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クルマ散策:ルーテシア展示会に寄り道

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 今日、サントリーホールへ行くついでに、東京ミッドタウンで開催されているルノー・ルーテシアの展示会に寄り道してきました。

 これは、週末の今日明日、ミッドタウンのコートヤードに新型ルーテシアの全グレードと全色を展示、日曜日にはピストン西沢と河口まなぶ両氏による、FM番組の公開放送を行うというイベント。

 今度のルーテシアは7色のボディカラーに内装も4色の設定があるし、加えて着色した3色のアルミホイールまであるから、こういう全色展示はなかなかいい試みですね。

 それに、インポーターの主催とはいえ、しつこいセールスがいるわけじゃないのでゆっくり見られるのもよかったし、数名の説明員がいるので必要なときには質問もできると。

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 今日は開会早々の11時過ぎに寄ったのですが、結構な来場者がいたのが失礼ながら意外でしたね。人気のドイツ御三家でもないし、かといってピンクのクラウンって話でもないのに。しかも、皆さんかなり真剣な感じで見入っていました。

 まあ、ダウンサイジング・エンジンに6速デュアルクラッチという最新の技術を、これまた新しいルノーデザインで纏った新型ルーテシアは、相当現実的な選択肢になり得たということですね。

 だから今度はイケるぞ、とインポーターが勢いづくのも当然なんでしょう。こんな機会(商品)は滅多にあるもんじゃない。これなら人気のポロと真っ向勝負できるぞと。

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 それに、デザイン・ハブを擁し、いまや様々なデザインの発信地点となっているミッドタウンを会場に選んだのもなかなか。実際、イベントもルノーデザインをかなり前面に出していましたからね。

 昼過ぎには会場を後にしましたが、これなら午後の時間も、もちろん明日の日曜日も盛況になるんじゃないでしょうか?

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新車心象風景:ホンダ・フィット

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 なぜこういうスタイルなんだろう、と思う。

 刷新したベースエンジンに、新世代のHVシステム。基本的なグレード展開はそのままに、中身の更新に注力した3代目は、フルモデルチェンジに十分足るだけの材料を持っていたんである。

 まさに満を持しての新型デビューは、これが「ホンダの本気だゼ」とアピールを隠さない。初代と2代目を上回る成功はもう約束されたものという声は、メーカー自らはもちろん、すでに雑誌メディアからも聞かれるところだ。

 実際、評価の高いスイフトともデミオとも異なりながら、フィットは独自の方向性でちゃんと成長してきた。それはこの3代目もそうで、決して立ち止まることはなく、ましてや後退もなく、誇るべき日本のコンパクトカーと言っていいんじゃないかと。

 そうなんだけど、この3代目にして「おや?」となったのがスタイリングなんである。

 たとえば大きく変わった顔。ホンダはこれが今後のグローバル展開車専用グリルだと言うけれど、すでにインサイトなどで原型を示していたこの顔に特段の新鮮味はない。何でもホンダは今後デザインで”攻め”に出るそうで、この顔の設定もその一環なのかもしれないけれど。

 ま、ファミリーフェイスと言えば聞こえはいいけれど、それまで築いた車種別の個性や特徴をなくしてまで統一する必要があるのかは考えどころだろう。もちろん、一定の様式を持っていても、クルマによってそれなりの応用がきくものならともかく、今回のランプとグリルが一体になっている顔は、展開の幅が相当に狭そうだ。

 いや、クルマ全体を見ればこれがフィットであることは明白だれど、少なくとも顔に個性は感じられないし、これがフィットの顔である必然もあまり感じられない。初代、2代目と巧いこと育ったフィットの財産が、そこにはもう残っていないんである。

 そして、スポーツカーのように大きな口を開けた前後のバンパーは、フィットをいささかずんぐりしたフォルムに見せてしまっている。本来、安定感を強調する筈のレーシーな処理なんだけど、この小さなボディではどうにも消化できず、後ろ姿などには逆に妙な腰高感まである。

 さらに、件のボディサイドラインはやっぱり取って付けた感が強い。複雑なランプ形状の新しい顔や、キックアップさせた落ち着きのないサイドグラフィック、上方向に拡大したリアランプなど、とにかく3代目はゴチャゴチャと要素が多過ぎるんだけど、逆にそれで全体を何とか支えているフシがある。サイドラインは、その悪循環上に引かれたとしか思えないんである。

 何でも今回はNSXを手がけたデザイナー氏が担当したそうだけど、そのスポーティの味付けがあまりに短絡的で子供っぽいんである。そもそも、スポーティだというなら2代目だって十分スポーティで、しかもその表現は実によく練られた「大人な」ものだったじゃないか。

 「常識を疑え」といったオーリスが実に退屈で子供っぽかったのと一緒で、妙に力むとロクなことにならないのが日本車の常、のような気がする。頑張った中身の進化を考えれば、このチグハグさはかなり残念な感じだ。

 いや、もちろん僕らユーザーだって相当子供っぽいから、「今度のフィット、スゲェ格好いいじゃん」となることを、もしかしたらスッカリお見とおしだったりするのかもしれないけれど。

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クルマ散策:阿蘇ツーリング

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 博多への出張のあと、代休をとって阿蘇までツーリングをしてきました。

 ツーリングは2泊コースで、初日は南阿蘇、二日目も阿蘇市小国町のわいた山温泉という滞在型。出張パックのオプションが日産レンタカーだったので、旅の相棒は廉価カテゴリーののマーチです。

 初日は博多駅前の営業所から都市高速、太宰府経由で九州道へ。使い慣れない”ナビ”という最新ツールを扱いつつ、2時間弱で熊本の街へ。

 今回は出張の初日から台風接近という最悪の天候だったのですが、仕事が終わってからも基本的に雨模様が続き、高速も雨の中です。

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 熊本では城と繁華街を散策、有名なラーメン店「黒亭」で昼食を。ここは大変な行列店らしいのですが、平日の12時前ということなのか、とくに並ばずに入れました。おすすめの玉子入りラーメンをいただいてから、一路阿蘇方面へ。

 熊本から阿蘇へは何度も走っていますが、来る度に道路が整備されているのがわかります。以前は細い国道でそれなりの時間がかかっていたのですが、4車線化が進んだためか、結構スムーズに流れるようになっていました。

 南阿蘇では「夢しずく」というちょっぴり変わった名前の温泉郷と同名の宿へ。翌日がガッツリ和風な旅館を予約していたので、初日はホテル風旅館です。

 翌日はチェックアウト後、観光名所の白川水源などを散策し、事前にチェックしておいたJAZZが聴ける喫茶店「ウッドサイド・ベイシー」へ向かいます。

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 ここは一見”蔵風”の建物で、外からはその手の店に見えないのですが、中にはいると正面にステージがあり、ピアノやドラムまで置いてあって、何とライブができる喫茶店でした。実際、地元のビックバンドを招いての演奏もするそうです。

 JAZZ喫茶としては、スタジオモニターでもある往年のJBLがドンと構え、しかし最新の設備としてネットワーク・オーディオも備わっています。ただ、当日はマスターの厚意でアナログ盤での視聴をさせていただき、その音の良さに圧倒されました。

 その後は霧で視界ゼロの阿蘇登山道、雨に濡れたやまなみハイウェイを走り、わいた山温泉郷へ。ここは以前にも訪れて書いたことがありますが、標高1500メートルのわいた山による豊富な湯量が自慢の温泉郷で、集落のあちらこちらから蒸気が立ち上がる風景が素晴らしいところです。

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 この日はなんと九州に来て二つ目の台風が鹿児島に上陸し、一時はどうなるかと気を揉んだのですが、翌日の午前中にはこの旅初めての青空がのぞき、嬉しさのあまりやまなみハイウェイを再度走ってしまいました。

 小国町では特産のジャージーの乳製品、蕎麦をいただいてから早めの帰途へ。最近やきそばで有名な日田を経由して大分道に乗り、夕方前には博多へ戻りました。

 全行程460キロ。相棒のマーチは、さすがにひとり乗車ではパワーにそれなりの余裕がありました。先日のスイフトの話ではないですが、山道もCVTの制御がうまくきいて、変に速度が落ちるようなことはなかったですね。燃費は高速と地方道主体でリッター19キロ。さすが、アイドリングストップ付きの最新車です。

 ただ、乗り心地は何とも。それなりに骨格は剛性感があるものの、そこに薄い内装を張り付けただけと思わせる空洞感が安っぽくて。ゴーっと鳴る走行音は、クルマというより通勤電車の感覚に近いものです。

 まあ、ナビはもとより、キーレスエントリーや豊富な収納、高い着座位置、効きのいいエアコンなど、旧車に乗る自分にとってはどれも快適この上なかったのも事実なのですが・・・。

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