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クルマ散策:マツダフォーラム

Mazda1   先週27日の土曜日、サラリーマンの仕事でマツダ・ビアンテフォーラムに参加して来ました。場所は横浜のマツダR&Dセンターです。

 内容は前半が開発主査とチーフデザイナーの講演会。後半がエンジニアとデザインの担当者数人をパネラーとしたディスカッション。客席はほとんどが濃いマツダユーザーの方たち。

 このフォーラムは以前にもデミオなどで参加したことがあるのですが、登場するメンバーの豪華さに比べて、会の進行や内容がなかなか厳しいのが残念です。

Mazda4  これは、開発スタッフ自身が行う進行が不慣れであることと、質疑応答で挙手するユーザー各氏の質問があまりにマニアック、かつテーマとかけ離れたものであることが理由です。

 今回も、初代アテンザとCX-7を手掛け、このビアンテもまとめた小泉氏という実力派デザイナーや、ドイツBASF日本法人からカラー担当者がパネリストに来ているのに、ほとんど関係のない質問に終始してしまいました。

 僕は以前からメーカーばかりを責めるのではなく、ユーザー自身も研鑽しなくちゃ、という姿勢なんだけど、何だかそれをすごく感じたフォーラムでしたね。

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雑誌記事:マガジンX・11月号

Mag11  マガジンX、11月号発売になりました。

 記事は前澤義雄氏との連載ですが、実は今回で最終回となりました。連載としては4回、最初の全メーカーイッキ斬りを入れると5回で、いずれにしても短かったですね。

 連載終了の詳細な理由は書けませんが、前澤氏も僕も続けたいと思っていましたし、読者の方からもご好評をいただいておりました。しかし、そういうこととはまた別の次元で物事が決まったりするのがこの世界、ということでしょうか。

 前澤氏の話はいつ聞いても面白かったので、この企画は何らかの形で再現したいですね。

 最終回は、ダイハツのコンテです。すでに発表になったワゴンRをはじめ、これからが新車ラッシュだったんだけどなあ・・・。

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クルマ散策:民放TVがあぶない?

Minpou   今朝の朝日新聞に民放TVの財政難の記事があった。

 理由はふたつで、まずはCM収入の減少。まあ、景気か翳ってくれば宣伝費が削られるのは常で、これは時代に沿った話。もうひとつは若者のTV離れだそう。ネットを筆頭としたメディアの多様化で、何でもTVという時代ではなくなっているとか。

 こういう状況下、役員報酬をカットする局もあるけれど、一番痛いのはドラマなど番組制作費のカットだそうで、セットをCGにしたり、もう現場は苦労が絶えないという話。うーん、それはどうなんだろう?

 僕は視聴者のニーズとか言って、お笑いタレント総動員の下らない番組をはじめ、すべての局がほとんど24時間やっていること自体が異常だと思っている。そんなの本当は無理な話で、必要がないと思うなら昼間の数時間は放送しないとか、局によっては夜9時に放送が終了したっていいんじゃないのかと。そうすればバカな番組を無理して作らなくてもいいし、落ち着いて良質の番組も作れる。

 そもそも、いまだにTVは視聴率至上主義でやってるそうで、だったらそういうおバカなバラエティとかクイズ番組にはニーズがある筈。であれば、本当なら若者離れなんて起きない筈なんだよね。でも、実際はそうなっていない。なぜ?

 これ、自動車業界にそっくりだなあと。ニーズだマーケティングだと言って細分化商品を出しているのに販売は上向かないし、どうも若者は興味がないとか。この前のネッツ店と同じ話ね。

 自動車雑誌も発行数がキツイらしい。でも、メーカーの顔色をうかがって何でもかんでも褒めまくっているんだから、本当なら安泰の筈なのに、なぜ?

 結局、目先のことばかり見て質を下げた結果なんじゃないのかなあ? だいたい、国内にこんなにメーカー数があるだけでもエライことなのに、さらに数ばっかり出すのはどうなのかと。首都圏キー局だけで5つも6つもあって、そこが一日中番組やってる異常さと、それはとてもよく似てるんじゃないかと思うんである。

 一日のうち何時間か放送しなくても、同じクラスに何車種も作らなくても、視聴者やユーザーはそんなに怒ったりしないと思うし、困ることもないんじゃないかなあ? それでいいものが出てくれば、ちゃんと見る(買う)んじゃないかと。

 

 

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新車心象風景:三菱・トッポ

Topo   パジェロやekワゴンのモデルチェンジでも結構なパーツ流用があったけど一度生産を止めたボディを、もう一度引っ張り出して来るってスゴイ。

 一部手は入っているけれど、基本的なボディは4年前のトッポBJで、妙にゆるんだAピラーのあたりに旧さが漂う。迫力あるブリスターフェンダー・・・なんてプレスにあるけど、それだって基本流用だし。

 いやあ、これに加えて宮崎あおいなんであるどういう理由を付けるのかわからないけれど、発表会場ではこの4年前のボディの横に国民的ヒットドラマの主役を並べてみせた。

 こりゃあ、いくらなんでもお手軽過ぎないか?

 ま、彼女はトッポの、というより今後の三菱車のメッセンジャーなんだそうだけど、それにしても焼き直しでイッチョ上がりのクルマに「篤姫」持って来ちゃうってどうよ? いまの宮崎あおいならトヨタ・IQクラスの話題車がピッタリな感じだけど、まあとにかくトッポだ。

 もちろん、逆の見方をすれは超コストパフォーマンスな組み合わせなわけだけど、そういうこと実際やっちゃうかって感じ。

 いや、単に弱小企業があの手この手で頑張ってるって話ならともかく、三菱が傾きかけたのは自分たちの不始末が元だからねえ。彼女の横でニヤけている社長さんを見てると、何か違うんじゃないかなあと思うんである。

 

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雑誌記事:J's Tipo・11月号

Jstipo  本日発売のJ's Tipo、11月号に記事が掲載されます。

 特集「復権、スポーツセダン」でジェミニコーナーがあるんですけど、その中で「イルムシャーを作った男」を2ページ寄稿しました。

 実は、もともと今回取材の大野氏とは今年になって偶然プライベートで知り合ったのですが、せっかくだからイルムシャーの話を聞きたいと思っていたところに、ちょうど今回の特集と合致したということです。

 たぶん、ジェミニ通の方には「いまさら」な話ばっかりだとは思いますが、個人的には初めて聞くようなことばかりだったし、開発当時の写真などは興味深かったですね。

 この雑誌への寄稿は初めてですし、そもそもこうしたマニアックな取材も自分としては珍しいことでした。いずれまた社会ネタにシフトして行くとは思いますが、こうやって色々な取材をこなしておくことは大切かと考えています。

 それでは、よろしければ書店でご笑覧ください。

 

 

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クルマ散策:クルママニア?

Geminiyahoo_2  我ながらダメ人間だと思う。

 写真は僕のジェミニそっくりだけど、実はオークションに出品されている別のクルマ。もっと言うと、マイナーチェンジ後の後期型で、顔もリアもサイドも色々違い、初期型主義の僕的には本来OUTな筈のもの。ところが、こうも色や装備が全く同じだと、もう気になって気になって・・・。

 そもそも23年目のクルマのオーナーとしては、いま必要なのはもっと新しいクルマであって、せいぜい2~3年しか違わないものを買っても意味ないんである。・・・なんだけど、気になる。

 いやあ、ホントに自分はどうなんだと思う。何だかもっと冷静な人間かと思っていたのに、「いまの愛車とこれを2台並べたらなかなかいい感じかも・・・」などといつの間にか考えいる。

 世のクルマ好きの方々はどうなんだろう? 車種や年式はいろいろだけど、こういう客観的に意味のないことに思い悩んでいる人は多いのか少ないのか。僕の知人で、いわゆるマニアではないものの、2、3年でポンポンと買い換えちゃう人がいるけど、ああいう方が却ってスッキリするかもなあ。

 いや、意味のないことこそマニアの証。こういうことで悩むのが楽しいんだってことなんだろうな、きっと。毎週中古車雑誌読んでニヤニヤするのが趣味っていう人もいるらしいし。

 いやあ、でも自分がこういうことで悩むとは、どうも。

 

 

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新車心象風景:日産エクストレイル・ディーゼル

Xtrail  新車じゃないけど、大物グレード追加ってことで。エクストレイル、ディーゼルです。

 ポスト新長期をクリアするのはもう少々掛かると思っていたので正直驚きでしたね。もちろんMTとかの制限はあるけど、とにかく出したと。すでに3000台売れたというメルセデスEクラスだってまだ新長期対応だし。

 興味の的はどうやって売り込むのかなあと。CO2排出量が少ないとか、燃費がいいとか、あるいは軽油が安いとか。取りあえずクルマが世の中の悪者になりつつある現在はそういうアプローチが先なんだろうけど。

 面白いのは、いま売りのベストカーもそうだけど、こういう少燃費カーとなると、いきなりお金の計算始めちゃうこと。対応するガソリン車より高い分は燃費と燃料費の差から、えーと15年乗れば元がとれる、みたいな。でも、たとえばプリウスを買う人ってみんなそういう計算しているのかな? ウィッシュとは燃費が何キロ違うから、価格差を考えて十何年で元が取れる、よーし、じゃあ買って十何年乗るぞって・・・。うーん、僕は違うと思うんだけど。

 たいていの場合は、買ってから毎日の負担、つまりランニングコストを考えるんじゃないかなあ? 買うときの何十万円じゃなくて、その後の毎回のガソリン代とか。もちろん、それだけ燃費がいいクルマが欲しいとは思うわけだけど、じゃあ↑みたいに仮想計算して比べてるのかっていうと、どうもね。

 ということで、たとえば高トルクによる走行性能の高さなんかもアピールして欲しい。以前、僕もいまと同年式のジェミニ・ターボディーゼルに乗っていたけれど、MTの3速に入れておけばどこでも走れちゃう粘り強さと、たとえば中央道の急勾配を楽々駆け上がる仕事ぶりは魅力だったし。ま、当時は振動と騒音もスゴかったけど、いまの新世代ディーゼルはそのネガもほとんどないしね。

 そういえばフランスやイタリアの高速をレンタカーで走ったときも、追い越し車線をカッ飛ばしていたのはほとんどディーゼルだったっけ。決してCO2だけで選んでいるわけじゃないんでしょ、向こうも。排ガス、燃費、燃料費、そして動力性能。いくつもある魅力について、どちらかに偏ることなくユーザーに伝わればいいなと。

 あ、それとこれを機に排ガス規制についてもちゃんと周知したらどうかな。新長期とかポストとか、何だかややこしくてよく分かっていない人も多いんじゃないかと。こういうのがハッキリすれば安心して選択もできるでしょう。たとえば、この秋三菱もパジェロでディーゼル出すらしいけど、どうやら新長期対応って話でしょ。あー、日産とは違うワケねって理解できた方がいいもんね。

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雑誌記事:高級ブランドはあり?

  これは前から何度か書いたことがあるんだけれど、まあ改めて。

 「ベストカー」に掲載の「総括 レクサス3周年」

 総括と言っても、要は苦戦してますがという話。評論家諸氏が「同じ値段ならやっぱり外車」「オーラが足りない」「販売方法が間違い」「LS以外は話にならない」なんてことを書いている。

 そんなことはクルマ好きならみんな知っているんである。だから、本来オープン前に「これは止めるべきだ」と警告するのが評論家などプロの仕事の筈だ。一部の人は最初から言っていたなんて書いているけど、いやいや大っぴらにストップをかけていた評論家なんてほとんどいなかった。10億円の建設費だの”おもてなし”だの、やたら大騒ぎだったじゃないか。

 もちろん業界内の話だ、おそらく個人レベルで「どうなんです、実のところ」みたいな話はいくらでもあったんだろうけど、まあ誌面に書いてナンボだからね、プロなら。

 でまあ、レクサスはともかく、ここで言いたいのはアキュラとインフィニティなんである。とくにアキュラは結構早い導入らしい。これ、どうなのよ? どう思ってるの? 書くならいまのタイミングだけど、やっぱり書いてないじゃん、ほとんどの評論家さん。

 いや、僕はアキュラもインフィニティも止めた方がいいと思ってる。どう考えても成功する理由が見当たらないもの。ホンダなんか、高級店よりいまのホンダブランドの立て直しの方がよっぽど重要でしょ。MDXとか、ホンダブランドにはない独特の商品があるんだぜ、と言うのなら、せいぜい海外モデルの輸入ってことで売ればいいじゃん。

 雑誌なんかはNSX後継車がアキュラだ! なんて煽ってるけど、NSXじゃあねえ・・・。ま、ともかく、これからアキュラに苦言を呈する人がどのくらいいるのか、個人的にはしっかり見ておきたいところなんである

 皆さんはどうお考えでしょう?

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クルマ散策:若者向けのクルマって?

 少し前の朝日新聞経済面に、トヨタ・ネッツ店の記事があった。

 話としては、奥田社長当時に若者向け店舗として発足させた同店が最近の若者のクルマ離れに悩んでいる、というもの。開店とともに投入したヴィッツは、いまや若者の購入対象になり得ていないと。

 で、打開策としては「値ごろ感のあるエコカー」が若者に受けるのではないか。そして、この秋投入のIQがウケるのではないか、とネッツ店のコメント。うーん、こういう話を聞いていつも思うのは、果たして「若者向け」のクルマって必要なのか、ということなんである。

 ネッツについて言えば、bBとかイストとか、ああいうのがつまり若者向けに考えたものなワケでしょ。けれども瞬間風速的には売れたものの、いまや不人気車リスト入り。じゃあ、これは単に若者向けの読みが甘かっただけなのか、というとそれも違うんじゃないのかなあと。

 僕は「若者向け」なんていう考え方自体がおかしいと思っている。そんな発想でクルマを作ってしまうことはバカげていると感じている。

 たとえば、自動車先進国の欧州市場を見ても「これは若い人向けです」なんていうクルマなんてほとんど見ない。斬新で意表を突くスタイリングのクルマは多いけれど、べつにそれが若者用ということはない。じゃあ、収入や貯えの少ない若者はどうしているかといえば、安い中古を買うか、新車でも廉価のエントリーカーを買うわけで、その車種自体は特別じゃない。

 たとえば、初代のプリメーラは欧州市場を意識した硬派のセダンだったけれど、走りの良さもあってか結果的には多くの若者も購入したでしょ。もちろん中古でも人気があるし。

 つまり、妙に若者に媚びるのではなく、まっとうに筋の通ったクルマを堅実に作っていれば若者は勝手に買うのではないか、ということ。これはべつにクルマに限った話じゃなくて音楽やドラマ、映画なんかもそうだけど。

 若者向けとか女性向けとか、そういうマーケティングに染まったクルマは一瞬だけワッと新規開拓者を生むけれど、結局すぐに飽きられるし後にも続かない。そういうやり方ばっかりやってきた結果がいまのクルマ離れの一因なんじゃないのか? もう何だかやたら細分化された無数の商品をバラまいて、結局わけが分からなくなって興味を失くすという。

 じゃあ、普通に大人向けのクルマはどうかといえば、それはそれでオヤジ向けみたいなマーケティング商品になっちゃっていると。つまり本物が見当たらない。

 あ、ちなみにIQが商品として若者の目にヒットするかどうかは分からないけれど、プレミアムだ何だなんていうチンケな売り方は違うと思うけどな。

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雑誌記事:今日の取材

Img_1157  正確には昨日ですが、取材に行って来ました。

 今回は大森にあるいすゞ自動車の本社ビルです。いすゞらしくベルポートという名前の建物ですが、これが豪華で驚きです。

 クルマで出かけたので、地下の駐車場に入ると結構レアな車種が見られてこれまた驚き。ま、僕のジェミニもレアですけど・・・。

 今回はマガジンXではない雑誌の取材です。詳細はまだ書けませんが、今月の中旬には出る予定ですので、またよろしくお願いいたします。

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