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クルマ散策:大阪~広島

  前回に書き込みましたが、サラリーマンの方の仕事で関西方面へ出張に行って来ました。

 と言っても、実はいまそっちの仕事もクルマに近いところにいまして、大阪ではダイハツ、広島ではマツダにお邪魔してきました。ま、詳細は書けないんですけど。

 どこのメーカーも同じでしょうけど、阪急池田はまさにダイハツの町。工場を中心にダイハツの名前を冠した施設が点在しています。関係者は当然ダイハツのクルマに乗っているわけですから、やっぱり皆軽自動車ばっかりなのかなあ・・・と思っていたら、いましたねえアプローズ。

 不幸なデビューでアッという間に忘れ去られてしまったダイハツの小型車ですが、ここではあちこちで走ってました。同社関係者にとっては貴重なコンパクトカーなんでしょうね、きっと。懐かしかったあ。

 広島はやっぱりマツダ車オンパレードで、ユーノス800、500とか、最後のファミリアセダンとか、なかなか濃いクルマをたくさん見ました。で、意外だったのがフォード・フォーカスが結構走ってたんですよね。あー、これもアリなんだあと変に納得してしまいました。

 あと面白かったのが「マツダ病院」。病院名の大きな看板がマツダブルーなのも驚いたけど、建物の壁面に”新型デミオ”のでっかい垂れ幕が掛かっていたのは驚きました。そこまでやるか。

 帰りがけに寄った宮島、厳島神社では、しっかり交通安全のお守りをいただいてきました。

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クルマ散策:クルマの役割

Mini_2  僕よりずっと年上の知り合いが最近初代のミニを購入した。後年のミニはウッドと革でずいぶん豪華になったけど、これはもう少し前の質素な標準仕様で、かつ4MTという希少車なんである。

 なんてコアな、と思ってしまうけど、この方はこれまで日産党で、いまでもサニーが自宅に置いてある。もちろん外国車なんて初めてだ。

 実は、ミニを買ったのはリハビリのためなんである。研究職に就いていた彼は昨年脳梗塞で倒れ、しばらく闘病生活が続いた。けれども、もとよりのせっかちな性格と、病気なんかに負けられないという不屈の意志から異例の早さでベッドを離れ、何と現場復帰まで果たしてしまった。

 ただ、そうは言っても体が完全に言うことを聞いてくれるわけじゃなく、手足はまだリハビリが必要だ。で、放っておくと固まってしまう手足の訓練に選んだのが、重いステアリングと岩のようなクラッチを持ったマニュアルのミニだったんである。

 実際、僕も運転させてもらったけれど、ステアリングはもとより、左足は数分で痛みが出てきてしまった。このクラッチ、もしかしてR32のGT-Rより重いんじゃないかという代物だ。が、彼はこれを毎日の片道2時間の通勤に使っているんである。まさに訓練、リハビリだ。

 で、購入後4000キロ以上を走り、そろそろ手足に力が付いてきたということで、近々このミニはお役御免になるらしい。買い手が見つかったら、新たに購入するクルマがもう決まっているそうだ。外国車に目覚めてしまった彼の次候補は何とフランス車である。

 クルマの用途はひとそれぞれだけど、運転を楽しみながら病気の回復にも役立つこともできる。もちろん、危険を伴うような状況ではいけないけど、こうした訓練ならいいだろう。僕なんかはオチャらけた単なるクルマ好きだけど、こういうクルマとの付き合いをしている人は決して少なくないのかもしれないと思う。

 さて、明日からしばらく関西へ出張に行ってきます。サラリーマンの方の話だけど、実は大阪、広島あたりのメーカーに行ったりします。土曜日の帰京後に更新いたします。

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雑誌ナナメ読み:サイオン・ハコクーペ

Saion  ベストカー最新号。デザイン評論家の千葉匠氏がこのクルマを肯定するのは理屈からみたいだ。つまり、若者のクルマ離れは彼らの感性を理解できないメディアに問題があり、これを変だというのは時代遅れなんだと。

 僕は何が気に入らないって、「個人的には好きになれないけど共感はできるし、変だと思わない」という氏のスタンス。何だいそれ。

 とりあえず無責任なんだよなあ。だって、自分は好きになれないけど、「トレンディな若者にはこれがウケる」というサイオン役員の言葉には同感だって、そりゃあないでしょ。氏は元メーカーデザイナーらしいけど、自分が好きになれないというのならそれには理由がある筈で、それはきっとデザイナーとしての感性に基づいたものでしょ。本来ならそれを説明するのが仕事なわけで、道理にかなっているから変じゃないよ、っていうのはどうなの?

 同じく元デザイナーの前澤義雄氏は「理屈だけで作った、単に変わったもの」って切り捨てているけど、こっちはちゃんと自分の仕事になってるよね。もし本当に変じゃないというのなら、どこがどうだから変じゃない、ここがこういいんだと説明しなくちゃダメでしょ。

 氏は自動車メディアの限界とか言うけど、冗談じゃないよね。いまのいままで、メディアはマーケティングに先導されたつまらないクルマをどれだけ肯定してきたことか。それともうひとつ。若者って簡単に言うけど、べつにいまの若者がみんなヒップホップ系ってわけじゃないでしょ。北米は知らないけど、若者がみんなbBな感性で生きているなんて本当に思っているの?

(写真はresponseから)

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クルマ散策:暫定税率騒動?

Kusoku_2  自宅PCが故障し、3週間の修理を終えてようやく昨晩戻ってきました。これで記事が書けます。長かった・・・。

 で、件の暫定税率は本当に1ヶ月で復活しそうな雰囲気なんである。まあ、何兆円もの既得権絡みだから政争の具にさせるのは仕方がないとして、イケナイのはマスコミでしょう、やっぱり。

 とくに、あの期限切れ時のガソリンスタンド取材といったら一体何? 在庫分の価格を下げるとか据え置くとかは商いの話であって、それを期限切れの「混乱」みたいなことで騒ぐなよなあ。あれじゃあ、福田さんの「大混乱になる」発言に乗っかってるだけじゃん。

 「混乱」なんかしてませんよ、国民は。大丈夫です、べつに。インド洋で米艦に燃料補給を止めても、日銀総裁がチョット不在になっても大丈夫だし。某ラジオ番組でも言ってたけど、「混乱」っていうのは、たとえばチベット暴動みたいなああいうことを言うのであって、ガソリンスタンドの値段合戦は違うから。

 だいたい、暫定税率を戻すのかどうかとか、一般財源化するとかしないとか、マスコミ自身が表面的な報道ばっかりしてるから政争の具を助長しちゃうんじゃないか。

 暫定を戻すというのなら、その根拠は何なのかに突っ込みなさいよ。暫定を止めたって本則分もあれば一般会計分もあるわけで、道路が作れなくなるわけじゃないでしょ。じゃ、それでも戻すというのならどういう計算なの? 無駄な公共事業的道路建設のチェックはどうなってるの?

 一般財源化って言うけど、じゃ何兆円ものお金を何に使うの? 環境や福祉に使うって一体何よそれ。 年金、介護、教育、温暖化、どこにどう使うの? それこそ国民はどう助かるワケ?

 マスコミ、とくにTVはこういうことをチャンと確認しなくちゃダメでしょ。1日何時間もニュースやってるんだから、本当は相当なことが取材できる筈じゃない。福田さんが泣きごとを言ったとか小沢さんがニヤついたとか、もういいよそんな話。

 いや、もちろん自動車雑誌も同じだよ。ここまでバカな騒動が起こってもほとんど対応なしって異常だもん。RJCとかCOTYとか、そういう団体単位で物言いしてもいいんじゃないの?

 そうそう、ガソリン価格が引き下がった分の物流コスト削減効果ってどうなんだろう。まさか何も変わらないで、暫定復活したら何でも値上げ、なんて話? そういうのもしっかり取材して欲しいよなあ。

 

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