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雑誌記事:マガジンX 2月号発売

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 ニューモデル・マガジンX、2月号が発売になりました。

 今回も自分の企画です。

 巻頭特集が「2011の動向を占う」というお題だったので、ここは自動車雑誌の来年を占うという記事にしてみました。

 具体的には、今年10月に創刊した電子自動車雑誌「バニョール」の編集長であり、休刊となった雑誌NAVI最後の編集長でもあった塩見智氏へのインタビューを中心に、いま自動車雑誌に何が求められているのか、来年以降はどうなるのかを考えてみたものです。

 初めてお会いした塩見氏は非常に気さくな方で、限られた時間で最大限のお話を聞かせていただくことができました。もちろん、意に反した終わり方をしたNAVIへの強い想いもあってのことかと想いますが。

 一方、このバニョール創刊について、今回は雑誌ベストカー編集長のコメントをもらいましたが、実はその他の某雑誌については、コメントを「避けられた」こともあったりしました。雑誌、あるいは出版社間の関係はよく分かりませんけれど、少なからず残念な感じでしたね。

 まあ、雑誌がどうなる、なんてタブーっぽい記事を書かせてくれるマガジンXには感謝です。

 では、よろしければ書店にて。

 

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雑誌記事:今日の取材

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 もう昨日になりますが、半休を取って取材に行って来ました。

 今回は新型ヴィッツの発表会です。

 弱小ライターで、しかも新車記事などほとんど書かないので、こうした発表会にもこれまで1、2回程度しか行ったことがありません。ただ、来月の記事用に会場で取材したいことがあったので、今回は珍しく出かけたということになります。

 それにしても、新車発表会って不思議な感じですね。

 最初の社長さんや開発責任者の挨拶はいいんですけど、その後のタレントさん紹介などは何だかなあ、と。昨日もCMに出演するイケメン俳優ふたりが挨拶していたんですけど、ここでCMの役どころ聞かされてもなあ、なんて。

 いや、取材陣が2分されてるってことなんですよね。いわゆる一般のマスコミ関係と、クルマ関係。マスコミ関係は、そりゃあ有名俳優が登場したらもうフラッシュの嵐なわけです。アッという間にクルマの影が薄くなっちゃう感じで。もちろん、この辺はメーカーによってプログラムや雰囲気が結構違うんでしょうけどね。

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 しかも、発表会って結構時間が短くて、今回も1時間。ま、実際にはクルマのお披露目で30分くらいオーバーするんですけど、それでも、そういう諸々の挨拶関係だけで30分以上ともなると、まあクルマ関係取材側としちゃあ、ああ早く実車みたいなあ、となるわけです。

 もちろん、有名な評論家諸氏は後日試乗会やらで別途取材ができると思うんですけど、僕のようにここで色々開発者の話が聞きたい人間にとっては、残り30分っていうのは結構タイトですよね。

 実際、雑誌でよく見る評論家さんが多く来場していたんですけど、皆さん結構余裕な感じで楽しまれてますからね。いやあ、その点は羨ましいです。ま、聞きたいことは聞けたからいいんですけど。

 しかし、新しいヴィッツ・・・。あ、これは今度べつに書きます。

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雑誌記事:今日の取材

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 今日、有休をとって取材に行って来ました。

 少し早いのですが、毎年この時期は年末進行で、翌月分までの入稿をしなくてはいけません。なので、数日前に今月号の原稿を書き終えたばかりですが、続けて次の取材となりました。

 来週、べつの取材が入る予定もあるのですか、取り合えず今日はいつもの霞ヶ関です。国土交通省が入る合同庁舎の入口で身分証明書を受け、例によって1Fのドトールコーヒーで取材内容の最終確認。それから担当部署へ向かいます。

 当たり前の話ですけど、同じ国のお役人さんでもタイプはいろいろです。何らかの専門官のように「その道」に長けていて、その分聞いていないようなことまで話をしてくれる方もいれば、管理職などで「失言」防御のため、妙に口がかたい方もいます。

 今日は、そのどちらのタイプでもない方で、少々物足りない感じでした。でも、サラリーマンをやっていて、国のお役人さんと話をする機会なんてほとんどないので、こういう経験ができるだけでもありがたいですね。

 しかし、そのサラリーマンの方も年末で押し詰まって来たし、入稿もあるし、来週は結構忙しくなりそうな気配です。

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クルマの他:今日のコンサート

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 ホンダ・ライフで寂しい気持ちになったので、クルマの他でブレイクします。いつものとおり、興味のない方は飛ばしてください。

 12月恒例となっている「渡辺貞夫クリスマスコンサート」と「矢野顕子さとがえるコンサート」へ行って来ました。今年は土日で連チャンです。

 渡辺貞夫は、今回あのイエロージャケッツを招いての前半と、後半は氏が教員として招聘された国立音楽大学在学生で構成されるビッグバンド、ニュー・タイド・オーケストラとの競演と、なかなか趣向を凝らしたプログラム。

 イエロージャケッツはさすがベテラン揃いで、非常に安定した演奏でしたが、とくにドラムのウィル・ケネディが素晴らしい! 両腕をクロスさせず左手で刻むハイハットワーク、ハネ気味の心地よいフィル、緩急自在のソロ、そして巨体からは想像できないタイトな音。もう、感動しました。

 ニュー・タイド・オーケストラはアマチュアビッグバンドの全国大会で優勝したそうですが、さすが音大生、基本ができてます。そりゃあ、プロのようなプラスアルファはないですけど、それでも清々しい演奏が印象的でした。

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 で、矢野顕子は昨年に引き続き、アルバム「akiko」のメンバーでのツアー。代わり映えしないかなあ、と思っていたら、昨年よりずっとこなれた、一体感のある演奏で嬉しい誤算でした。中でも、ギターのマーク・リボットはリードでもサイドでも本当にツボをおさえた演奏で、やっぱりすごいなあと。

 編曲も含め、今年はよりJAZZYな演奏が展開され、とても満足な2時間でした。

 ところで、この矢野顕子のコンサートは、糸井重里さんとか、誰かしら有名人を客席で観掛けるのですが、今年は自分の真後ろにエヴァンゲリオンの庵野監督が・・・。奥様がファンなのか、ジブリ関係者から薦められたのか?

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新車心象風景:ホンダ・ライフ(マイナーチェンジ)

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  イメージとしては女子をメインターゲットにしていたであろうライフだけど、それが存在感の薄さを招いたと判断したのか、随分と思い切った軌道修正なんである。

  それにしても、醜悪。ミニバンやワゴンタイプの軽で始まった、いわゆるカスタム系はいまやすっかり定番化しているけれど、癒し方面からいきなりこれはちょっと。

 ま、何しろ5ナンバーミニバンのトップを快走するセレナにしたって、あのハイウェイスターが人気だっていうんだから、とくかく売れるんでしょう、こういうのが。

 しかも、新しいライフのキャッチコピーは「いつも、カッコいい毎日を」だ。うーん、これがカッコいいって一体?

 先日、あるラジオ番組で著名な社会学者が言っていたんだけど、自民党の末期以降、どうでもいいような論争で空転する国会などの低次元な政治運営は、実は国民がそう望んでいるからこそなんだとか。

 会社内や街中、あるいは電車内など、パブリックスペースでここ数年感じる何とも言えないギスギスした雰囲気。チョットしたことで口論や暴力沙汰に発展してしまう余裕のない社会。

 マスコミ、とくに海老蔵を連日トップニュースにしてしまうTVなどの影響も大きいけれど、それをまんま受け入れ、白だ黒だと余裕のない社会を作る国民が、同じレベルの政治を無意識に期待してるって話だ。

 僕は政治に疎いのでその真偽は分からないけれど、政策を無視した政局報道が「辞める、辞めない」の単一指向を作り出し、街頭インタビューの国民側もまた同じレベルの感想を口にする悲しさは日々感じる。

 そして、そういうユーザーが期待するクルマがカスタム系ってことなのかと。僕にはメーカーとそのラインナップの質を低くし、街中の景色と路上の雰囲気を悪化させているとしか思えないんだけど。

 いや、べつにそっち系のユーザーが品のないエアロパーツボディを紫色に塗り、ヘッドランプをツリ目にして車内に青い照明を後付けするのはいいんだけど、大のメーカーがそれをやることはないでしょう。ヴォクシーなんて「煌(きらめき)」だよ。高架下の落書きじゃあるまいし。

 「ちょいワル」とか言って、ジローラモさんを雑誌の表紙にするくらいならまだしも、何でもかんでも悪いのがカッコいいなんて風潮を受け入れ、メーカーばかりか、オートサロンこそ日本らしいモーターショーなどと評論家が揃って口にするなんて、やっぱりどうかしてる。

 たびたび書くけれど、僕は女子向けなんて企画もバカげてると思うし、もちろん煌方面も同じだ。そんなファミレスみたいに何でもアリのラインナップを「選択肢が多いのはいいこと」と擁護する意見もあるけど、それは老若男女を問わない普遍的なクルマを作れないことの言い訳にしか僕には聞こえないんである。

 あ、そう言えば、もともと顔つきの悪いゼストとの住分けはどうするの、という疑問もあるけれど、それにしてもこの醜悪な顔のクルマの名前が「ライフ」とはね。

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クルマ散策:谷保天満宮・旧車会

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 ここ2年ともこの時期に書いていますが、今日、地元国立市で谷保天満宮旧車会が開催されました。

 これは、明治41年に、当時自動車の宮様と称された有栖川威仁親王が企画した日本初のドライブツアー、「遠乗会」の目的地が谷保天満宮だったことにちなみ、地元有志、商店街等が3年前から行っている旧車のイベントです。

 初年度は市内公園に「昭和のクルマ」を大々的に集めて記念的に行われましたが、2年目以降は天満宮を会場とした展示が中心です。

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 昨年は70数台のところ、今年は何と120台オーバーの展示だったそうで、なるほど昨年よりも開催区域が広がっているようでした。

 展示は60、70年代を中心とした内外の旧車ですが、なかなかバラエティに富んでいて、たとえばスバル360もあれば、メルセデスの190SLもあるという具合です。

 どのクルマも見事なコンディションで見応えがありましたが、個人的にはたとえば写真のパブリカが目に入りました。こういう実用車がレストアされて何気なく置かれているのはいい感じですね。

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 ボンネットを開けたコスモ・スポーツは、青く光るキャブレターはもちろん、シールの類まで純正パーツだとか。もちろん手持ちのもの多いのですが、まだマツダから入手可能なものもあるそうで、そうしたルートの確保には恐れ入るばかりです。

 フィアット850クーペもいい佇まいでしたね。ブルーのボディはバランスの取れたプロポーションで、リアビューも美しかったです。

 この3台を始め、今回は外装だけでなく、内装もしっかり維持するなり、復活させているクルマが多いのが印象的でした。この手の旧車は外装がピカピカでも、内装が改造し放題だったり、あるいは相当な痛み具合だったりすることが多いですもんね。

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 イベントとしては、クルママニアだけでなく、家族連れが多いのが意外でした。地元周辺の方達が、こんなに大勢クルマのイベントに足を運ぶことが半分驚きでしたし、嬉しくもありした。

 また、多くのクルマが多摩ナンバーだとううことも驚きでしたね。一体どこに隠れていたんでしょう。

 ところで、こうしたクルマの祭典がある一方、国立では、市の特徴である大学通りを中心とした放射状道路の結線、つまり国立駅前のロータリーをつぶして公園を作ろうという動きがあったりします。

 国立は東京でも数少ない革新市長ですが、その革新が「車から人へ」といういささか時代錯誤な市民運動的発想に陥ったかたちです。数十年も前に、自動車先進国である欧州の街作りを導入したシンボル的ロータリーを、「市民のため」の声のもとに潰すという、本末転倒な計画です。

 旧車会の賑やかさを見ていて、何とも皮肉な状況を感じた日曜日でした。

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クルマの他:羽田健太郎・メモリアルコンサート

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 クルマの他です。興味のない方は飛ばしてください。

 先日、六本木のスイートベイジルに、ハネケンこと故羽田健太郎氏の追悼コンサートに行って来ました。ジャズピアニストの国府弘子のライブを検索していて、偶然見つけたものです。

 ハネケンは知らなくても、TVドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のテーマ曲は多くの方が知っていると思います。クラシック出身ですが、スタジオミュージシャン、作曲、そしてジャズまでと幅広い活躍が氏の特徴でした。
 でも、個人的にはやっぱりジャズ・ピアニストとしてがいちばんの印象です。とくに晩年取り組んだ前田憲男、佐藤允彦との「トリプルピアノ」は素晴らしかったですね。

 番組音楽では、SMAPの中居君が主演したドラマ「砂の器」。主人公が作曲するピアノ協奏曲『宿命』は千住明氏の作曲ですけど、サントラの録音での演奏はハネケン。これは千住氏のコンサートでもゲスト出演で演奏されました。

 アニメーション番組も手掛けましたが、ベルばらやあしたのジョーの出崎統が手掛けた「宝島」の音楽もよかったですね。

 コンサートはハネケンとの交友が深かった方が揃って1曲ずつ演奏するもの。前田憲男氏の進行のもと、ジャズでは国府弘子、作曲仲間として服部克久、POPSからサーカスや渡辺真知子、クラシックから郡愛子、足立さつき、赤木りえ等々。

 曲間には、生前司会を務めた「題名のない音楽会」の映像が映し出されましたが、飛び入りで同番組の女性プロディーザーの挨拶もありました。

 駄ジャレ王としての優しい人柄ももちろんですが、ダイナミックで力強く、かつあの太く短そうな指からは想像もつかない卓越した技術は本当に素晴らしかったです。

 実は氏の葬儀にも参列したんですが、出棺時、お寺だというのに、ジャズ仲間の国府弘子がアメージング・グレースを、佐藤允彦が聖者の行進をピアノで演奏してしまい、それがTVで流れて総本山的には結構大変だった、という話も故人らしい話でしたね。

 ハネケンは、永遠に。

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