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雑誌記事:「カービュー」不定期コラム後編です

 Photo「カービュー」での不定期コラム。協業篇の後編が掲載になりました。

 後半はエンジンやシャシーなど部品の共用などがメインです。ダイムラー製エンジンのスカイラインや、トヨタ製HVシステムを載せたマツダアクセラ等々。

 どういうレベルの共用が望ましいのか、あるいはファンの支持を得られるのか。それをひとことで線引きするのは難しいですね。そこはメーカーの姿勢がそのままあらわれるところで、単にコスト云々だけだと簡単に見抜かれてしまう。

 そのあたりについてがこの後編になります。

(カービューコラム)

http://carview.yahoo.co.jp/article/column/20140728-20102156-carview/

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雑誌記事:不定期コラム掲載されました

Photo 「カービュー」での不定期コラムが掲載になりました。

 今回は最近の国内メーカーの協業を検証する、というテーマです。

 きっかけはダイムラー製のエンジンを載せた新型スカイラインの登場ですね。メディア的には2リッターのスカGが帰ってきた、というノリになっていますが、それを含めた各種協業を振り返る、あるいは想定するといった内容です。

 いまや共同開発、技術提携は国内外とも「当たり前」の様相ですが、その内容は様々で、もちろん各メーカーの姿勢、特色が出ているのが面白いところです。今回のコラムは各々に深く迫るというというよりは全体を俯瞰するイメージですが、よろしければお時間があるときにアクセスしてください。

(カービューコラム)

http://carview.yahoo.co.jp/article/column/20140722-20102149-carview/

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新車心象風景:スバル・レヴォーグ

Photo いろいろな意味で、これからに期待するクルマなのかな、と思う。

 これを「インプレッサのワゴンでしょ」と言ってしまえば話はそこで終わりなんだけれど、そういう単純な正体をいかにうまく包装するかが商売といのもまた事実だ。

 大きくなりすぎたレガシィに代わって、日本市場に合わせたワゴンを用意しましたというストーリーは、だからアイサイトで活気づいた新規層には取りあえず通用するだろうと。「25年目のフルモデルチェンジ」というコピーはどうにもピンと来ないけれど、これもまた「なるほどネ」という層はきっとある。

 日本専用などと言いつつ、1780ミリもある横幅はどうなんだなんて話も、評判のよかった4代目と同じですという説明が用意されているようだ。何だかんだで、実際は欧州市場あたりを横目で見ながらの開発なんでしょ、とクルマ好きに見抜かれていたとしても。

 コの字型に張り出したアクセントを持つホークアイとヘキサゴングリルの組み合わせは、最先端スバルのアイコンとして不足はない。レガシィならリアに抜けてもいいだろうウインドウグラフィックも、たとえばデザイン部長が現行レガシィ同様ここはボディ色だと言えば、まあそれは最新のスバルスタイルと考えられるし。

 いわゆるダウンサイジングとは違うと思うけれど、なぜかそういうふれ込みで紹介される1.6リッターエンジンも、これが最新の高効率エンジンだと言えば納得だ。

 歴代の買い換え需要の支えに加え、そうした新規層も積み重なってか、初期受注はそれなりに好調とのことだけれど、それは想定したほどでもないという声も聞く。なるほど、全幅1800ミリに近いこのワゴンの販売状況がすっかり落ち着くのは、それほど先のことじゃないかもしれない。

 ただ、それはレヴォーグが打ち上げ花火的なクルマということじゃない。尻上がりにヒットするか否かは恐らく今後の展開次第で、レヴォーグが25年目のレガシィだというなら、歴代がそうであったように、商品力を常に維持する工夫が必要かと。

 たとえば、燃費性能ですっかり遅れをとったスバルとしては、本当は最初から用意したかったのがディーゼルやHVだけど、これは早い次期に投入できるなら遅いということはない。いや、実際欧州市場に持って行くなら、この際ユーロ6対応の水平対向ディーゼルに本格チャレンジするのも悪くないと思う。もちろん、レヴォーグ以外にも展開できるんだし。

 それから、内容の濃い特別仕様の適宜追加。べつにSTIとかだけじゃなく、もっと幅広い視点でエンジンや足周りに手を加えたバリエーション、かつてのブリッツェンのような高付加価値仕様など、実のあるスバルらしい商品力を見せ続けることが肝要かと。これは歴代でずっと行ってきたことだから、その勘所も十分知り尽くしているわけだし。

 そうやってスバルらしい工夫を続ければ、レヴォーグは単なるインプレッサのワゴン版に止まることはなく、独自の商品価値をもつことができると思う。そして、この手の商品展開は一旦うまく行くと好循環が始まることも多いから、まさに尻上がりなヒットも期待できる。

 ところで、レヴォーグが日本市場で成功したあかつきには、トレジアがパッとしないコンパクトクラスにも本格参戦を期待したいところだ。いや、そのコンパクトと軽を見切ったからこそいまの絶好調があるんだという話は理解できるけれど、そこはそれ、やり方次第だと思うので。

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Drive My Car:長野ツーリングふたたび

Img_0529 愛車ジェミニが復帰したのを機に、行きつけの宿としている長野県は鹿教湯温泉に行ってきました。

 前日にエンジンオイルを交換し、タイヤをローテーションして出掛けた初日は、中央道を走って松本方面へ。

 途中、塩尻で「イヅツワイン」のワイナリーへ寄った後、松本ではいつもの蕎麦「浅田」へ。目の前に出された十割蕎麦の写真など撮ろうものなら「早くたべないと味が変わっちゃうよ!」と店主の大声が飛んでくるような店ですが、やはり味がいいだけに客は絶えません。

 松本城近くの中町通りを散策、通りを一本入ったカフェ「Laura」で珈琲豆を買ってから宿へ向かいます。

 常宿「三水館」は今回も気持ちよく過ごせました。夏のメニューは野菜のグラタンがメインですが、今回は何と筍を使ってのもの。意外な組み合わせですが、柔らかい筍とチーズの組み合わせが絶妙。

Img_0523 翌日は、宿のオーナーから教えてもらった佐久市のカフェ「YUSHI CAFE」へ。最近のカフェ流行の中でもこの店は相当レベルが高かった。センスのいい内外装もそうですが、いわゆるカフェでは珍しくコーヒーの種類が充実しています。いまどき浅煎りなブレンドも実に飲みやすかった。もちろん豆を土産に購入。

 その後小諸、上田近辺をゆったりドライブしてから帰途へ。

 総走行630キロ。復活したジェミニは30万キロを目前にしながら今回も頑張ってくれました。燃費は高速中心でリッター16キロオーバーとこちらも好調。まあ、省燃費タイヤのおかげもありますけど。

 これから旧車には厳しい季節になりますが、ジェミニには何とか今年も頑張って欲しいと思います。

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クルマ散策:アウディと軽自動車

Photo スズキは、今後主力車種のデザインを一新するとし、まずは次期アルトのデザインに和田智氏を起用すると発表した。

 発表の記事では、外部デザイナーの起用を「スズキでは珍しい」としていたところがあるけど、そこはちょっと違うかもしれない。

 かつてのフロンテやキャリーがジウジアーロなのは有名だし、SX4も同じイタルだ。先代スイフトもイタリアのカロッツェリアの「協力」を得たというから、実際には外部の手が入っていると思われるし。

 だから、スズキが外部デザイナーに委託するのはアリとして、しかし今回の和田氏というのは正直意外だった。

 いや、日産での初代、2代目のセフィーロやアウディでのA6、A5といった輝かしい経歴を持つ日本人デザイナーが、そのアウディを辞めて独立したままどうするんだろう、などと思ってはいた。注目されるべき日本人デザイナーは奥山清行氏だけじゃないぞ、と。

Photo_3 でも、ふたたびクルマのデザインに本格的に取りかかるのであれば、国産か外国車かはともかく、それなりのクラスのサルーンなりスポーティカーなんだろうな、と漠然と思っていたんである。大した根拠もなく。

 だから、いきなり軽自動車というのはそこそこの驚きだった。あ、そうなんだと。

 ただ、それこそ実用セダンを基本に美しいクルマを生み出してきた和田氏の経歴を考えれば、まさに実用の極みのような軽を手掛けるのは、個人的に非常に楽しみではある。

 誤解を恐れずに言えば、僕はある種のスポーティカーよりも、セダンやハッチバックなどの実用車をうまくまとめる方が、デザインとしては難しいんじゃないかと思っている。

 歴代のフェラーリや、セダンでも流麗なマセラティなどを手掛けるピニンファリーナよりも、フィアットや日本車のコンパクトなどで傑作を残してきたイタルデザインに感覚がフィットするのはそのためかもしれない。

 だから、ダイハツのコペンやホンダのS660だけやります、といのではなく、アルトという「道具感」満載の5ドアボディから始めるというのは実に面白いし、実用と美しさ、質感のバランスをどう表現するのかに期待している。

 もちろん、今後あのカプチーノ後継のようなモデルや、あるいは次期スイフトなどの小型車も含め、スズキ車をトータルでデザイン・監修すればいいのになとは思うけれど。

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