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クルマの他:週末の珈琲とライブ

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 お休みだし、久々の「クルマの他」です。

 週末は例によって珈琲を飲みながら本だのクルマ雑誌だのを読むわけですが、今回は地元お隣の西国分寺にあるカフェ、「クルミドコーヒー」へ。

 ここは前にも書きましたが、すべて水出しの風味豊かな珈琲がいただけるお店。内装も凝っていて気分がいいし、店員さんの対応も行き届いたもの。HPも楽しい作りです。

 いまどきの喫茶店は、半ば大手チェーンじゃないと成り立たない状況ではありますけど、こうして店構えから内装、メニュー、そしてサービスまで徹底すれば、特段地理的条件に恵まれていなくてもお客さんが入ります。

 午前中は「朝のコーヒー」として、おかわりが自由というサービスぶり。1杯の値段はチェーン店の倍だったとしても、こうした諸々の要素があれば人気が出る。何だか、いまの日本車に欠けた発想だったり?

 さて、その後は久々に「オヤジバンド」のライブでした。

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 都内某所のライブハウスで、まあささやかな発表会ですけど、何だかんだで15曲くらいですから、ドラム担当としては疲労がそれなりに・・・(写真はイメージです)。しかも、そこそこ失敗もしますので精神的にもダメージがあったりします。

 まあ、それでも二次会で食事して、三次会でカラオケに行けば、帰りが深夜になっても元気が出てきますね。何よりも仕事を忘れてストレス発散になるし。

 これで、今晩F1を観れば、この週末のスケジュールも終了ということで、明日からまたサラリーマン稼業の始まりです。

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新車心象風景:マツダ・デミオ(マイナーチェンジ)

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 実際にメインは欧州市場なんだけど、商品展開もたしかに欧州っぽいと思わせるんである。

 社運を賭けた?らしいスカイアクティブ技術を、仮にエンジンだけとは言え、マイナーチェンジモデルから始めるのが、まずそれっぽい。トヨタや日産あたりなら新型車なりフルモデルチェンジに合わせそうということで。

 そもそも、例のファミリーフェイスへの変更だけじゃなく、今回は足回りやボディにまで手を入れているから、もう本来それだけでマイナーチェンジとしては十分なメニューになっていたのに。

 ただ、マイナーチェンジが販売の”テコ入れ”だとするなら、逆に言えばこんなに強力なアイテムはないんである。日進月歩のエンジン技術、いいものはすぐに載せるというやり方は、ここでも欧州流だと。

 もちろん、現行デミオの出来がよくて、4年を迎えても基本的な商品力が落ちていないっていう前提はあると思う。この秀作をこのまま放置するのはあまりにもったいないものね。

 ところで、その欧州風云々を別にしても、このマイナーチェンジで感じるところがふたつほどある。

 まずは品揃えの話で、このスカイアクティブの次の展開がアクセラと聞くと、やっぱりせめてもう1車種コンパクトが欲しいな、と。

 あ、高級コンパクトを狙ったベリーサがあるんだけど、あれはどうも立ち位置が中途半端で。デミオがあるなら、もう少しスペース系の、たとえばノートやラクティス、あるいはフィットシャトル、もしかしたらティーダ方面でもいいかもしれない。

 とにかく、せっかく燃費に優れた技術を持ったのであれば、その展開としてデミオとアクセラの間を埋める5ナンバーがあればいいのにと思う。もちろん、妙に日本市場に媚びたクルマである必要はないけれど。

 それと、もうひとつはリッター「30キロ」という数字だ。

 スカイアクティブという印象的なネーミングや、圧縮比14という先進技術のアピールで「すごい」ことになっているんだけど、こうして30キロが連呼されると、実は個人的に?な感じなんである。

 いや、たとえばこの30キロは他にもアイドリングストップや空気の整流、ミッションの改良とか、もう色々な工夫を凝らしての数字でしょう。それで「HVじゃないのに30キロ!」っていうのがどうもピンと来なくて。

 たとえば、アイドリングストップだの低燃費タイヤだのということなら、とくに最新技術を謳っていないヴィッツだってリッター27キロでしょ。安物扱いのマーチだって26.5キロ。

 その3キロが大変なんだ!というエンジニアの声が聞こえてきそうだけど、ユーザーにとってはどうもね。たしかに30キロの”大台”に乗ったのは印象的だけど、だからってことさら特別扱いはどうなんだろう。

 もちろん、ここでは実燃費という問題もある。

 ほぼ同時に発表されたダイハツのe:Sテクノロジーもやっぱり30キロオーバーだけど、あっちはJC08モード。ところが、コールドスタートのJC08にしたってせいぜい1割程度の違いしかなくて、6掛けが当たり前の10.15を考えればまだまだ甘い。

 さらに、HVについては異なる動力源を持つクルマを他と同じ基準で測定するのもいかがなものか、という話もある。

 今後、自動車生産主要6カ国で統一基準を設けるらしいけれど、そのあたりの整理なしで、27キロとか30キロという数字ばかりを追いかけているのは、まあ経済ニュース方面はいいんだろうけど、クルマファンとしてはチョットね。

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クルマ散策:拙書お分けします

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 ワケあって、家の中を整理していたら、10年前に出版した本がまとまって出てきました。「車社会ニッポン」(鳥影社刊)です。

 出版当時、著者分として引き取ったまま、すっかり忘れていたものですね。懐かしかったなあ・・・。

 もう10年前ですから、すっかり内容は古く値段も付きませんが、見た目は新品だし、よろしければお分けしたいと思います。

 ご希望の方は、コメント欄にて送付先等をお知らせください(コメントは公開しません)。確認次第、詳細を直接メールにてご連絡します。

 

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Drive My Car:若干お化粧直し

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 鳥の落し物か、工事関係の廃液か、原因は分からないんですけど、もう1年くらい前から気になっていたルーフのシミ。

 細かなコンパウンドでも取れず、最初よりも広がった気がして、じゃあ思い切ってと塗装修理を行いました。

 行きつけの板金塗装工場に持ち込んでボディをチェック。ルーフ以外にイルムシャーの特徴である「ヒトデホイール」にも若干のキズが見つかり、せっかく色も調合することだし、併せて塗りましょうと。

 この工場は、とくに大きく宣伝しているような店じゃないんですけど、ご主人の腕はいつもピカイチ。もちろん、いい意味でのこだわりも強く、本当に安心してお願いすることができます※ 持ち込まれるクルマは内外を問わず、僕が行った日も1世代前のジャガーが小キズの修理で入庫していました。

 ガラスの脱着もあり、1週間程けることになりましたけど、仕上がりはまたしても期待以上。シミのあったルーフやホイールはもちろん、その後見つかったボンネットの跳ね石キズなども直していただけました。

Img_8054  ご主人曰く、この時代のクルマは鉄板にそれなりの厚みがあるので直し易いとのこと。プリウスなど、いまの日本車は極薄の板を曲面部で強度確保しているらしく、板金は非常にやり難いそうです。まあ、それもひとつの技術なんでしょうけどね。

 仕上がった途端の雨はいやだなと思っていたら、関東は梅雨明け。猛暑も辛いけど、キレイな愛車はやっぱり気持ちいいですね。

 雨でも雪でも台風でも、毎日通勤で乗る「普段使い」ですから、今後も”傷んだら直す”を基本に乗り続けようと思います。

※ 国立市青柳 ㈱ウエストガレージ 042-521-1132 

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雑誌記事:今日の取材

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 今日、じゃなくてもう一昨日ですけど、有休をとって取材に行って来ました。

 今回は珍しく1日2ヶ所の連続取材でした。まあ、サラリーマンなので、そうそう何日も休みが取れないですしね。

 で、1ヶ所は御茶ノ水の西、すでに秋葉原の電気街が目前でもある微妙な場所。

 秋葉原は、オーディオ好きだった中高生の頃によく通った街。もちろん、その頃はまさに「電気街」だったんですけど、アキバと称されるいまは本当に変貌してしまいました。

 いまだ電子部品の小さな店もあれば、隣はいきなりアニメキャラ満載のグッズショップ。今回は中心地まで行きませんでしたが、それでも異様な雰囲気が一杯で・・・。

 もう1ヶ所は、丸の内。

 東京駅は何度使っても、丸の内を歩くことはほとんどなく、今回いまさらながら「新丸ビル」を覗いてみました。

 ファッションにしろ、フードにしろ、有名ブランドが入るのは六本木、ミッドタウン、汐留なんかと一緒。それぞれロケーションの違いはあるにせよ、こういう同じ方向性の街が今後も並行して成立するのかは、なかなか疑問です。

 表参道なんかは建物も含めて結構な独自性がありますけど、いずれにしても多摩の空気に慣れた体では、こういう街を歩くとドッと疲れたりします。

 では、記事になりましたらお知らせします。

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クルマ散策:帰ってきた『間違いだらけ』

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 帰ってきた「間違いだらけ」を読んで思うのは、とにかく”いま”だったんだな、ということなんである。

 共著にしたのは、もしかしたら現行全車種への詳細な試乗が厳しいためなのか、車種別批評はすべて島下氏が担当、そこに巨匠のコメントを加えたのが今回の構成だ。

 じゃあ、このまま「間違いだらけ」ごと若手にバトンタッチ?、とも思えないので、やっぱり「いま」この本を復活させることがいちばん重要だったと感じるんである。

 思うように進まない被災地支援には、一般のボランティアや民間団体・企業が動く。情報操作される原発事故には危機感を持つ研究者が告発し、警鐘を鳴らす。いまだ政局騒動に明け暮れる政治とメディアには、良識あるジャーナリストが斬り込む。

 それぞれの非常時に際して”その時”に必要なこと。それはもちろんクルマ界隈にもあると。かつての「間違いだらけ」の時代から技術や環境、情報などが変わっても、結局根本が変わらないニッポンのクルマ周辺の難点が。

 巨匠が一旦筆を置いたのは、初代ゴルフによる明快で大きな”動機”がひと段落したからなのかもしれない。だから、クルマ選びというそっちの方向は期待の若手に任せ、新たな動機をコラムで訴えるやり方だ。

 国内市場の冷え込みやHV・EVへの偏向、ディーゼルを含めた内燃機関改良の遅れ、愛着の持てない安物企画、生産の海外移管、近隣新興国の脅威、ジャーナリズムの不在、等々。

 3.11以降、少なくとも日本人はそれ以前と異なる世界で生きて行かなくてはいけなくなったとする識者は少なくない。クルマの世界ではそれ以前から変化が起きていたわけだけど、曲がり角になった3.11も含めて、すでに独自の展開を始めた一部の評論家やジャーナリストもいる。

 けれども、社会や環境がどんなに変わろうが、相変わらず幅を利かせているのは御用評論家の仕事や護送船団方式のお約束記事ばかりで、それは、先のような一連の大手マスコミによる震災や政局、あるいは異様な節電報道と基本的に同じなんである。

 そこに、出版不況と言えども「間違いだらけ」というブランド力を使ってこの難点に斬り込もうとするのは、だから大いに意義のあることなんだと評価したい。

 さて、島下氏による記事だけど、冒頭のコラムはプリウスブランドや軽自動車など、最近の自分の記事とガッツリかぶっていたのが結構驚きだった。ま、それだけ誰でも考えることなんだろうけど。

 各車批評は、巨匠のイメージを引き継ぎつつキレイに着地していると思う。けれども、大先輩が敷いたレールへ乗るのであれば、世代交代の分、さらに斬り込みのレベルを上げてほしいとは思う。端的に言って物足りない。

 もちろん、メジャー誌でも活躍する氏の”限界”があるのは理解できるんだけど、何たって多くの若手が憧れるであろう「特別席」なんだし。

 年末の次年度版以降、今後も毎年続くらしいので、巨匠には新たな動機による鮮度を持ったメッセージを、そして島下氏には期待を越える車評を期待したいと思うんである。

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