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雑誌記事:マガジンX 3月号発売

Magx03   ニューモデル・マガジンX、3月号が発売されました。

  今月号は、来年度半年間延長の決まったエコカー補助金についての取材です。

 といっても、よくある販売会社への取材ではなく、申請書類の審査をしている団体(次世代自動車振興センター)への直撃取材です。

 このブログをお読みいただいている方の中にも、もしかしたら補助金を申請した方がいるかもしれませんね。どうして申請から支払いまでこんなに時間がかかるのか? もし疑問に感じていたら、是非お読みいただければと思います。

 そうそう、記事とは関係ないですが、今日愛車ジェミニを車検に出しました。大きな整備・修理がなければいいのですが・・・。

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雑誌記事:今日の取材

 来月以降の記事に向けて取材に行ってきました。

 今回はメーカー広報への取材ですが、考えてみれば、自動車ライターなどと言いながら、メーカー広報へ直接訪問することはほとんどなかったんですよね。せいぜい、モーターショー会場でのインタビューくらいで。

 年始早々にも書きましたが、「社会ネタ」は気を抜くとすぐにマンネリ化してしまいます。もちろん、たとえば天下り先団体専門とか、ライターとして特化した活動もあり得るのですが、それでも読者の方に飽きられてしまっては意味がありません。

 なので、メーカーにしても行政にしても、今年はより視点を広く保ちたいと考えています。話題にはなっていないけど、こんなものがあったのか、こんなことやっていたのか、といったような。

 もちろん、NAVIに次いでJ's Tipoも休刊となるような時代ですから、弱小ライターの自分がいつまで使ってもらえるのかといった問題も別途あるんですけど・・・。

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クルマ散策:東京オートサロン初体験

Nissan  メーカーが正式出展するようになり、モディファイに疎い自分でもそろそろ大丈夫かな、と思っていたオートサロンに行って来ました。はい、初めて。

 なので、今回はメーカー3社について感想などを。

 もともとこっち系のファンが多い日産からですが、全社あげてのデザイン改革に則ってか、黒と赤を基調にしたブースはかなり上品な仕上がり。

 ニスモの仕事もやっぱり大人なもので、フェアレディZやスカイラインも意外なほど落ち着きがありました。ただ、そうやって妙に小奇麗だとあんまりお客さんが来ない・・・というジレンマがあるように感じてしまいましたが、気のせい?

Insght  ホンダはもう少し柔らかい雰囲気。檀上のインサイト・モデューロは相当な力作で、先のZやスカイラインの流れといった具合ですが、横に置かれた女子用のピンクなフリードやポップなライフはかなりお茶目でした。

 実際若い女性がデジカメでスワロスキーな室内にデジカメを向けてましたけど、基本的にビシッとスマートなブースは押すなおすな・・・とは言えないところでした。やっぱりあまりキレイにまとめちゃうと惹かれるものがないと思われるんでしょうか?

Iq  で、今回の主役は完全にトヨタです。

 ズラッと並んだコンセプトカーの数だけでも日産、ホンダを霞ませる勢いがあるのに、サプライズの章男新社長の挨拶付き。

 クルマもIQからプリウス、マークX、ノア・ボクシーと非常に幅広いカテゴリーからだし、欧州で販売されるアイゴベースのFR車までと、もう大盤振る舞い。

 若者のクルマ離れはトヨタの仕業、なんて悪評を自ら晴らすかのような意気込みでしたね

Aigo_2  ただ、GAZOO Racingによる「G’s」と「GAMN」の違いがイマイチよく分からないのがちょっと。MNがマイスターのイニシャルなのはいいとして、そしたらG’sってどんなチューニングなの、とか。

 それに、従来からのトムス、TRD、モデリスタも基本同様のスタンスで、さらにワケ分からなくなるんじゃないかな。

 ま、モデリスタが若干近いけど、何かこう、スポーティとかレーシーとかじゃない展開もやればいいのに。たとえば、トヨタ車なら全車種でボディ色やシート地を多数の見本から注文できるとか。

Punto  ところで、何と今回はアバルトが出展してましたね。たしかにチューニングメーカーではあるけど、東京モーターショーにはフィアットすら出なくて、こっちにアバルトとは・・・。

 ただ、500もプントもずっとセクシーなお姉さまが付きっ切りで、クルマに近づけないっていうのはどうなんだろう?

 メーカー以外のアフターパーツ、例の痛車など、たしかに出展数も多くてバラエティに富んだ会場でした。でも、言われてるように、これこそ日本のモーターショー・・・というほどの勢いは感じられなかったですよ。

 

 

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新車心象風景:ダイハツ・タント・エグゼ

Exe  「軽が井の中の蛙じゃいかんぜヨ」、という香取君のTVCMは、自虐的なシャレとしてはかなり秀逸かもしれない。

 前に書いたアルトは、ベーシックと上級の両端が同じ中身でどうなのよ? としたけれど、今度はほとんど同じクルマの住み分けという話だから、あのSAIとHSに近い話かもしれない。

 まずタントのサブネームについては、背高ボディもあるけれど、ぶっちゃけヒット作の名前を拝借したかったという理由はバレバレな感じ。ただ、それにしたってタント最大の売りであるピラーレスのスライドドアを持たないエグゼが名乗るのはいかがなものか、と思う。気持ちは重々分かるけど、ちょっと節操ないかも。

 で、本題はエグゼのコンセプトである「上質な大人」なんである。 

 たとえば、その上質な大人に向けた「グラマラス」なんてすごい名前のシート。たしかに、折ったり畳んだりが必須の元タントよりはイスっぽいけど、じゃあそれが上質とか大人とかそういうレベルかと言えば全然そんなことない。ごくフツーのシート形状だし、生地だってまあコンパクトカーと同じようなものだ。

 何だかカラオケルームみたいな青白い照明もどうなんだと思う。上質な大人って皆さんこういう趣味してるのかな? 僕にはひどく悪趣味で安っぽくしか見えないんだけども。

 スタイリングもそう。水平基調が実に明快な元タントに比べて、何とも曖昧なフロントフェイスや、意味不明の唐突なキャラクターラインを施したエグゼがどうして”大人”なのかサッパリ分からない。

 ましてや、上質な大人ってああいうカスタムするかな? パープルとかのボディで。

 で、そんな高級な作りでさぞお値段も”上質”と思いきや、何とこれ、元タントより若干お安いんだよね。まあ考えてみればピラーレス・スライドドアなんて凝った仕組みを持ってないわけだから、相当なコスト削減になってるんでしょう。

 そこに上質なシートだ遮音材だって加えても元タントより安い。結局、贅を尽くしたようなことを言っても、所詮はその程度のものしか使ってないと。

 似たような姿、ほとんど同じ価格帯、もちろん中身も一緒。つまり絵に描いたような「井の中の蛙」な企画なわけで、そこにあのCMは冗談キツイよなあと。

 コンセプトの中にある「合理的でシンプル」ということなら、図抜けてスタイリッシュなムーヴの方がよほど合致していると僕は思うし、フランス人デザイナーによるシートが自慢のコンテの立場は?とか、そっち方向の問題もどうなんだろう?

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雑誌ナナメ読み:NAVI休刊

Navi02  6日の新聞紙上で雑誌NAVIの休刊が報じられた。

  そんな話を少し前に聞いてはいたけれど、会社からこれほど早く発表するとは少々意外だった。次号から編集長を交代して誌面もリニューアルと謳っているから、多少の混乱はあったのかな?

 以前にも何度か書いているけれど、僕が創刊から欠かさず購読している自動車雑誌はこのNAVIと、いまお世話になっているマガジンXだけ。というか、クルマに興味を持った大学生時代にちょうど創刊したNAVIがあったからこそ、いまこうしてライターの真似ごとをやっている具合なんだとも言える。

 初代大川編集長の掲げる新自動車評論を具現していたのは名物コーナー「NAVI TALK」だったけど、作家や評論家を執筆陣に招いたのは、文化としての自動車を語る試行として、少なくとも当時は画期的だった。

 また、たとえば下野氏の人気連載「イッキ乗り」が痛快だったのは、単に面白おかしい語り口だけが理由じゃなく、そうした雑誌としての明快なビジョンが底に流れていたからこそなのだと思う。自由主義か平等主義か、とにかく反権力の旗を掲げんとする・・・ように感じさせた初期の方針に、きっと僕は賛同したんだと思う。

 2代目編集長の鈴木氏が推進したクルマ生活を彩るモノへの注視は、同時に氏が語る学生運動の残り香や矢作氏の起用などと相反するじゃないか?なんて批判を抱えつつも、おそらく知的好奇心とモノ=ファッションを自動車雑誌で融合させたことが読者層の拡大につながったように見えた。

 けれども、その後のNAVIは少なからず迷走していたんじゃないか? この辺はいろいろな意見があるとは思うけど、創刊以来の財産を使いつつ、しかし容易に新機軸が見つからないという感じがどうも・・・

 とくに最近はポルシェだフェラーリだルマン参戦だと、どうにもバブリーな企画が多くなったこと、編集部員よりも他誌と同じような評論家起用が目立ったことなど、これが果たしてNAVIなのか? と首を傾げていたのも事実なんである。ファッションや時計などのページは、いまだに載っている必然性がほとんど感じられないし。

 もちろん冷静に考えれば、NAVI TALKが終わったとき、この雑誌を継続するための求心力も実質的にほぼ失われていたのかとは思う。そりゃ、自分がこの25年間でずい分と年取ったのもあるんだけど、想定を超える記事によって自分を導いてくれる感覚はずい分減ってしまったなあと。

 今後は老舗雑誌CGに集中するなんて会社のコメントがあったけれど、個人的には新生NAVIたる新冊子による”再出発”を期待したい。もちろん、CGは変わらないという前提なら。

  HVやEV以外はクルマにあらずとか、温暖化はクルマが主犯などという短絡的TV報道。外国勢に見切られそうな日本市場。過剰ラインナップと価格破壊、等々。クルマ評論なんていまさら・・・などと言われていても、初心に戻ればやることはまだまだ山ほどあると思うからね。

 とりあえず、あと2号はしっかり読ませていただこうと思う。

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新車心象風景:スズキ・キザシ

Kizashi  キザシがいいと思うのは、きっと肩の力の抜け加減なのかな、と思う。

 全長4600ミリ超、2.4リッターのアッパーミドルセダン。このところ欧州市場をメインとした小型車でこそ成功はしていたけれど、何たってこのクラスは初チャレンジだ。もう、ガンガン肩に力が入っちゃうのが普通なんだろうけど、よくもまあこれだけ抜力できたもんだと。

 明快にウエッジし、余計なキャラクターラインを廃したキャビン重視のボディは、こっちが心配になるくらいシンプルだ。これ、ザックリ言っちゃえばSX4セダンの拡大版で、完璧に欧州あるいは北米志向なパッケージかと。

 モーターショーではデザイナー氏がやたらに「塊り感」を強調していたけれど、スイフトやSX4と共通のフロントフェイスから腰高のリヤエンドまで、たしかに彫刻的かつ引き締まった一体感もある。

 いや、要はよくマークXにならなかったなと。やっぱり「今回は高級車だ!」と思えば、勢いあっち側を向いちゃうのが人情ってもんでしょう。だって、いまでこそアテンザのマツダですら、一時のルーチェなんか完全にメルセデスベンツのコピーだったものね。

 そういう意味で思い出すのは日産の2代目マキシマかな。初めて専用ボディになったやつ。初代がブルーバードの鼻先を伸ばしたキンキラ路線だったのが、一転極めてプレーンでシンプルな合理的パッケージング・セダンになったでしょ。

 僕はそのマキシマが大いに気に入っていたんだけど、キザシに賛同するのも同じことだと思う。見かけ同様、基本姿勢が骨太なのが気持ちいい。

 雑誌の扱いが地味なのがその証か、たぶんこういうクルマは日本じゃ売れないと思う。だから受注生産なのは正解だ。けれども、本当はこういうクルマこそメディアでしっかり扱ってほしいと僕は思う。仮にハード面でそのマークXに遠く及ばなくても、もっと別の”志”の部分にスポットを当てて欲しいなあと。

 欲を言えば、キンキラ路線にならない方向で、もう少し”見せ場”を意識した方がいいかなとは思う。たとえばフロントグリルやインパネまでスイフトと同レベルな感じはマズイもの。グリル周りにはもう少し緻密さを与えるとか、インパネはウッドやメッキはなくてもいいから造形自体に新しい提案を持ち込むとか。最近のシトロエンみたいにね。

 もちろん、小排気量ターボやデュアルクラッチミッション、高品質なインテリアなど、VWからの”お土産”があればいいんだけど、それはもう少し先の話なんでしょうね。

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クルマ散策:よく見かけるクルマって・・・?

Ipusam_2  お正月だし、他愛ない話からで

 道行くクルマのなかで、どうもよく目に付くのってないでしょうか?

 いや、ポルシェとかアバルトとか、自分の嗜好によって気になる特殊なクルマというより、何となく「あれ、またあのクルマを見た」ってやつ。

 僕の場合、いま気になっているのがトヨタの初代イプサムなんである。

 5ナンバーサイズの手頃なミニバンとして結構ヒットはしたけれど、96年発売だから実はもう13年超のクルマだ。大きくなった2代目すらすでに廃版になっている。なんだけど、それにしちゃあ、よく見るんである。もう1日に4回くらいなんてこともあったりする。

 もちろん、イプサムに感じるところがあるから、なのは間違いないと思う。

 ウソかホントか、イタルデザインが関係しているなんてウワサのあるボディはたしかにバランスがよく、えらくまとまりがいい。写真のグリーンのほかにパープルなど、日本車としてはとんでもなく思い切ったカラーリングがしっかり似合っているのも、恐らくそのプロポーションの良さがあってのことかと思う。

 なんてことを考え出したからなんだろうけど、いやはやよく見る。こりゃ残存率もかなり高いんじゃないか、ユーザも飽きが来ないんじゃないか、などと勝手な想像してしまうくらいだ。

 実を言うと、ちょっと前は80年代カローラがそうだった。とくに90型。こいつは、かなり状態のいい、とても大切にされた場合が多いのが気になって。もちろん白いボディのSEサルーンで。

 最新型じゃなく、しかも取り立てて目立つようなクルマでもないのに、どうもよく目に付く。皆さんは、そういうクルマってないでしょうか?

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クルマ散策:明けましておめでとうございます

Gemini22  皆さま、明けましておめでとうございます。

 旧年中は当ブログをご笑覧いただきまして、誠にありがとうございました。また、いつもコメントをいただけます皆さまには、改めて御礼申し上げます。

 弱小ライターであり、かつ生意気なことも書いていますので多くのメディアで活躍できるわけでもなく、非常にお恥ずかしいところですが、今年も引き続きよろしくお願いいたします。

 現在連載をいただいているニューモデル・マガジンXでは、今年はより新鮮な話題にチャレンジできればと考えています。もちろん、編集部さんとの調整のつく範囲になるかと思いますが、「社会ネタ」はややもするとマンネリになってしまいますので、その辺十分配慮したいと思っています。

 不況によるメーカーの再編や提携。もともとの出版不況に加えて、これでさらに厳しくなるであろう自動車メディア業界。隔週から月刊化、あるいは休刊など、色々なことが起こるかもしれません。そういうとき、評論家やジャーナリストは何を伝えるべきなのでしょうか?今年はそういうことがいよいよ問われるような気がします。

 僕も自分のスタンスをもう一度確認し、色々な可能性を模索してみたいと考えています。

 それでは、今年もよろしくお願い申し上げます。

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