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クルマ散策:今年もお世話になりました

Img_6343  この更新の少ないブログにアクセスいただきました皆さま、今年もお世話になりました。ここ3年ほど年末年始を京都で過ごしてまして、明日早朝に出発するものですから、年内最後の書き込みをいたします。

 今年は年の途中で雑誌の連載が終わったこともあり、少々空いた感じの後半となりました。来年は入稿済みの原稿(一般誌)が1月に1本載る予定ですが、その後は未定です。

 ただ、占い?によると、自分は来年「動いていい」年だそうで、ちょとまとまったことを始めたいと思っています。ま、本当は雑誌の連載が一番色々できるのですが、僕みたいな弱小ライターが早々ページをもらえることもないので・・・。具体的にいま説明できることはないのですが、実現に向けてとにかく努力してみようと思っています。

 そうそう、僕みたいに”勝手にライター”みたいなお仕事をされている方、される方がいらっしゃいましたら是非お声を掛けてください。そういう人は僕の周囲になかなかいないので、是非とも色々とお話をさせていただきたいと思います。

 それでは、皆さまよいお年を。

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新車心象風景:ホンダ・インスパイア

Inspire  何だか北米用セダンとワケが分からない感じになっているけれど、今度もまたあちらのアコードがベースなんだそう。

 それにしてもインスパイア。この名前が悪い冗談としか思えないほど影の薄い存在なんである。たしかに初代がアコードから分身した頃は、そのアコードに結構存在感があったから、その高級版たる同車もそれ相応の存在感や威厳があった。でも、いまやその両車ともが共倒れ状態なんである。

 北米はいざ知らず、日本じゃあクラウンやフーガなんて強豪がいる。「面白創造会社」のホンダがそこで大きなセダンを売るなら、やっぱり飛び道具は必須だろう。それはちょっとインテリジェントなドライブ支援装置や、片側休止のV型エンジンなんて程度じゃもうお話にならない程の。

 それがないなら、ビュンとすっ飛んだスタイリングくらい用意しないといけない。基本形は平凡なクセに、ディテールをちょっと角張らせてみたり、サイドに切り込み線を入れたくらいじゃもうお話にならない程の。

 それもないなら、ホンダが大きなセダンを売ったって誰も振り向かないし、買わない。買う理由がない。

 それにしても、どうしたんだホンダ・デザイン。一時的に迷路に入り込むのはどこのメーカーにもあるけど、ちょっとトンネルが長過ぎやしないか。フィット程度で全力投球じゃ悲しいじゃないか

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新車心象風景:ダイハツ・タント

Tanto  日本的なクルマって何? っていう疑問を投げかけるんである。  

 そもそも軽というのが日本オリジナルだし、子供が歩いたまま通り抜けられる程高くて広い室内は、およそ「自動車」のカタチを放棄した、いかにも日本的な箱のスタイルによる。

 ああ、これはクルマのユニクロかと思う。安いし、機能的だし、手軽。こんなにいいものないじゃん。

 けれども、モデルになっている有名俳優はきっと普段は着てないんじゃないか。何で? いや、やっぱりお出掛けするときはチョットねってことで。

 タントを日本的なクルマ、日本人に向けたクルマと言うことは簡単で、半分はそのとおりだと思う。でも、じゃあこれこそが日本車のあり方かと突きつけられると、うーん、それは何だかイヤだなあ、違うんじゃないかなあと。

 レクサスやらスカイラインやら、欧米に顔を向けたクルマばっかりなのはけしからん、もっと国内に目を向けよとの評論家諸氏の意見が多いけれど、じゃあ日本人のためのクルマってどんなの、と考えてみる。それはこういうユニクロ方向ってことなの?

 GT-Rとかランエボとか、過激路線の他はその対極、つまり安楽でルーズな感じっていうおかしなことになっていないだろうか。 いや、おかしくはないのか? 安くて気楽で便利なものは悪い筈がない、のかなあ?

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クルマの他:音楽の週末

Akiko  ちょっとブレイクということで、久々のクルマの他。 今週末はちょいと音楽続きでした。

 昨晩15日は矢野顕子「さとがえるコンサート2007」。ニューヨークからこの時期に帰ってくるから「さとがえる」

 前半は打ち込みで有名なレイ・ハラカミとのユニット「ヤノカミ」。個人的に打ち込みに興味はないんだけど、演奏的にどう絡むのかを楽しみました。矢野さんのピアノはいつもと全く異なる音つくりで、やっぱり感服。

 ま、でも後半のピアノソロはやっぱりよかったなあ。とくに終わりの「グリーンフィールズ」「ひとつだけ」は情感こぼれる歌声に、魂の乗り移ったピアノでもう涙もの。すごい、本当にスゴイ、この人は。来年はまたアンソニージャクソンとクリフアーモンドのトリオが聴きたくなりました。

Live で、今日16日は久々のバンドライブ。沼袋の初めて行ったライブハウスでの対バン。

  僕らは70、80年代の歌謡曲コピーをやっているんだけど、今日は同世代のバンドが集まっていたので結構ウケました。やっぱりこういう企画は楽しいですね。

 しかし、まだまだ場数が少なく、毎回緊張してしまうのはいけません。もっと頑張らねば。年明けは地元国立で次のライブです。

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クルマ散策:暫定税率延長

 道路特定財源の暫定税率が今後10年間据え置かれるという法案が通りそうな気配なんである。

 ちょっと前まで一般財源化の可否やら、暫定税率の廃止云々なんて論議がされていたと思ったら、いつの間にやらこんなことになっていた。建前とはいえ、これまで5年間ごとの見直しがされていたものが倍の10年である。ナメてるのか?

 マスコミもどうかと思う。こういう話になると「まだ道路は必要なのか否か」みたいなステレオタイプの論調に持ってゆくけれど、財源そのものの有無を論議しているわけじゃない。別に暫定税率を廃止したって特定財源の大半は残るわけで、道路の新設も補修もできるんである。ホントTVの報道は劣化の一途だ。

 けれども、僕は今回のA級戦犯は自工会やJAF、そして自動車メディアだと思っている。

 自工会やJAFは以前から一般財源化反対運動やってますというポーズだけど、どこで集めたのかわからない署名や、モーターショウ内でのイベントなど、どうにもこうにも中途半端で、真剣じゃないのがアリアリなんである。本当に反対だったら与党に圧力かけるくらいのことだってできるだろうし、それこそTVなどのメディアで大々的に 扱ってもらえばいい。ガソリン税の存在すら知らない人が多い中、それをやらないのは何故?

 それに自動車メディアだ。ユーザー、ドライバーにとってこれ程重要な案件はないだろうに、一体何をやってるのか? GT-Rが高いとか安いとかより、もっと大切なお金の話があるでしょうに。

 やっぱり無駄な道路はないとか、高速道路料金を10%引き下げるとか、実に適当で場当たり的なことをズラズラと並べて既得権を確保する。役人や政治家なんて昔からこんなもんだけど、せめて自分達のフィールドに入ってきたときくらい、真面目に取り組んでみたらどうなの?

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新車心象風景:日産・ムラーノ

Murano 発売してないけど、ちょっと先取りということで。

 LAショーに出品というかたちで 発表された新型ムラーノ。パッと見て、ああ、ムラーノまでこうなっちゃったか、というのが第一印象なんである。

 何がこうなっちゃったかというと、デザインテーマの喪失、あるいは希薄化ということだど思う。デザインをシフトした現行は、寸法はだいぶ違うけどマーチとの近似性を感じさせる上下二分のテーマがハッキリしていた。ヘッドライトから明確なショルダーラインをつけ、リアランプからバンパーに落ちてゆく下モノと、そこに載った優雅な上モノ。全体の造形が明快で分かり易く、かつアメリカンサイズのSUVには極めて新鮮な印象を与えた力作なんである。

 新型はたとえばヘッドライト周りやボンネット、リアランプ周辺なんかに凝った細工がしてあるんだけど、全体はヌボーっとしてつかみどころがない。つまり造形上のテーマが見えない。リアあたりはデュアリスとの共通性を持たせているみたいだけど、カタチとして必然性が見当たらないし。

 ああ、と思ったのは、これって今度のスカイライン・クーペも同じことになっているんだよね。ウソかホントかポルシェデザイン社が絡んだという先代は、明快な弾丸シェイプの大きな塊にアーチを載せて見事にまとまっていた。一方、新型はウネウネと抑揚は強くなったけれど、溶けたチーズみたいで造形の収束感がまったくなくなってしまった。

 実はこの手のモデルチェンジはトヨタのハリアーやエスティマも同じで、手元のチマチマした小細工に執心して全体のまとまりを失くすという、何ともありがちな発想だ。一見新しく未来的になったイメージは与えるものの、テーマ性がないから後に印象を残せないスタイルである。

 ま、ありがちとは言え、何たってムラーノはデザインをシフトしなくちゃいけないわけだから、これはちょっと見過ごせないなと。でも、ポンポンと優れたデザインが出た後にどうしてこういうことが起きるんだろう?

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