« 雑誌記事:マガジンX7月号 | トップページ | クルマ散策:どうなるビアンテ »

雑誌ナナメ読み:評論家比較記事

Best_car  ベストカー続きですが、増刊号のベストカープラス。

 カテゴリー別のランキングを5名の評論家が座談会方式でやっているのだけど、こうやって何人もの評論家の意見をまとめて読めるのは結構面白かった。もちろん、よくも悪くもだけど、とくに印象的なヤツを。

 竹平素信氏。デミオよりヴィッツがよくないのは、後者が発売3年経っているからだそう。この人、新しいものの方がいいと言い切るつわもので、アテンザの高評価の理由も「今年デビューだから新鮮さピカイチ」だって。それじゃあ、評論家要らないじゃない。

 ちなみに竹平氏、10点満点で他の人が1~10点と散らしている中で、ひとり8、9、10点の連発。これ、間違いなくメーカーに仕事くださいってアピールでしょう。もう浅ましさを超えているかも。

 渡辺陽一郎氏はユーザーが欲しがるのもが正義という姿勢らしい。軽のスライドドアに意味がないと言いつつパレットが高評価なのは、それが自分個人の考えであって、ユーザーは欲しがるだろうから、だって。売れるのがいいと言うなら、やっぱり評論家要らないじゃん。

 GT-Rの評価が低いのも、整備費用が高く、月販目標が200台なのがマイナスだそうで、「俺たちのGT-Rが遠くなった」なんて言ってる。俺達っていうのもまたユーザーの代弁なのかもしれないけど、そういう人たちがスカイラインを追い込んだのにね。

 鈴木直也氏。スバルのRシリーズについて、「ああいうのがいいと言われて全滅した。2車種も出したのは軽をナメている」とのこと。けど、売れないのが悪いクルマっていう言い方はどうなんだろう。自分がどう評価しているかが肝心な筈で、いいと思うならしっかりユーザーに訴えなくちゃ。

 竹平氏が例によってbBに高得点を与えて「こういうけったいなものもいい」なんて言ったことに、「賛成、やっぱり多様性が重要なんだ」と鈴木氏。あのねえ、「何でもあり」と「多様性」は違うでしょ。「なんでもあり」なら、くどいようだけど評論家要らないって。

 国沢光宏氏。コペンの評価が低いのは、2ドアスポーツの「文法」を守っておらず失敗してるからだそうで、ビートやカプチーノみたいにしなさいと。いや、失敗してないでしょ、コペン。相変わらず思い込みの激しい方です。

 ただ、実はいいことも言っている。現行の軽のうち、一部は衝突安全に関して世代の古いものがあると。それを分かって買うならいいけど、知らないで買うのはマズイじゃないかと。これはまったくその通り。

 一方、これについて「そう遠くないうちに時間が解決するよ」とコメントした松下宏氏は、このひと言で十分評論家失格の烙印を押せる。今回は意図的に国沢氏と松下氏を対立モードにしたみたいだけど、それを差し引いても言っちゃいけないことがあるでしょう。

 ベストカーが業界最量販誌なのは、恐らくダントツに多い記事量のためだと思うけれど、こうやって賛否色々あるような記事をそのまま載せるのは決して悪くないと思う。

 

|

« 雑誌記事:マガジンX7月号 | トップページ | クルマ散策:どうなるビアンテ »

「雑誌ナナメ読み」カテゴリの記事

コメント

えらい直球勝負ですけど大丈夫っすか?(汗)
ありゃ雑誌界のジャンクフードですかね。値段もそれなり、内容もそれなり。自分はコンビニで時間潰しに立ち読みして終わってますね。レジに持っていく?とんでもない(笑)

なんで自動車関係の雑誌ってあんな記事が多いんでしょうね。「こんなもん俺が目をつぶってでも書けます」みたいな。免許の無い高校生に課題として小論文書かせてもアレ以上の中身にしてくれるのでは、と思ったり。

この手の雑誌は安いからとっつきやすく、人の目に触れる事が多いだけに内容には責任を感じてもらいたいですね。車に興味が失せている人が増加の一途なのに、数少ない窓口的な雑誌がこれでは・・・
そりゃー、こんなんじゃ車好きが尚更減って下品な箱車だらけになりますわ。私の周辺で車の話ができるのは上司だけってのも寂しいもんです(それも過去の車の話ばかり・・・苦笑)

投稿: なおすけ | 2008年5月27日 (火) 17時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/97786/21207557

この記事へのトラックバック一覧です: 雑誌ナナメ読み:評論家比較記事:

« 雑誌記事:マガジンX7月号 | トップページ | クルマ散策:どうなるビアンテ »