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雑誌記事:新型センチュリーのインタビュー記事です

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新型センチュリーについて、デザイナー・インタビューが掲載になりましたのでお知らせします。

新型については、ボディに落とし込んだ「技法」や「様式」などの話が聞こえてきますが、一般的なデザインの話がなかなか聞こえてこないのが面白いところですね。それだけでも話になるし、内装の「こだわり」などはもうネタが尽きないといった感じなのかと思います。

今回の取材も諸々制限のある中でのものだったので、いつもに増して形式的なやりとりが目立ってしまうのが恐縮ですが、よろしければお時間のあるときにご笑覧いただければと思います。

 (クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/27/633358/

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新車心象風景:ホンダ N-VAN

Nvan

ホンダらしさって何だろう、と考えたんである。

アクティやバモスがあったとはいえ、いよいよ本格的に商用市場に切り込むんだという強い意志は、ヒットブランドの「N」シリーズとしたことでも十分伝わるところだ。

とにかく、スタッフの熱が高い。デザインコラムのための取材でも、カタチの前に、このクルマの開発がどんな経緯で進んだのかの説明が、詳細な資料映像とともに延々と続く。

当初のパッケージング検証が非常に甘かったこと、そこから現場重視の姿勢に軌道修正したこと、ユーザーへの徹底したヒアリングを行ったこと、そしてその声をいかに取り込んだのか、等々。

デザイン部門でさえこれだから、エンジニアリング部門などえらいことになっているんだろうなと思う。ユーザー、たとえば職人さんの声は極めて具体的な要望であり指摘でもある。それはつまり「機能」として、聞けば聞くほどやることが見えてくる。

たぶん、スタッフ皆が同じ方向を向くことになって、いい流れができたんだと思う。で、やればやっただけ「自負」も生まれてくる。ここまでやり切ったゾ、というような。勢い、取材では「まずこの経緯を聞いてくれ」となる。これを聞いてもらわにゃ話にならないんだ、と。

使う人の立場にたった開発はホンダの源泉。その意味でN-VANはとてもホンダっぽい。けれども、だ。デザイン取材に出向いた僕としてはこうも思う。「何でこんなにN-BOXに似てるんだろう」「このエクステリア、そんなに機能を感じる?」「ぶっちゃけ、このカタチって新しい?」

ホンダには、常にパッケージからカタチを発想するという伝統があるらしい。ただ、それは「機能が高ければカタチは二の次」という意味じゃないだろう。実際、シビックやビート、ステップワゴンなど、かつての名車は優れたパッケージをより優れたスタイルで包み込んでいた。

N-VANは「スクエア」「しっかり」「フレンドリー」をデザインのキーワードに掲げた。ここに「新しさ」「斬新さ」はないけれど、もちろんそれは大前提での話ということじゃなかったか?

「我々はN-BOXに似ているとは思っていません」という回答の意図は理解できる。けれども、いや、だからこそN-VANには、ホンダらしいと手放しで評価できない少しの物足りなさを感じるんである。

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新車心象風景:ホンダ/N-VAN

ホンダらしさって何だろう、と考えたんである。

アクティやバモスがあったとはいえ、いよいよ本格的に商用市場に切り込むんだという強い意志は、ヒットブランドの「N」シリーズとしたことでも十分伝わるところだ。

とにかく、スタッフの熱が高い。デザインコラムのための取材でも、カタチの前に、このクルマの開発がどんな経緯で進んだのかの説明が、詳細な資料映像とともに延々と続く。

当初のパッケージング検証が非常に甘かったこと、そこから現場重視の姿勢に軌道修正したこと、ユーザーへの徹底したヒアリングを行ったこと、そしてその声をいかに取り込んだのか、等々。

デザイン部門でさえこれだから、エンジニアリング部門などえらいことになっているんだろうなと思う。ユーザー、たとえば職人さんの声は極めて具体的な要望であり指摘でもある。それはつまり「機能」として、聞けば聞くほどやることが見えてくる。

たぶん、スタッフ皆が同じ方向を向くことになって、いい流れができたんだと思う。で、やればやっただけ「自負」も生まれてくる。ここまでやり切ったゾ、というような。勢い、取材では「まずこの経緯を聞いてくれ」となる。これを聞いてもらわにゃ話にならないんだ、と。

使う人の立場にたった開発はホンダの源泉。その意味でN-VANはとてもホンダっぽい。けれども、だ。デザイン取材に出向いた僕としてはこうも思う。「何でこんなにN-BOXに似てるんだろう」「このエクステリア、そんなに機能を感じる?」「ぶっちゃけ、このカタチって新しい?」

ホンダには、常にパッケージからカタチを発想するという伝統があるらしい。ただ、それは「機能が高ければカタチは二の次」という意味じゃないだろう。実際、シビックやビート、ステップワゴンなど、かつての名車は優れたパッケージをより優れたスタイルで包み込んでいた。

N-VANは「スクエア」「しっかり」「フレンドリー」をデザインのキーワードに掲げた。ここに「新しさ」「斬新さ」はないけれど、もちろんそれは大前提での話ということじゃなかったか?

「我々はN-BOXに似ているとは思っていません」という回答の意図は理解できる。けれども、いや、だからこそN-VANには、ホンダらしいと手放しで評価できない少しの物足りなさを感じるんである。

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雑誌記事:歴代クラウンのデザインコラム4回目です

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歴代クラウンのデザインを振り返るコラム、4回目が掲載になりました。

今回はクジラの愛称で知られる4代目です。といっても、前回までと同様、ボディ全体をしっかり見たのは今回が初めてなので、愛称の意味を把握するまで時間がかかりましたけど。

この4代目はあまりに斬新過ぎて失敗作とされています。たしかに、法人など一定数の層には受け入れにくいスタイルではありますが、黎明期の熱量を考えると、こういうステップも当然あるだろうなとは思いますね。

失敗作が出るとすぐさま修正が入り、その後も後ろ向きになる・・・というパターンは、すでにこの時からできていたようですね。

それでは、下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/18/630152/?post_date=20180918110446

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新車心象風景:トヨタ・シエンタ

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意外に素直だったなあ、と思う。

シエンタについては発表時にここにも書いたけれど、当初から好感は持っていたんである。それは、久々にトヨタらしい佳作だったから。

つまり、とんでもなく革新的とか高級感があるとか、想像を超えた・・・みたいな話じゃなく、普通のユーザーのちょっとだけ先を行った「カッコよさ」と「先進性」を感じさせる巧みさがあったからなんである。

とくに、80年代から90年代初めにかけての商品展開はこの「巧さ」が光っていて、日産をはじめ他メーカーが右往左往する中、見事にニッポンのユーザーの中心部分を掴んだと。一方、カムリだクラウンだと抑制を欠いた攻撃スタイルに邁進する現在のトヨタの中にあって、シエンタのカジュアルさは肩の力の抜け具合が気持ちいい。

だから、マイナーチェンジではどうなっちゃうんだろうと若干心配だったんである。ヴィッツやカローラのマイナーチェンジのように、「これでもか」の大爆発方向だったら残念だなあと。ところが、これが意外にまともだった。

フロントランプから下るブラックパーツのラインは、もともと下端でグリルとつながっていたけど、ここを離したのが意外。初期型も他車のような無理やり感はまったくなく、逆にこれが
シエンタの特徴になっていたけれど、離してもそれ程のバランス欠如はなさそう。少なくとも、ここをもっと派手に、なんてことじゃなくてよかったと。

また、リアドア下のアクセントやリアパネルについては大きな変更はなく、そこもよかった。フロントの変更でそれなりの表情の変化は出せているので、無理にあちこちを変える必要はないので。

唯一「おや?」となったのが、ルーフとのツートンカラーだ。まあ、企画自体は流行だから仕方がないのかなと思うけれど、リアピラーで塗り分けをしたのはいかにも中途半端だ。2色であることをアピールしたいとか、あるいはピラーをブラックで伸びやかさを、なんて意向は分からなくもないけれど、ここはルーフ部分で収めるべきだったと思う。

とまあ、その程度の疑問というのは、最近のトヨタ車では本当に珍しいんである。よっぽど開発主査の狙いが明快なんだろうか?

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雑誌記事:歴代カローラデザインコラムの3回目です

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カローラの歴代デザインコラム、3回目です。

相変わらず旧いクルマのデザインを読み解くのは難しいのですが、それでも1974年発表ともなると、随所に新しい世代を感じさせる部分が出てきて面白いですね。

それにしても、いまでこそ「何だ、カローラか」なんて軽口を叩きがちですが、少なくとも初期はどれも相当な気合が入ったデザインが施されていますね。もちろん、日本の大衆車としてオリジナリティが確立されていたわけではないですけど、何とかしたい・・・という気概は伝わってきます。

それでは、お時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/14/628852/

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雑誌記事:ホンダN-VANのデザイナーインタビューです

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デザイナーさんへのインタビュー記事が掲載になりました。

今回は、ホンダN-VANです。

取材は和光の四輪R&Dセンターで行ったのですが、実は何だかんだで初めて伺ったんですね。結構古い建物を改装して使っていて、ちょっと想像と違っていました。

N-VANはすでに各媒体でいろいろな記事が書かれていますが、とにかく「現場の声」をトコトン聞いての開発という面がクローズアップされています。実際、相当踏み込んだヒアリングがあったみたいなのですが、何しろその取り組みの紹介がすごいんですね。

もともと、メディアの記事は広報資料の焼き直しみたいのが多いので、さらにそんなガッツリした説明を受けたら尚のことです。もちろん、デザインとは機能を含めた話なので、どんな工夫をしたかといった話もアリなんでしが、しかし結果的にどういう造形に落とし込んだのかが重要なので難しいところです。

それでは、お時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/11/627831/

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雑誌記事:歴代カローラコラムの掲載です

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旧車コラム番外編、歴代カローラデザインの2回目です。

力の入った初代の大ヒットによって、2代目はその正常進化版となったようですね。これはいまでもそうですが、売れたモデルをベースに各部を「豪華に」「高性能に」というアプローチで、ある意味冒険は避けている。

こういう場合は、そのわずかな進化が先代のよさを消してしまって沈む場合と、プラスαが功を奏してヒットが継続する場合。カローラに関しては、登場後間もないこともあり、後者の部類に入ったようです。

しかし、本文にも書きましたが、そうなると3代目をどうする?という葛藤につながって行くのも、いまと同じということですね。

それでは下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/07/626380/

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雑誌記事:新型ジムニーのデザイナー・インタビューです

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デザイナーさんへのインタビュー記事掲載です。

今回は、20年ぶりのモデルチェンジとなるスズキの新型ジムニーです。

もともと年間生産予定台数が少ないのですが、それでもすでに数年分の受注があったというヒット感があふれています。まあ、先代が20年も作られたんだから代替えも少なくないのでしょうけど、このシンプルデザインが広く受け入れられているのも間違いないですね。

歴代のモチーフを検証、取り込むあたりは、外部デザイナーのウワサが絶えない現行アルトとイグニスに次ぐものですが、これも社内デザインとキッパリ断言されています。個人的にはインテリア、とくにインパネのデザインが秀逸だなあと感じていて、こんなのが出来るなら他の車種もちゃんとすればいいのに・・・と思ったりします。

まあそれはともかく、方向性のブレていないデザインは見ていて気持ちがいいものですね。もちろん、賛否はあるでしょうけど。

では、お時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2018/09/04/625414/

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雑誌記事:歴代クラウン・デザインの2回目です

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歴代クラウンのデザインを振り返るコラム、2代目です。

僕自身、それほどこの時代のクラウンをチェックしていたわけではなく、ここまでアメリカ車の影響を受けていたのかと新鮮な印象ですね。まあ、いまだってドイツ車の影響を受けているわけで、とくに珍しことではないんですけど。

それにしても、すでにこの時点で高速時代を反映した空力ボディとは驚きです。まったく新しい要素として、各社競って検証、実験したんでしょうね。

それでは、お時間がありましたら下記サイトにて。

( クリッカーサイト)

 https://clicccar.com/2018/09/01/624235/

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