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Drive My Car:ジェミニツーリング

20081130  今日、ジェミニ仲間とのツーリングに栃木まで行って来ました。

 メンバーはクラブなどではなく、自然発生的に集まった首都圏在住の6名で、ツーリングは3回目でしょうか。

 毎回とにく何をするというワケでもないのですが、集合して少々走り、昼食をとってまたお喋り、とまったりした会です。

 同じクルマ(年式やグレードは色々ですが)に乗っていても、それぞれクルマへの接し方が違うところが面白いですね。僕は徹底してノーマルにこだわりますが、その逆の方もいます。そうそう、今回はいすゞに内定した学生さんも参加しましたね。Minmin

 お昼は宇都宮名物、餃子のみんみんで。なにかこう、地元に根付いている感じあって、香川の讃岐うどんの店を思い出しました。安いところも似てるかな。

 さて、明日から12月。今年は予定が目白押しで、今週は取材1本と社会人バンドのライブが控えています。

 

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新車心象風景:日産・キューブ

Cube  あのV字回復を牽引した一連のデザイン改革車達が、そろそろモデルチェンジの時期を迎えている。

 ティアナは中国やロシアでの高級車としての役割と、日本でのモダンリビング戦略に巧いこと折り合いをつけてみせた。まあ、いい意味での軽さは薄れたけど、逆に言えば重厚感が増した。

 で、キューブ。先代はいわゆるクルマらしさと逆方向を向いていながら、そのクルマらしさの発信元である欧州で評価が高かった。これはもちろんデザインセンスが本物だったからで、ロンドンという最先端デザインの中心地からラブコールがあったのはその証だろう。

 「純化」というコンセプトが曲面に結び付く理由がいまひとつピンと来ないからか、僕は正方形に近いヘッドランプや、フロントサイドウインドウのフチがそのままフェンダーまで伸びていた先代の方が安定感があったし、まとまりも高かったと思う。その点、サイドウインドウを独立させた新型は少々不安定な感じがするんである。でも、パッと見ほとんど同じとした全体の判断は間違いじゃなかったろう。

 波紋や波形を繰り返した内装はやり過ぎという話もあるけど、問題はデザインコンセプトから外れていないかどうかで、僕はキューブらしいチャレンジだと感じた。少なくともエクステリアよりいい具合に変わったんじゃないかな。もちろん、例によってカラーセンスも一歩先を行っているし。

 僕はこういう日産のデザイン展開はもっと評価されていいと思っている。遊びのクルマをやろうとするとWiLLシリーズやルミオンになっちゃうライバルとは次元が違うワケで、この新型が外に出て行くのは、だからかなり意味深いとも思う。日本発の文化がアニメだマンガだなどというお寒い認識に対してもなかなかいい提案になると思うし。

 さて、残るマーチ、フェアレディZ、そしてラフェスタあたりはどうなるのかな?

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新車心象風景:トヨタIQ

Iq  エポックメイキングというより、理想主義なのかな。僕はその理想主義というやつが基本的には好きなんだけど、IQはどうも違うんである。

 J's Tipoの記事にも書いたけど、僕はIQを見てすぐにエスティマを連想した。エンジンを大きく傾けて車体中央の床下に追いやった、まさに理想主義的ミニバン。でも、エスティマがIQと違うのは、理想主義機構と斬新なスタイルだけでなく、3列シートのファミリーカーとして普通に実用性も備えていたことだろう。

 IQは4人乗りであることが肝だけど、同時に4人乗りだと思うことが足かせにもなってしまう残念な立場にいるんじゃないか。たしかに助手席を前にスライドすれば178cmの僕も後に座れるけど、座面は膝までの半分しかないうえ、背面は薄焼き煎餅みたいに固い。おまけに頭はバックドアに触れそう・・・と言うかヘッドレストがもう触れている。これは座っているというより”入り込んでいる”が実際。

 つまり、IQは「4人乗り」じゃなくて「4人乗ることができる」クルマなんだと思う。だから、パッケージング改革と言われてそのつもりになると無理ばかりが目立ってしまう。一方、後席は荷物置きと割り切って2名乗りだと思えばスカッと来る。これで1.5リッターでも乗れば楽しそうだゾ、とか。

 トヨタ的にはパッケージ改革としてエスティマと同じように理想を追求したんだろうとは思う。何せ開発スタッフの集合写真はエンジニアのチーフが真ん中にいるようなクルマだ。なので、理想主義プロダクトとして拝む対象としては素晴らしいけれど、購入対象にはなり難い。150万円もハッキリ言って破格だと思うけど、それはIQだけを見たときの話だし。

 もちろん、欧州はスマートが売れるような市場だからIQもアリだろう。カローラなんかよりずっと質感の高い内装も評判になるんじゃないか。僕的にもどっちかというと外国車みたいな存在だもんね。

 いや、トヨタ渾身の理想主義を”善し”として買える人はそれでいいと思う。セカンドカーとすれば面白いのは間違いないし。あとそうだな、ショーカーのときのスタイリングのままだったら、それだけでも購入動機になったのに、とも思う。量産型の顔はチョットねえ。

 そうそう、これも記事に書いたけど、この技術を次のヴィッツに丸ごと持ち込んだら、フィットなんて吹き飛ぶような、とんでもないコンパクトカーになるでしょ。そしたら今度こそスゴイ改革になると思うな。

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雑誌記事:J's Tipo 1月号

Jstipo01  本日発売のJ's Tipoに記事が載りました。

 巻頭特集「トヨタIQ十番勝負」の冒頭、開発チーフエンジニア中嶋氏へのインタビュー部分1ページです。特集扉の前段になる部分で、ネームとかが分かりにくいですが、一応名前も出ています・・・。

 前号でいすゞイルムシャー開発秘話を書かせてもらった延長で、今回の「IQはIQで終わらない」というインタビュー記事を企画込みでやらせてもらった感じです。会場は試乗会の行われた青山のレストランでした。

 内容は、今後IQはどう展開するのかという、特段目新しいものではないです。とにかくIQというピンポイントの特集でしたので幅のある企画は難かしく、可能な範囲で今後の展開を聞き出したというところでしょうか。

 個人的には、次号以降でさらに面白い企画を出すための顔つなぎ的な意味が大きいですね。イルムシャーも楽しかったですけど、より自分なりの独自企画ができればいいと思ってますので。

 

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新車心象風景:スバル・デックス

Dex  業界は色々複雑なんだとは思うけど、やっぱり越えてはならない一線ってある気がする。

 ダイハツのクーだとかトヨタのラクティスだとか、まあ色んな話は聞こえてはいたけど、何だかんだ言っても最終的には思い止まるだろうなあ、なんて僕は思っていたんである。あるいは、今度出るっていうパッソベースのコンパクトミニバンを充てるのかな、とか。

 いつだったか、スバルのディーラーに取材したことがあったんだけど、営業マン氏はそもそもOEM自体が受け入れられないと言い、よもやbBベース車なんか考えられないとこぼしていたのを思い出した。いやあ、しかしホントに出しちゃったんだね。スゴイな。こいつがスバルのディーラーに並ぶんだ・・・。

 まあ、日産ではスズキや三菱の軽が売ってるし、マツダもそうだ。商用車の世界でもOEMはある。でもそれは何ていうか、あくまでも「お手伝い」的なレベルの話で、それによって日産やマツダのイメージにおかしな影響があるかと言えばそんなことはない。逆に日産の軽なんかうまいことやってるって感じだ。

 けれども、スバルの場合はマイナス感が大きくないか? 商売として月販500台がどのくらい彼らに有用なのか分からないけれど、こんな妙なクルマを売ってる負のイメージの方が勝るんじゃないのかな。 少なくとも、販売現場の士気低下はバカにならないだろうし。

 たとえば、中身はパッソ・ブーンそのものだけど、せめて殻だけ別物を被せるくらいのことをしてもいいんじゃないかと思う。少しでもスバル・ディーラーで売られる必然性が感じられるなら、それで発売が1年遅くなってもいいじゃないか。 どうしてそこまで待てないんだろう?

 クルマが売れない、若者が興味を示さないなんて色々不安な声が聞かれるけど、本気でそう思ってるならこうことはしないでしょ。液晶TVのパネルじゃあるまいし、あっちこっちでこんな使い回しなんかしてたら、クルマなんてドンドン趣味性を失うに決まってるじゃん。

 ま、エビちゃん効果でたくさん買ってくれるっていうならいいんだろうけど・・・。

 

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クルマ散策:月間販売ランキング

Conte   10月の軽自動車販売ランキングは2ヶ月連続でダイハツのムーヴがトップだったらしい。

 モデルチェンジしたワゴンRが2位に甘んじたのは、ご想像のとおりムーヴに派生車のコンテが含まれているから。見方を変えれば、この売れ線の四角いクルマを含めても3000台少々しか差が無かったのはワゴンRのスゴさとも言える。

 このランキングに実質どんな意味があるのかはよく分からないけど、自販連や軽自協が勿体ぶって発表する”イベント”なのであれば、やっぱりそれなりの公平性が欲しいところだ。これの年間累積でスズキVSダイハツみたいな話が経済紙を賑わすこともあるわけだし。

 一応自動車業界の団体なんだから、ムーヴとムーヴ・コンテはちょっと違うんじゃない?くらいの自主判断はできないのかなあ? いやー、それはメーカーさんの自己申告が基本ですからねえ、なんていうのだったら、いっそスズキもワゴンR・セルボとかワゴンR・パレットとかワゴンR・アルトなんかにしちゃえばいいのに、なんて思う。いや、冗談みたいだけど、実際コンテはそういうことでしょ。

 同様に10月トップのカローラもねー。フィールダーは分かるけど、ルミオンはないでしょルミオンは。こんなのOKだったら、ホンダもフィット・フリードでいいじゃん。もう断然トップ間違いなしでしょ。

 たとえばCOTYの10ベストカーが今回も各社1台ずつになったとか、そういうあんまりな工作がクルマ業界には結構ある。誰でも知ってるのに平然と進めちゃうようなデタラメ。いや、誰でも知っているからべつにいいやということなのか? でも、結局こういうのが業界の権威や信用を落とすことになると思うんだけどなあ。

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新車心象風景:スバル・インプレッサアネシス

Impressa_2  先行したハッチバックにトランクを付け足すやり方は、日産ティーダ、ホンダフィット、少し前だとトヨタのプラッツあたりが思い浮かぶ。

 共通して言われることは後付け感だ。取って付けた感じでカッコ悪い、と。以前、ある雑誌のデザイン対談に立ち会ったとき、有名評論家数人が寄ってたかってプラッツをこき下ろしていたっけ。

 僕はと言うと、実はティーダ・ラティオもプラッツもそんなに酷いとは思っていない。何て言うか、あの凝縮感がコンパクトセダンとしての実用性を感じさせて結構面白いと思っている。ま、もう少し言うと、フィットアリアはバランス的にどうにも不安定でいかがなものかと思う。つまりはモノによると。

 で、そういう見方をするとこのアネシスは違和感が少ない。インプレッサ特有の強いキャラクターラインがリアランプまで一気に伸びて一体感を演出している。トランクの長さも絶妙な感じだ。その大きなリアランプはぶ厚いトランクをうまく引き締めているし。

 なんだけど、皮肉なことにそれ故個性が感じられないことになっているんである。トランク部分があんまりにもスッと溶け込んでしまって心に引っ掛からない。つまり印象が薄い。ハッチバックに変身したインプレッサの独自性がどっかに行ってしまった。ま、もともとのフロントフェイスの弱さがここでも影響してしまった感じもする。

 この辺の塩梅は相当難しいんだと思う。巧いまとまりと没個性は結構近いところにあるのかもしれないとさえ思える。じゃあ、コンパクトセダンなんか無理なのか?というとそんなこともない。たとえばトヨタのベルタ。ヴィッツの要素を多く採りこんだこの小さなセダンはほとんど表舞台に出てこないけれど、実はトヨタでいちばん美しく完成度の高いセダンだと僕は思っている。いやいや、その前に初代のセダンは非常にまとまりもよかったし個性もあったじゃないか。あのセンスはどうしちゃったのか?

 ま、アネシスはインプレッサシリーズの販売台数を安定させるため、月に500台も売れればいいみたいだ。だから、スバルとしてはそんな心配も要らないんだろうけど。

 

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新車心象風景:スズキ:スプラッシュ

Splash   もうひと工夫あればなあ、と思う。

 欧州に軸足をおいたスズキの小型車戦略は絶好調らしい。日本ではSX4が苦戦中だけど、コンパクトSUV流行の彼の地では、フィアット版と合わせて生産が追いつかないという話も聞く。で、スプラッシュだ。

 こっちは「軸足」というより向こうで生産した輸入車そのものなんである。だから、TVCMでも欧州の街を走らせて「こいつは向こう生まれだぜ」と主張する。けれども、何かひとつもの足りない。

 すでにスイフトとSX4があるのに、そこへまたしてもコンパクトカーだ。ちょっと背高だと言ってもそんなに大きな違いは感じない。オペルに供給したワゴンRソリオの後継を意識したであろうボディは、どうにもズングリしてピンと来ない。だから何かこう、もっと欧州生まれということを端的に表す何かが欲しいじゃないか。

 たとえばボディカラー。CMの青、緑、赤はカラフルだけど、他の3色は無彩色に近い。ドイツでは4色多い10色もあって、そのうち6色はカラフルな有彩色だ。これを持って来るだけでも違うけど、ホントなら日本用に追加したっていいくらいだと思う。黄色やピンクなどのパステルカラーなんか似合うだろうし。

 インテリアも3パターンとは言え、大雑把には青っぽいか黒かのどっちか。どうせいくつかのパターンを設けるならもっと違う色があってもいいと思う。いや、もちろんカラーじゃなくてもいいんだけど、要はこいつ面白いゾ、違うゾという「何か」を与えたいんである。

 まあ、日本で大ヒットしなくてもスズキ的にはそんなに困った話じゃないのかとは思うけれど、どうせ売るならやることやった方がいいでしょ。SX4もそうだけど、少ないラインナップの中に売れないクルマがあるというのは、イメージとしてもあんまりよくないしね。

 

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Drive My Car:山形旅行・プラスワン

Yamagata1  久々のロングツーリング行って来ました。

 目的地は山形。いつものとおり、温泉とグルメというほとんど工夫のない、本能まる出しの2泊3日旅行です。

 初日は日本海側の鶴岡、酒田。鶴岡は藤沢周平ゆかりの地として有名になりましたが、偶然宿も氏の定宿だったところ。酒田ではこれまた有名な山居倉庫や、かつて日本一の地主といわれた本間家旧邸宅などを見学。いずれも魚が美味しいところです。

Yamagata2  翌日はちょっと下がって米沢。山を30分ほど駆け上がった秘湯白布温泉へ。約190年前の藁葺き屋根の建物をそのまま使った西屋という宿が素晴らしかったです。豊富な湯量にも満足でしたし、米沢牛の料理もね。

 米沢の町は来年の大河ドラマへ向けて賑わっていましたね。上杉神社にも行ってみましたが、もう大河一色です。ま、好調「篤姫」の後は辛いでしょうけど。

 今回は総計1200キロの旅でした。エアコン全開で壊滅的燃費だった夏に比べ、秋の高速巡航は久々のリッター15キロ。ちょっとホッとしましたが、車内のビビリ音や相変わらずの固い乗り心地は減点対象ですね。

 それと今回は山形から帰京したその足でライブを観に行くという、ちょっとハードスケジュールを敢行しました。

Yamagata3_2  青山ブルーノート東京20周年記念の渡辺貞夫カルテットですが、この日が最終日だったので無理をおして行って来ました。いやあ、これはさすがに疲れましたけどね・・・。

 

 

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