボンヤリしているボディサイドが、このラインによってさらに不安定さを増してしまう。ダイナミックとかソリッドというのは、こういう直接的な細工で表すものじゃないと僕は思う。

3回のモーターショーでの国産車についてかなり散々なことを書いたけれど、もちろん批判することが目的なんかじゃない。専門家でもない僕程度の目から見ても、昨今の日本車デザインはそれほどにマズイことになっているということだ。

それは、雑誌メディアでさえ「デザインにはダイナミック&ソリッドを採用しているのでスタイリッシュだ」などと書いてしまう状況からもよくわかるんである。

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クルマ散策:モーターショー、日本車イッキ評(その2)

C180116b_001h_3年明け以降のモーターショー、イッキ振り返り。今回はデトロイトショーで。

3代目となるホンダの「インサイト」プロトタイプは、近年の残念なホンダが全開状態だ。シビックとアコードの中間に置くという発想は、おそらく2代目までの中途半端さを解消する狙いだと思うけれど、半端だったのは商品自体であって、そこからの巻き返しが欲しかった。

「普通のセダン」としてまとめるにしても、そもそも極めて残念な最近のホンダセダンに準じてしまっては元も子もない。前後・横、どこから見てもドヨンと個性のカケラもないボディに、あえてインサイトの名を付ける必然性がまず感じられない。できれば、ハイブリッド専用車として「らしい」特別感と、そこに実用性をマッチさせることで存在感を打ち出すべきだったと思う。

C180116a_004hアキュラ「RDX」は、インサイト同様、ホンダデザインの迷宮ぶりがそのまま出ている感じだ。アキュラには「プレジション・コンセプト」なるデザイン・フィロソフィがあるそうだけど、トヨタみたいに引きつったランプや、ボディサイドに何本ものラインを入れることが「的確」とか「精密」というのなら、そんなキーワードは捨ててしまった方がいい。

とりわけ、野放図にデカくなったグリルと飴細工のようなランプによるフロントは酷すぎて、もはや評することすら辛い。まあ、レジェンドも基本同じところを見ると、これが北米向けとして正義なんだというのかもしれないけど、ちょっとあり得ないセンスなんである。

Nissan_xmotion_concept_photo_031200日産の「Xmotion」は、自慢のプロドライブ搭載がニュースだけど、今後の日産デザインを示す役割もあるらしい。建築的なアプローチのタフな3列シートSUVを、近年のVモーショングリルとブーメラン型ランプでまとめたスタイルに破綻はない。

ただ、同じく破綻のないIMxシリーズ同様「それでどうした?」となってしまうのが残念。これが次期エクストレイルだとする記事にあまり説得力はないし、ランプやインテリアに匠の技を反映させたなどと言われても「どうして?」と。破綻はないけど、とくに現実感もないコンセプトカーを出すのは一体なぜか。どうも、いまの日産には具体的に期待するものがないという状況を象徴しているような気がするんである。

Infiniti_q_inspiration_exterior_031インフィニティ「Qインスピレーション・コンセプト」は、次世代の同ブランドセダンを示唆するモデルだそう。以前の「エッセンス」より、さらに要素を減らしたボディは、古典的とはいえまとまりはいい。二重構造を思わせるフロントグリルも、可変圧縮の新エンジンのパワー感を出しているし、美しさの追求も理解できる。

ただ、マツダのそれと違うのは、突き詰めたデザインを具体的に商品に反映させ、そのままユーザーに届けようという意志が感じられるマツダに対し、インフィニティ=日産群は、最少の資源・投資で最大のブランディング効果を狙おうといった、効率優先で自分たちを大きく見せようという姿勢ばかりが感じられてしまう。まあ、グローバル視点というのはそういうものだ、ということなのかもしれないけど。

では、次回はニューヨークショーで。

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クルマ散策:オートサロン2018雑感

Event_171222003メーカーがオートサロンに本格参加するようになって数年経ち、おおよその取り組み加減が見えてきた。

その方向がスポーティだったりレジャーだったりの違いはあっても、大半は市販車の「そこそこ」なカスタマイズに収まる。つまり、いつもよりちょっと凝ったオプション装着車という。

スズキの「スイフトスポーツ・オートサロンバージョン」は、マットな塗装が野性味を感じるけど基本的には化粧直しだし、スバルは「VIZIV パフォーマンス」というコンセプトカーをベースにした点が異なるものの、やっぱり化粧違いの範囲内だ。

ダイハツは懐かしいデトマソを「スポルツァ」名で復活させたけれど、何せベースがミラ・イースだのブーンなので、どう見ても横に置かれた昔のシャレードに目が行ってしまうのが残念。

Photoその点、マツダの「カスタムスタイル」シリーズは実にキレイにまとまっているものの、じゃあ、これをわざわざオートサロンに展示する意味がどれだけあるのか?は結構疑問だ。

セレナの「オーテックコンセプト」は期待のe-Powerを載せているけれど、そもそもニスモとの棲み分けが不明瞭。若干表現が違うのはわかるけれど、どちらも走り・スポーティ路線なのはどうなんだろう。

メーカーがこうしてオートサロンを市販車宣伝の場と位置づけるのは理解できるけれど、個人的には、メーカーだからこそ高い技術力を生かしたユニークなカスタムカーを期待したい。

たとえば、ホンダアクセスの「ReZ」がいい例だ。CR-Zベースはいかにも無理矢理感があるけれど、それでもメーカー系列らしいテーマはちゃんとあるし、作り込みもしっかりしている。

Img_4007_2各メーカーがそういう視点で新しいカスタムカーを提案すれば、オートサロンとしての独自性が一気に上がるし、もちろん見る側の満足度も高くなる。

ただ、そこにはメーカーとして相応のデザイン力は必須だ。少なくとも、トヨタの「GRスーパースポーツコンセプト」みたいな滅茶苦茶なスタイルでは、満足どころか逆効果になりかねないんである。

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クルマ散策:カー・オブ・ザ・イヤー雑感

Photo_2なにも残念なのは、東京モーターショーだけじゃない。

2017-2018のカー・オブ・ザ・イヤー=COTYがボルボXC60となって、巷の媒体では選考委員が本音を出した云々が語られているけれど、まあ何を言っているのかなあと。

昨年も書いたけれど、第1次選考の「10ベストカー」が各メーカーからご丁寧に1台ずつ選ばれるという規定に、委員から異議が出されない時点でこの賞は終わっている。

たとえば、TVK系列で放送中の「クルマで行こう」のCOTY特集では、「選考は、この1年に発売されたクルマの中から、60名の委員の投票で上位10台を決める」という図入りの解説が流された。

10ベストカーの「忖度」は世間の常識じゃないから、その仕組みを省いた解説は明らかに視聴者へ間違った認識を与えてしまう。そんなことは司会のジャーナリストは元より、スタッフだって理解している筈なのに。

いや、それどころか、出演者ふたりの個人的オススメ3車の中に、カムリの煽りで外れたトヨタのCーHRが挙がっていたのは、もはや冗談としか思えない感じだ。もう、無意味の無限ループなんである。

さらに、日産とスバルが辞退した今回は、なおのこと意義が霞んだ方向だ。不正検査自体の問題点はともかく、辞退を選択するメーカーが同時に2社もあったのなら、僕は今年のCOTYを見送るべきだったとすら思う。

だから、いつになく狭められた候補から外国車が選ばれたからといって、評論家の本音云々を言われてピンとくる筈もない。もちろん、何でこの10台が候補?という現状は、ジワジワと賞の存在をユーザーから引き離す。

権威というのは、見る側の想定を大きく上回る内容が、かつ客観的に展開されて初めて生まれるもの。そう思えば、いまのCOTYは見事に真逆な存在じゃないか。

来場者数が減っているのに、「そうは思わない。自分が行ったときは若者で賑わっていた」などとワケの分からないコメントを評論家が書く。そういう東京ショーが傾くのが当然なのと、どこか似た話だと僕には思える。

つまり、専門家が寄ってたかってダメにしているという点で。

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クルマ散策:今年もよろしくお願いいたします。

Photoあけましておめでとうございます。

昨年は自分の稚拙なコラム等にお付き合いをいただきまして、誠にありがとうございました。

年明けは、何と元日の朝に新車を買う夢を見ました。国産車か外国車か記憶がないのですが、新しく出た大きめのセダンに飛びついたような感じです。まあ、いつまでも30年前のクルマばっかり乗っているな・・・ということなんでしょうか。

昨年は新車のデザイン取材に加えて旧車のコラムが入り、記事の数はほぼそちらがメインになりました。正直、こんなに続くとは思っていませんでいたね。

個人的にはブログでのコラムも定期的に書きたいと思っていますが、この1年くらいサラリーマンの方がいきなり忙しくなってしまい、昨年はあまりかけませんでしたね。今年も忙しいのは変わりそうもないですが、そこは反省点として頑張ります。

もちろん、新車が出た時はデザイン取材を継続します。年末にはスズキから2車種出ましたので、まずはそこからになるでしょうか?

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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クルマ散策:クロスビー発表会へ出掛ける

Photo今日、スズキの新型クロスビー発表会へ行って来ました。

会場は何と先日のスペーシアとまったく同じところ。12月の駆け込み2車発表会ということで同時に確保したのでしょうか?

まあ、誰がどう見てもハスラーの拡大版なわけで、質疑応答でも「軽の拡大版ということで不利はないのか」「市場の食い合いはないのか」など、そちら方面の質問が多かったですね。

もちろん、例によって社長なり開発スタッフは「これはまったく違うクルマです」「ハスラーの拡大という認識はない」という回答に終始しました。このあたり、もっと柔軟に答えた方が面白くなるのでは?と思いますが、やっぱり形式的になっちゃいますね。

ところで、クロスビーは全車1リッターターボエンジン+マイルドハイブリッドというのは意外でした。後席乗車の想定やコンセプトとおりの「楽しい走り」を想定すれば当然なのですが、何となくNAもあるのかなと思っていましたので。

それにしても、スズキの小型車はソリオにフルハイブリッド、イグニスがNAのみ、バレーノはターボなど、車種によって結構エンジン構成が異なります。もちろん、それぞれの性格に合わせての発想なのでしょうけど、ちょっと分かりにくいですね。

個人的には、1リッターターボまたはフルハイブリッドの2本立てで統一したほうがスッキリすると思うのですが。

それでは、記事になりましたらここでお知らせいたします。

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クルマ散策:スペーシア発表会に出掛ける

Photo今日は、スズキの新型スペーシア発表会へ行って来ました。

ご存知のとおり、新型は東京モーターショー出展済だったので、スーツケースをモチーフにした内外装はすでに周知のものでした。ただ、会場には多くの展示があり、色のバリエーションなどは発表会ならではでしたね。

N-BOXが独走状態のトールワゴン。今日も質疑応答では各新聞会社の記者さんからは、そのあたりの認識を問う質問が多かったのが印象的です。このあたり、ホンダを持ち上げつつ、しかし販売台数の差について具体的は触れませんでした。

こうした大きな発表会では、応答もかなり形式的なものになりがちです。なので質問と噛み合わないこともごく普通にあります。

しかし、「どうしてN-BOXに追いつけないのでしょう?」なんて質問には、もっと腹を割った回答をした方がある種の賛同を得られると思うんですけどね。若干のウィットを込めて。

そういう器の大きさを示せば、新社長も名物会長とは違ったポジションを得られるんじゃないでしょうか?

では、記事になりましたらここでお知らせします。

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クルマ散策:東京モーターショー開催です

Photo今日、東京モーターショー・プレスデイに行って来ました。

会場時間前後の不案内、残念なプレスセンターなど、相変わらずな運営はともかく、取りあえず取材に出掛け、無事終了しました。

今回はアメリカ、イギリス、イタリアが不参加なのに加え、ビッグサイトに新館が追加されたこともあり、とくに国産メーカーは結構ゆったりしたスペースを確保していましたね。それでも絶対的には狭いのですが、歩き回っての取材には助かることもあります。

東京ショーは「先進技術見本市」的な方向を模索しているようで、実際TVニュースの取り上げ方もそんな感じです。ただ、実際に会場に訪れれば、やはり面白いクルマがどれだけあるかが重要で、そこは肝心なところです。

その点、今回はホンダ、ダイハツ、スズキ、マツダは頑張っていたと思います。トヨタはどうもチグハグというかまとまりがないというか。日産はリーフばっかり置いてあって、国内商品が手薄なことが明白なブースになってしまいました。

取材内容については、記事が掲載されましたらここでお知らせします。

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