雑誌ナナメ読み:プロと一般人
評論家の表現としては結構見かけるし、細かい話なんだけど、やっぱり気になるんである。
たとえばいま売りのベストカーのワゴンR記事。乗り心地がソフトになった新型に対して有名評論家K氏曰く「個人的には先代のシャープさを好むけど、一般ユーザーなら新型を評価するだろう」
まあ「一般」って言葉がどうなのかという問題はさておき、自分の好みは○○だけどフツーの人は××でしょうだなんて、プロの評論家としてはてんでダメでしょ。
だって、自動車評論家というのは自分の価値観や感覚を総動員してクルマを客観的に評価するのが仕事なワケでしょ。明快な意見としてまとめて、それをユーザーに提供するのが。それが自分はこうだけど他の人は違うでしょ、なんていうのなら、この人が公共の媒体でモノを書く意味はないよね? そんなんだったら誰でも書けるし。
評論家である自分が先代の走りを支持するのだったら、それはつまりプロが先代を評価しているということ。そうであるなら、説得力を持つ内容でその理由を示すのが仕事なんじゃないのかな? それができないのなら書くべきではないし、単純に好き嫌いだとしてもやっぱり書くべきじゃないでしょ。
「慣れ」なんだろうなあと思う。個人的に、とか書いておけばべつに問題じゃないでしょっていう。自分と一般人の感覚は違うんだからこれでいいと。
本当はその「差」こそがプロの証なんであって、どうユーザーを納得させるのかが腕の見せ所だと思う。小さい話のようで、結構重要なことだと思うんだけれどね。
さて、明日から久々にちょっとしたロングツーリングに出かけてきます。
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実は試乗会というのは初めてでした。今回はシティコミューター的なクルマということで都心が会場なので、まあ箱根あたりの試乗会とはだいぶ雰囲気が違うのでしょうけど、けっこうアッサリな感じで意外でしたね。なんかこう、キーの奪い合いみたいなイメージだったんですけど、来場者はパラパラ来る感じで、実に静かに時間が流れていました。
