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Drive My Car:リアシートの張替え

Photo 愛車ジェミニのリアシートを張替えました。

 車齢に沿い、29年間リアガラスからの日差しと紫外線に晒されていただけあり、黒のシート生地は、とりわけヘッドレスト付近で劣化が激しく、もはや白茶けている状態でした。

  先日、車内清掃をしているときに、何気なくその部分に手をやると、「ボソッ」という感触とともにシートの一部が崩れ落ちたのです。

  あ、こりゃイカンということで、すぐさま対応することに。しかし、もちろんパーツとしてのリアシートはもはや在庫があるわけもなく、さらにオークションなど中古品もまったく期待できません。じゃあ、仕方ないので張替かなと。

  愛車ジェミニのフロントは純正レカロで、リアシートも生地は同じです。しかし、大阪にあるレカロ修理専門店に相談したところ、純正生地はすでに入手不可とのことで、お店推薦の代替えオリジナル生地を購入することとしました。これは、裏綿付のなかなかいい品物です。

  張替自体は、行きつけの工場経由で専門店に出し、約2週間半で作業が完了しました。
出来上がりは写真のとおりですが(グレー部分はオリジナルのまま)、とにかくきれいに仕上がっています。ヘッドレスト以外でも座面などは生地が薄くなってきていたので、張替の効果は大きかったようです。

  ま、生地と張替で結構な金額になってしまいましたが、「これであと10年は安心ですね」という担当サービスの方の言葉に気をよくして納得したいと思います。

  さて、夏休みにはどこかへドライブに出掛けたいですね。

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雑誌ナナメ読み:懐かしさ最優先?

Navicars どこかに期待があるだけに、結構残念な感じなんである。

 雑誌「NAVI CARS」の定番企画、「NAVI CARS TALK」のお題はトヨタ・アルファード。

 ライバル、日産エルグランドのお株を奪ったコテコテのラージサイズミニバンは、意外にも新型では運転席で楽しめる出来となっていることが好評で、これをニッポン独自の高級車として認めるべきだろうとの方向に話は進む。

 さらに、その流れは「これまで自動車評論は欧州文化に軸足を置いてきたが、そろそろ自国のヤンキー文化を認めなくちゃいけない」と収束する。日本車の運転の安楽さ、快適さを受け入れよう、もっと素直になろうと。

 まあ、言いたいことはわかるけど、ちょっとそれはどうかと思ったんである。

 結構に高価なベルファイアの運転の安楽さ、快適性、操安性、そして静粛性を認めて評価したいのなら、それはそれでいいんだと思う。かつて、トヨタ車を筆頭に追求された時速100キロ以下限定の快適さが時を経て相応に進化し、いい意味での日本車独自の快適性を獲得したとしても不思議じゃないし。

 ただ、それとヤンキー文化とはちょっと違うだろうと思うんである。

 アルファードもベルファイアも独自の豪華絢爛さはまさにヤンキー方向だけど、「運転してよかった」というのは派手な見た目とはまた別の話だろう。ミニバンという形態自体もいまや日本だけの土着風習じゃないし、そもそもTALKメンバーはギラギラのグリルや紫色に光るインテリアを誉めているわけじゃない。

 いや、独自の「ラクさ」がヤンキー文化と繋がっているんだと言いたいのかもしれないけれど、ジャージスタイルのそれは「ユルさ」なのであって、しっかりとした走行性能が素晴らしいというなら実は真逆の話だ。もちろん、それはこれまでの自動車評論の方向と特段違わなくて。

 NAVI CARSという雑誌は、かつてNAVIに関わった編集者が「あの頃をもう一度」という趣旨で作ったかに見える。それは、特集や各コーナーがほとんど当時のまんまで、驚くほど新しい発見・発信がないことからも感じるところだ。

 残念ながら、「もうそろそろヤンキー文化を受け入れる時期に来た」という結論も、だから想定内の「異論」に聞こえてしまうんである。あー、ちょっとしたことでそんなこと言っちゃうのね。じゃあ皆さん、もうポルシェとか評価しないのね、というような。もちろん、ヤンキーなジャージ姿の扉写真という”お約束”も含めて。

 NAVI CARSはもちろんNAVIじゃないのだから、きっと同じものを期待するのは違うんだろうと思う。ただ、語っているメンバーはいまやベテラン、第一線の方々ばかりだ。時代が変わったとはいえ、それならそれで、かつてNAVIがそうだったように、「読者の想定」を上回る何かが欲しいと思うじゃないか。

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