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雑誌記事:マガジンX4月号

Mag04  マガジンX、4月号が発売されました。

 いつもの自分のコーナーですが、内容が重なっていることもあり、巻頭特集の中に組み込んでもらっています。

 内容的には、この”自動車不況”について、本当に素人的な質問や疑問を自工会に投げかける、というもので、もしかしたら読者の方の中には「何をいまさら」と思われる内容が多いかも知れませんが、そこは是非意図を汲んでいただければと・・・。

 よろしければ、書店にてお求めください。

 

 

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雑誌ナナメ読み:もう批評の時代じゃない?

Navi03  雑誌NAVIが創刊300号記念をやっている。

 今月号の特集は「NAVIっぽいってどういうコト?」。歴代編集長へのインタビューを目玉にした企画それ自体、まあ普通の自動車雑誌はやらないよなあ、とも思ったりする。じゃあいまのNAVIが文字とおりNAVIっぽいのかっていうと、個人的にはそう言い切れないんである。

 創刊以来の読者である僕にとって、NAVIをひとことで表現すればやっぱり「NAVI TALK」なんだと思う。いや、それはオリジナルの大川、徳大寺、館内3氏がいないとダメっていうことじゃなくて、あくまでも内容的な話で。

 たとえば、この特集号ではNAVIっぽいクルマとしてラテンなコンパクトカーなんかが”推薦”されていて、まあたしかにそれは間違いではないんだけど、実は別の意味で日本車もまた主役だったんじゃないか、と僕は思っている。それがNAVI TALKであり、イッキ乗りであったと。

 要するに、ちゃんと正面から国産車の批評をやっていたのが実はこの雑誌の”らしさ”のひとつだったんじゃないか。日本車はどうもイカンということを、単に欧米崇拝じゃなく、具体的に筋道立ててやっていたのがNAVI TALKで、それをコラム的に変化させたの下野氏だった。サイドインパクトビームに代表される安全装備の告発なんかは正にその延長上にあったわけで。

 もともとハード的な見方はしないという編集方針だったらしいけど、だからこそ俯瞰した見方ができたのが特徴だったと。もちろん、社会学者や作家などの執筆陣がそれを脇から支えていたのはあると思うけど。

 で、ここからは直接NAVIの話ではないんだけど、僕には最近雑誌に感じているひとつの違和感があって、それは「とにかくクルマは楽しもうよ」という妙な肯定思考というか、業界暗黙の了解みたいなヤツなんである。日本車はツマラナイとか言ってないで、そんな暇があるなら大好きなクルマに乗って楽しもうゼ、みたいな流れ。

 いやいや、もちろん僕だってクルマを楽しむことに異議はない。って言うか、十分楽しんでいるし。ただ、個人ではなくメディアがそっちのみを向いてしまうことに違和感があるということ。もう批評なんかやめようみたいな。もちろん、始めっから批評なんて関係ない雑誌もあったけれど、それがすべての雑誌メディアに拡大しているところがどうもね。

 それが国産車不況?対策としての配慮なのか、それとも批評に飽きちゃっただけなのかは分からない。けれども、ああ、この雑誌は日本車を変える力、メッセージ性を持っているなと思わせたところまでが、いま面白ければいいじゃんって感じになっているのはどうなんだろう? メディアが批評をやめちゃっていいほど、日本車はまだ大人になってないと僕は思うんだけれど。

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新車心象風景:トヨタIQとヴィッツ仕様追加

Iqcolor  トヨタのバリエーション追加がふたつ。いいなあと思ったのと、そうでないの。

 まず、よかったのがIQのカラー追加。コンパクトカー、とくにヨーロピアンなボディにはポップな色が合う例が多いけど、IQはプレミアムを指向してか、妙に渋い色ばっかりでパッとしてなかったでしょ。

 今回のイエローとブルーは、その点明るくてとても気持ちいいんである。ブルーはメタリックが入っているけど、彩度が高くていいし。4代目コルサ・カローラⅡもパステルカラーが似合っていたけど、あれを思い出すなあ。ま、もしかしたら単にデビューに間に合わなかっただけなのかもしれないけど、こっち方面でもう少しバリエーション増やしてもいいんじゃないかな。

Vitz  で、イケナイのがヴィッツの特別仕様である「シャンブル ア パリ コレクション」

 女性が憧れる”パリの小部屋”を想定し、何と1万人の女性を対象にリサーチしたっていうからスゴイ。・・・んだけれど、1万人に聞いた結果がコレとは。

 インパネのちょっとゴールドな加飾に加え、見せ場はターコイズやストライプの着せ替えシート。まあ、たしかにブルー系のコーディネイトにはなってるけど、とにかく安っぽい。なんかこう、改装したファミレスを連想させちゃう。

 そもそも着せ替えって要はシートカバーでしょ。しかも3パターンだけ。1万人にリサーチするようなことするんだったら、もう100種類くらいの生地見本を作ってオーダー制にすればいいのに。もちろん、ちゃんと張り合わせでさ。ホントはインパネや天井の色もコーディネイトしたいよね。

 ボディ色も少ないし、ホイールキャップは1種類。これって多少のセンスの違いはあるにせよ、70、80年代のelleseだのparcoだのと基本的に同じレベルの発想なのが寂しい。トヨタの女性チームはこの程度のセンスなの?

 たとえば先代キューブがコンランとのコラボをやったけど、あれなんかと比べると「デザイン」に対する意識や認識がまったく違うでしょう。いや、それ以前に内外装ともマーチのカタログカラーの方がよっぽどセンスいいもんなあ。

 前にも書いたことがあるけど、トヨタはカラー・テキスタイルのセンスがどうしても弱いんだよなあ。日産があそこまでできるのに、一体何でなんだろう?

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新車心象風景:ホンダ・インサイト

Insight  インサイトが示したのは、一口にハイブリッドと言っても、作り方には結構幅があるんだよということだと思う。比較的小さなエンジンを中心にすれば、180万円台も可能だと。

 このスタイルをプリウスのコピーと見るかCR-Xの子孫と見るかはともかく、僕はインサイト、いいんじゃないかと思う。いや、ひょろ長いボディとか、後席頭上に厳しいパッケージングとかじゃなく、存在として。

 それよりも、このインサイトでもって、何となく世の中がやっぱりこれからはハイブリッド、もしくはEVだよねー、という風潮になっているのがどうも気になるんである。ま、TVのニュースを疑わない視聴者はともかく、自動車雑誌までというのがどうもね。

 分かりやすいところではクリーンディーゼル。ホンダは当面市場導入見合わせだし、トヨタはいすゞとの開発を凍結したみたいだし。欧州でも軽油高騰で販売比率が下がっているみたいだけど、新車へのバリエーションは減らしてないよね。メルセデスは引き続き日本導入に注力するらしいし。でも、もうディーゼルの負けって話でしょ、雑誌では。

 ディーゼルは燃費のよさとそれに伴うCO2の少なさだけじゃなくて、高トルクのドライバビリティが魅力でしょう。ガソリン車との価格差がどうのこうのって記事が多いけど、そういうことじゃなくて。もちろん、ディーゼル・ハイブリッドの可能性もあるしね。

 あと、既存技術でのリッター30キロって可能性はどうなってるのかなと。たとえば、仮に軽自動車に900~1000㏄のエンジンを載せてそういう数字が出る可能性があるなら、規格がどうのこうの言ってる場合じゃないでしょ。もしホントに国やメーカーがエコだ環境だと本気でやってるなら。

 EVは、北米ショーで新興会社が色々出して結構TVでも取り上げられたけど、僕はちょっと懐疑的かな。もちろん、走行距離やインフラ面での実用性もあるけれど、ゼロ・エミッションという次元の話になるのなら、やっぱり電力供給の話に突っ込まなくちゃと思うので。

 だって、CMではデン子ちゃんが「電気を大切に」って言ってるけど、電気自動車が街中で走るためにはそういうわけに行かないでしょ。もう原発バンバン推進するのか、あるいは太陽光発電とかに真面目に予算出すとか、その辺ハッキリさせないとね。

 しっかり現実的な価格で登場したインサイトは面白いと思うし、是非売れればいいと思うけど、だからもうこれからはハイブリッドとEVしかない! という流れはイヤだなあと僕は思う。

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Drive My Car:12ヶ月点検完了

Tenken2  愛車ジェミニの12ヶ月点検が終了しました。

 「ま、何もなければ半日で終わりますから」なんてことを担当メカニックさんは毎回仰るのですが、これまで半日や1日で終わったことはないんです。当たり前ですけど。

 今回はオイル漏れと水漏れ。オイルはオイルパンのドレンが怪しいということで交換して解決だったのですが、水、つまり冷却水はタービンの下あたりに配管されている金属パイプとハウジングの間から漏れていると。

 本来はこれもOリング交換でいいんですが、もしかしたらパイプを抜くと腐食が進んでいて使い物にならないかもと。しかも、どうやらこのパイプは生産中止という不吉な電話連絡が。

 こりゃマズイということで、あちこち部品取りの同型車を探したのですが見つからず。そうこうしているうちに「杉本さん、腐食は大したことなかったです。液体パッキンで直ります」という連絡が。いやー、助かった。

Tenken1  その他はファンベルト類3本の交換でしたが、まあ何だかんだで12ヶ月点検としちゃあ結構いいお値段になってしまいました。こりゃ、真面目に普段乗りをもう一台考えないとダメかも?

 で、この際ついでということで前に書いたバッテリーを購入、交換しました。パナソニックのカオスです。これ、性能は用品店担当さんのお墨付きですが、見た目がカッコ悪い。交換後に見てギョッとしました。

 あ、もちろん交換してオーディオの音質が向上した、なんてことはないです。

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雑誌記事:今月の取材

Talrtys  自動車工業会へ取材に行って来ました。

 久々の御成門、自動車会館です。国土交通省取材時はよくドトールに寄りますが、自工会の場合は1Fのタリーズコーヒーで直前チェックをします。オープンスペースでちょっと寒いんですけど。

 今回は帰りに用事があったので初めてクルマで出掛けたのですが、自動車会館は名前のワリに、地下駐車場がたったの30台分しかないんですね。もちろん満車だったので、近くのコインパーキングに停めましたが。

 このビルには自工会の他、自販連といった業界団体が色々と入っているんですけど、なぜかJAFも一緒なんですよね。業界団体とユーザー団体ではまったく違う性格なんですけど、まあなんて言うか、ある意味分かり易い話ですよね。

 ところで、都心への取材のときによく感じるんですけど、オフィス街のお昼休みは大変ですね。どこの飲食店も大行列で、コンビニも長蛇の列。多摩地区で働いている自分には想像もできないです。これはこれで当たり前になっちゃうんでしょうけどね。

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