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クルマ散策:メルセデスの「リフレッシュカー」

W124  あー、やられた。って言うか、やっぱりアリだったんだよなあ・・・。

 つい最近、旧車の「リフレッシュカー」について書いたばかりだけど、なんとメルセデス・ベンツがホントにそういうサービスを始めたんである。

 「メルセデスベンツ・ヤングクラシック」と呼ばれるこのプロジェクトは、比較的新しい70~90年代の旧車を中古車として商品化するものとか。しかも、とくに人気の高い北米と本国ドイツには、専門のセンターを設けてパーツ供給等の体制を整えるというから本格的なんである。

 ま、メルセデスの旧車は世界中でそれ相応の人気があるから、たとえば日本の旧車とはタマ数がケタ違い。それだけ市場として確立しやすいんだろうけど、でもやっぱり英断というか、いいとこ目を付けたよなあ。

 環境云々に関しては、日本なんかよりドイツの方がよっぽど「うるさい」国だけど、旧いものを使い続けるという土壌に加え、人気があるといっても絶対数はごく限られたものだという冷静な判断があるんだと思う。

 それにしても、車両はメルセデス博物館に陳列され、要望によってレンタルも購入も可能なんてスゴイこと考えるよなあ。実際にどこまで「リフレッシュ」された状態で並ぶのかまでは分からないけど、W124のEクラスや、190シリーズあたりがピカピカで買えるなら、これは魅力的でしょう。

 せっかく日本も旧車ブームなんだからさ、早いところどこか始めない? すぐすぐ儲かるとかそういう視点じゃなくて。きっと中古車はもちろん、メーカー全体のイメージアップにもなると思うけどな。

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「クルマ散策」カテゴリの記事

コメント

>W124のEクラスや、190シリーズ
クライスラー化以前の最後の良質メルセデス。
当時(まさにバブル期)の大人気シリーズでしたし、ファンには堪らないと思います。
このプロジェクト、波及効果も含め今後の進展に注目ですね。

投稿: ぴろ | 2009年3月20日 (金) 18時34分

メルセデスのヤングクラシック、やはりやられましたね。
これをメルセデス本体できちんとビジネスにするとことがまた凄いですね。
W124の500Eとか、新品同様で乗ってみたいものです。
日産は近々座間にある記念庫を改修するようです。もしかすると、夏以降にみなとみらいへ移転する本社に、記念庫にあるクルマの一部を持っていくとの情報がありますね。
日産も子会社で、メルセデスのようなプロジェクトを進めてもよさそうですが…
つくりもそれなり耐久性のあるメーカーだし。
そういえば、この前いすゞのアッソディフィオーリをトヨタ博物館まで見に行きましたが、すぎもとさんが乗られているジェミニを含めこの時代のいすゞ車も復活してほしいものですね。

投稿: アクシオム | 2009年3月20日 (金) 20時23分

メルセデスですか。 確かにW124辺りの時代迄は、やり易いでしょうね。 特に復活が難しい乗り味について云えば、ブッシュ類等を交換するだけで、かなり元に戻りますから。(但し、全てを交換すると、部品代はともかく工賃が高くなりますが)
ただ問題はそれ以降のモデルなんです。 近頃のメルセデスは作り方に対する考え方が少し変わったと聞きます。 因りによってトヨタっぽくシフトしたという話ですから、ちょっと心配なんです。 リフレッシュカーはこの時代の車まで、なんて事にならなければイイなと。
それより目下の心配は部品の供給なんです。 W124ってワンアームワイパーでしょう。 しかも払拭面積を大きくする為にブレード自体が横にスライドする。 だからブレードが切れ易いんです。 この前父親の車のが切れたので探したのですが、モンテカルロといったショップにも無いんです。 同寸の物が在っても金具の形状が違って取り付けられない。 結局取り寄せで1週間余掛かりました。 部品が在っただけマシ」なのでしょうか。 ジェミニで苦労されている?杉本さんはどう思われます。

投稿: 山の熊さん | 2009年3月20日 (金) 23時19分

メルセデス、なかなか面白いことしますね。
確かにW124のEクラスなんて、いかにも『ベンツ!』な感じが堪りません。
古いベンツを大事に乗っている人って、何だか素敵な感じがするんですよね。

投稿: アレスタ | 2009年3月20日 (金) 23時22分

ガレーヂストアだったら解らんでもないが、
今時
燃費の悪い御ベンツ様を売ろうなんていう気持ちが解らない。

投稿: 佐衛門 | 2009年3月21日 (土) 11時10分

うーん、やりますね。
クライスラー合併後から現在のベンツは、デザインも含めて好きではないんですが、その前までのモノとなると俄然魅力的ですね。
当時のイメージは「ちょっと・・・」ですが、クルマとしては、「こりゃ、日本車かなわん」という時代のモノですもんね。他のメーカーもやらないかな~。もちろん、日本展開で。 羨ましい。

投稿: ぷじお | 2009年3月21日 (土) 14時42分

ぴろさん

そうですね。波及効果に期待・・・というこか、こういうことまで欧州を手本にするのも残念ですけどね。

アクシオムさん

やられましたね(笑) 博物館を持って一番しっかりした体制が出来そうなのがトヨタだと思いますが、実際の車種を考えると日産だったりしますね。
アッソディフィオーリはやっぱりトヨタ博物館へ移されたんですね。ある意味安心ですが。ジェミニ、ピアッツァ、復活したら売れるだろうなあ。

山の熊さん

ジェミニも非常にツライ状況で、走行に直接関係する部品の欠品に遭遇しないのを祈るだけです。
このプロジェクトはメーカー発ですから、恐らく「ないものはない」ところまでやるんじゃないでしょうか? それでビジネスになると判断できたんだと思います。

アレスタさん

やっぱり何だかんだでメルセデスか・・・と納得しつつ、何だか悔しいですね。

佐衛門さん

手厳しいですね・・・(汗)

ぷじおさん

歴代モデルこそ素晴らしい、というメーカーばかりじゃないので難しいですが、たとえばBMWにしろVWにしろ、車種を限定すれば「アリ」かもしれないですね。いずれにしても日本展開を期待しますね。

投稿: すぎもとたかよし | 2009年3月22日 (日) 08時47分

ドイツ人の友だちによると、ドイツでは中古車の値段が日本ほど下がらないので、日本が羨ましいそうです。
また大衆車といわれるオペルやVWの部品もかなり潤沢に出回っていて、自分でかなり整備もするようです。

そうなると中古車に対する考え方が日本とは違うので、古いプレミアムなクルマをメーカーが新車同様にして販売するというのは当然アリでしょうね。
さらに普通の古い大衆車にもそういうことが可能かどうかは、ドイツも日本もまだ未知数かもしれません。

古い国産大衆車を維持している身としては(笑)、小さなマーケットとしては可能だし、ぜひやって欲しいですね。
メーカーに利益としてのメリットが生まれるかどうかは分かりませんが、確かに古いクルマには、忘れられた楽しいものがいっぱいありますので、文化的なメリットはあるでしよう。

安全性に問題があるといいますが、もう二十年問題なく安全に乗れているわけですし、エコ的にも一台のクルマを廃棄してゴミにするとき消費するエネルギーを、新たに燃費のいいクルマを導入して元を取るには相当な年数がかかるはず、と考えると社会的なメリットもありそうですね。

投稿: ゴッシーノ | 2009年3月22日 (日) 09時11分

ゴッシーノさん

欧州ではクルマも含め、基本的に長く使うことが根付いてますよね。そのためにも息の長いモデルを作ると。
国産車でも仰るとおり文化的なメリットはあると思います。もっとも、メーカーがそれをメリットと思うかどうかですが。もうそろそろ、そういう余裕を持つ時期のような気がします。

投稿: すぎもとたかよし | 2009年3月24日 (火) 00時00分

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