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クルマ散策:東京ショー散策「トヨタ・S-FR」

Img_2007 このクルマ、ある意味で実に東京ショーらしいと思うんである。

 現行の「86」は廉価でコンパクトなFRスポーツ待望論の中で登場し、それなりの話題になったわけだけど、「いや、本当はもっと安くて小さいヤツが・・・」という本音は次第にヨタハチ後継なんて話になり、実際こうやって壇上に置かれたわけだ。

 けれども、その待望論はそれこそかつてのハチロクをもう一度という実に狭くマニアックな層からの声であって、とくにクルマ好き一般の声じゃない。なんだけど、一部の雑誌をはじめ、とにかく「これぞ今回の主役」みたいなことになっていたと。

 で、実際のS-FRはそんな声を体現するかの如く実に子供っぽいカッコで現れた。キーンルックだのアンダープライオリティだの、あちこち尖がった造形に邁進するトヨタ車の中で、どうしてこういうデザインになるのかがサッパリわからないままに。

 いや、そりゃコンセプトカーだからね、という話であったとしても、じゃあこの丸いコンパクトに何か別の新しい提案があるのかと言えばそれもまた見当たらない。何だろう、それこそヨタハチの安易な焼き直しという以外に何も思いつかず、明るい黄色のボディカラーのお陰でそれっぽく目立っているだけで。

 そんなクルマが主役なんだゼというのは、超内向きな国際ショーと実にマッチしている。その一部雑誌が、「どうやら市販化は白紙」と報じている残念さや中途半端さもまた同様に。

 もちろん、それが日本一のメーカーからの発信というところも肝だ。

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クルマ散策:東京モーターショー開催

Img_1990 東京モーターショー・プレスデイ初日に行って来ました。

 取材をするには都合がいいですけど、やっぱり国際ショーにしては東京ビッグサイトって狭いですね。

 オープンは8:00ですけど、普通に見てると10:30くらいには東館を見終わり、さらに狭い西館を見ても昼前には余裕で見終わってしまいます。

 もちろん、プレスルームの余裕もあまりなく、ランチ会場もかなり劣悪な環境だったりします。この辺、外国メディアの方々はどう思ってるんでしょう?

 ま、僕の場合サラリーマンの仕事を有休で出掛けるので、「2日間ないと回れない」というのも、それはそれで困るわけですけど。

 取材関係が落ち着いたら、順次出展車の感想などを書いてみたいと思います。

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クルマ散策:やっちゃえ、NISSAN!!

Photo とにかく話題になればいい、ということなんだろうか。

 「やっちゃえ日産」のTVCFは、まず永ちゃんを持ってきてヤンチャぶりをアピールして見せた。

 これ、人選はなかなかいいところをついたと思う。ベテランの歌手ではあるけど、結構幅広い年齢層に支持を得ているし、以前からの日産党あたりには、もうド真ん中にガツンと来そうじゃないか。

 実際、ネットを中心に結構な話題になっていて、ニュースやコラムのネタになっているようだし、周囲のクルマ好きにもかなり盛り上がっている向きがある。何かこう、血が騒ぐというか、一種の高揚感をもたらすみたいで。

 けれども、じゃあ何を「やっちゃう」のかを考えてみると、話は急激に怪しくなるんである。

 永ちゃんが体を張って?披露する自動運転技術は、もちろんいまや日産独自の技術じゃないし、リーフ=EVは日産自らがHVへ急遽シフトしているように、商品としては行き詰まった感じだ。

 続く「まっさん」のシャーロット・ケイト・フォックス版のNV200は、ニューヨークでタクシーに採用されたとはいえ、日本市場云々の話とはあまり気持ち的にもリンクしない。

 そもそも、何でリーフだのNV200だの微妙なところを持って来るのかといえば、もちろん現行ラインナップが壊滅的に魅力を欠いているからだろう。ここ数年の売れ筋と言えばノートとセレナ、そして軽くらいだ。いまさらそのあたりを持ってきても当然「やっちゃえ」にならないんである。

 ご存知のとおり、お得意のグローバル展開を進めた結果、自国の登録車シェアは気が付けば10%程度まで落ち込み、いまやホンダは遥か彼方だ。こいつは何とかしなくちゃいかんとうのが今回のTVCFの契機だろう。

 けれども、永ちゃんが渋く「やるヤツか、やらないヤツか」と問うたところで、実際のラインナップのほとんどは「やらないヤツ」ばっかり。渋ければ渋いほど虚しさが募る。

  この乖離が実に悲しいところなんだけど、逆に言えば実態がないからこそ「やっちゃえ」なんていうイメージで攻めるしかないんだろう。だから日産としては、この仕掛けに反応してくれるメディアやユーザーが少しでもあれば、もう儲けモノなんである。

  ちなみに、トヨタもまたドラえもんだのTOYOTOWNだのイメージ戦略が目立つけれど、こちらは商売をキッチリやったうえでの上乗せ戦略であるところが大きく違う。国内市場を見据えた商品を確実に売ったうえで、さらに薄く広く市場拡大を狙うと。

  実態を伴うか否かでその差はあまりに大きいわけで、だから日産の方は何となくウケればいいやと思っているのかもしれない。であれば、その目的はそこそこ達成しているとも言えるんである。

 

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Drive My Car:長野ツーリング

Img_1914  先週末、長野の定宿へ温泉ツーリングへ行ってきました。

 1日目は中央道に乗り、まずは塩尻へ。何度も通っている井筒ワインと五一ワインのワイナリーで買い物(写真)、その後近くのイタリアンの店「アルセーバ」で昼食を。この店、住宅地内にひっそり佇む、まさに隠れ家的な風情ですが、美味しい上にボリュームもあっておススメです。

 その後は松本まで足を延ばし、中町通りを少々散策してから定宿の鹿教湯温泉「三水館」へ。もう数えきれない程?通っていますが、もちろん飽きたりしません。 

 秋のメニューはキノコ鍋です。キノコといっても普通の鍋にシイタケやエノキをちょっと添えて・・・なんて中途半端なものじゃなく、地元の山で採れる珍しいキノコが7、8種類、しかも山盛りで出されるとても珍しい鍋です。

 温泉そのものは単純泉で珍しくはないですが、すっかり涼しくなった長野での温泉はいよいよ気持ちよく、実際温まりのいいお湯です。そしてとにかく雰囲気がイイ。

 翌日は、上田へ出て「みすゞ飴本舗」で買い物をしてから小布施へ。

 少し前にテレビ東京の「アド街」で扱っていたこともあるのか、いつもにも増した賑わいでした。チェックしておいた蕎麦店「富蔵家」でかき揚げ蕎麦を(写真)いただいてから、人気の洋菓子店「パティスリー・ロント」へ。

Img_1924_2 この時期限定のタルトタタン目当てでしたが、あまりの人気で売り切れ。が、何と予約発送をしてくれるとのことでお願いをして来ました。忙しい筈なのに、実に丁寧な対応で感銘した次第です。ちなみに、タルトタタン以外のケーキも実に美味しそうなものばかりでした。

 その後は近くのリンゴ園に寄ってお土産を買ってから帰途へ。

 今回の総行程約560キロ。リッター約16キロと高速中心の燃費はなかなか。31万キロを越えた愛車ジェミニは、とくに故障も不調もなく爽快に走ってくれました。

 雪が降る前に、またどこかへ出かけたいですね。

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雑誌記事:デザイン記事掲載されました

Photo 雑誌記事が掲載されました。

 記事は本日発売の『ホリデーオート』誌で、先日発売になったダイハツ・キャスト特集内にて、チーフデザイナー・インタビューを書いています。

 取材は先月実施された試乗会会場にて行いました。会自体は文字通りメディア向けの試乗用イベントですが、各開発スタッフも同席することが多く、この日も試乗会が行われている一方、別室にて取材というかたちでした。

 担当デザイナー氏はもともとインテリアデザインの取りまとめ役をされていたそうで、エクステリアをチーフとして本格的にまとめたのは初めてだそうです。

 で、キャストは、3つの顔それぞれにライバルを想定された対抗馬的軽カーとして扱われていますが、その「装飾」の違いをあらためて聞いてもあまり面白くはないので、今回はキャストそのものの魅力がどこにあるかを聞いています。もちろん、この辺は皆さんの評価もいろいろあると思いますが。

 限られた誌面で多くを聞くことは難しいところですが、お時間がありましたら是非ご笑覧いただければと思います。

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