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雑誌記事:不定期コラム掲載しました

2 自動車専門サイト「カービュー」での不定期コラムが掲載になりました。

 今回は、このたび2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたマツダ・デミオについて、チーフデザイナー氏へのインタビューを行いました。

 チーフデザイナー氏へのインタビュー記事は、プロトタイプ公開直後から各媒体で行われていましたし、発売後は例の「~のすべて」シリーズでも展開されています。

 なので、インタビュー自体は珍しいものではないですし、いまさら何か新しい話が聞けるのか?というプレッシャーのようなものもありましたが、ここは自分に素直な質問をぶつけた形です。

 少し前に、デミオのデザインでは気になる箇所がある・・・といったことをここに書きましたが、今回はそれについても聞いています。

 まあ、何か明快な回答をもらったわけではないのですが、やはりそれなりに苦労した部分だそうで、「この部分について聞かれるとは思わなかった」そうです。なので、そこだけでも他にはない記事になったかな、と思うようにしています。

 それでは、よろしければ下記サイトにてご笑覧ください。

(カービューサイト)

http://carview.yahoo.co.jp/article/column/20141017-20102246-carview/

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Drive My Car:ジェミニ、30万キロに。

Hakone1 愛車ジェミニが30万キロに達しました。

 まったく同じ1986年式のターボ・ディーゼルに乗っていて、そのドライバビリティと燃費の良さに感銘していたものの、しかし高速域での騒音と振動はやはり旧世代のディーゼル。じゃあガソリン・ターボということでイルムシャーモデルを中古で探そうかと。

 ただ、白・紺・赤の3色構成だったイルムシャーでは、もう赤しかあり得ないということで探しはじめ、なんと見つかったのが3年後。赤は新車時に極めて不人気だったそうで、当然中古車市場にもないわけです。

 これを逃してはならないと購入したのが平成6年。すでに登録から8年を経ていて、購入時はたしか6万キロちょっとだったかと。

 あれから20年、通勤をメインに近所の買い物、遠方へのツーリングと24万キロを走ったことになります。その間ラジエターだのクラッチだの電装品だの、それはあちこち壊れてくれましたけど、まあよくもここまで走ってくれたものです。

30 特段旧車マニアじゃないですけど、いま乗り換えたいと思える新車がないのは事実です。いいナと思えるクルマはいくつかありますが、「10年乗っても飽きないだろうな」というのはない。それどころか、日々ジェミニの注目具合が高まって来ています。

 たとえば高速道のSA、あるいはコンビニの駐車場などで声を掛けられるのは日常茶飯事。先日は信号待ちをしていたら、対向車線を走っていたトヨタ・サイノスがいきなり隣に止まり、ドライバー氏が目を丸くしてジェミニに見入ってました。そこまでしなくても・・・とは思いますが、「いいですネ」というアイコンタクトを送ってくれるのはやっぱり嬉しいものです。まあ、サイノスっていうのも結構なもんですけど。

 内外装はもとより、機能パーツまで次々と生産中止に追い込まれている我がジェミニ。もういつ乗れなくなってもおかしくない状況ではありますが、とにかく自分としては大切に、しかし日常使いとして毎日乗り続けようかと思います。

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雑誌ナナメ読み:素直がイチバン

R 素直に書いているなあと思ったんである。

 絶好調の軽自動車に関しては、相変わらず燃費と空間競争中心のインプレッションが続いている。もちろん、コペンのような例外はあるけれど、基本は自転車が載るかとか、リッター30キロに届くかとか、まあそんな話だ。

 広く重くなる車体に対し絶対的に非力で、結果アクセルを踏み込むために燃費も期待ほどのびない。そういう軽規格についてはここで何度も書いてきたけれど、まあそういう雑誌記事はほとんど見かけない。

 だから、『CARトップ』誌での中谷明彦氏による記事は、当然といいつつも意外だったんである。

 今号で中谷氏は、ハイトワゴンタイプの比較記事などふたつの企画で軽を語っているんだけど、いずれも結びには「乗るんだったらターボにするべき」としている。街中の平地だけならまだいいけれど、坂道や高速でNAはどうにもパワー不足だと。

 違う記事・ページなんだけど、いずれも同じことを書いているというのが面白い。つまり中谷氏にとってみれば、軽はいつ乗ってもそう感じる乗り物ということなんだろう。

 けれども、それは特段レースドライバーじゃなければわからない次元の話じゃない。試乗センスのない僕だって、代車などでしばらく軽に乗れば、少なくともNAはメインカーになり難い非力さを痛感するし、エンジンをガーガー唸らせることで燃費の悪さを実感する。

 ところが、同誌の同じ号でさえ、たとえば新しいワゴンRの新車インプレッションでは、Sエネチャージが加速のアシストにつながっていないことに疑問は呈されず、アイドリング・ストップの再始動がスムーズであることに満足した記事にとどまっていたりする。

 軽規格を変えることが早々現実的でないとすれば、最低限ターボという選択を示すことはごく当たり前だと僕は思う。軽はまあこんなものとしてベーシックなNAが前提とされるのは、だから思っている以上に普通じゃない状況ではないのかと。

 いや、もちろんユーザーによっては「NAで十分だ」という意見があってもそれはそれでいい。話は評論を行う側の意識の問題だ。

 僕は中谷氏の活動に詳しいわけじゃないけれど、記事を読んでいてとても素直なものに思えたんである。軽は軽なりに書かないといけない・・・なんておかしなバイアスがなく、あ、これは非力だな、じゃあターボだな、という。

 その人独自のこだわり、あるいは表現力など、自動車評論家としての見せ所はいろいろあるだろうけど、その基本とするべきものは「素直な感覚」なんじゃないか? そんなことをあらためて思わせた記事なんである。

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雑誌ナナメ読み:世間の評判はそうだけど・・・

Photo 『ENGINE』誌のDセグメントセダン比較特集、おや?と思ったんである。

 『NAVI』誌の元編集長と一部編集メンバーが移った本誌は、その名物編集長が辞めてからも、ある種の批判精神と独自性を感じる誌面となっている。とくに新車のインプレッションは他誌には見られない鋭角な内容が展開されていて、なるほどと思わせるものがある。

 なんだけど、今回のメルセデスCクラス、BMW3シリーズ,レクサスIS、日産スカイラインによるセダン比較特集の中、「カッコいいか?」というカタチに関するの選考項目で、Cクラスが断トツトップとされたのが意外だったんである。

 まあ、「カッコいい」というのは感覚であって、感じ方は人それぞれだ。けれどもこの記事では評価の一項目として点数化しているから、これはもう客観的なデザイン評論と同義と考えるべきだろう。

 いや、客観批評にしちゃあ「めちゃくちゃカッコいい!」という発言があったりするんだけど、しかし「ラインが整理されてすっきりした」という感想も含めて、それはどうかなあ?と思うんである。

 僕は新型Cクラス、デザイン評価は高くないんである。

 ヘッドランプ内のLEDがグニャっとS字を描いて気持ち悪いように、これが全体を象徴していると僕は思っている。そのヘッドランプ自体がモアッとしていて緩いし、フロントのエアインテークも締まりがなくデカい。

 とりとめのないリアランプも含め、そうやってパーツがいちいちクドい上、こいつがヌメッとしたリアクオーターやサイドボディのキャラクターラインを悪い意味で助長している。

 ミニSクラスという表現は間違いじゃないけれど、ずっと各パーツの比率が小さいSではクドさは出ていない。弟のCLAも基本造形は同じだけど、やはり若干顔が小さい分何とか助かっている。

 シンプルで分かりやすい造形テーマを持たず、ミニSクラスとしてこんな感じかな・・・という塑像的な「盛り」の造形が失敗した感じだ。逆に、それが偶然うまくいったのがインテリアで、結構クドい処理は見当たるものの、最終的に手探りな感じは残らなかった。

 そのインテリアがいいもんだから、エクステリアの点数も引っ張られているんじゃないか?というのが僕の印象だ。個人的には、かつての直線基調をうまく取り込んだ、先代の方がはるかに点数が高いと感じている。

 まあ、業界的にパーフェクトなモデルチェンジということになっているから、この記事も何となくそんなものと見てしまいそうではある。けれども、いつも一歩先を行く評論をみせてくれている同誌だけに、なんだか流れに乗ったような今回の記事は相当に意外だった。

 これは、クルマ評論におけるデザインという、いまだに主流になり得ないジャンル故のことなんだろうか?

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