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新車心象風景:日産・スカイラインクーペ

Skyline   こんなのスカイラインじゃないという罵声を押しのけ、V36に進化したセダンはスカイライン久々のヒット作(いまどきのセダンにしては)になった。それじゃあ、このままクーペも行っちゃえ、なノリの新型である。

 ポルシェデザイン社が関与したという先代クーペのエクステリアはかなりの評判だったけど、基本は変えずセダンの躍動感を引き継いだ新型もギリギリ「大丈夫」だったみたいだ。とくに実車を見るとそう思う。まあ、インテリアの質感向上も随分貢献しているとは思うけれど。

 V36はインフィニティとしてやっぱり北米メインに変わりはないのだけれど、渡辺謙とイチローを投入して、ちゃんとスカイラインに収まったのは何だかんだで大したもんだと思う。見回せばこんなアグレッシブで、しかも大人が乗れるセダンやクーペなんかどこにもないし。内外装や価格のバランスがしっかりしていれば、いまでもちょっとした市場はあるという見本なんである。

 それに、このクーペの月間目標台数は何たって200台である。スカイラインだからとか、根性入れて作ったからとか、そういう曖昧な根拠に寄りかからず現実を見つめた生産計画もまた実に興味深い。

 マツダ・アテンザがマツダ6として欧州で人気があるように、いまや多くの国産車が海外でも売られているけれど、そういうクルマが国内では伝統あるブランドとして売られているのは結構珍しいし、なかなか面白いと思う。

 

 

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コメント

スカイラインクーペ、試乗してきました。V36セダンの初期にあったミッションやサスペンションのネガティブな部分はうまく修正されていましたね。
あと、全体的にはうまくまとまっていると思いますが、いつも思うことは、スカイラインをはじめフーガもそうなんですが、インフィニティというプレミアムブランドと日産という大衆ブランドで、いつまでもデザインをきちんとわけないでいいものなのか?いくら日本でインフィ二ティを売らないからといっていいものなのか?疑問に思っています。
日本でのインフィニティ展開はかなり難しそうなので、当分このままでいいんでしょうが。
デザインやブランドアイデンティティにこだわる元いすゞ出身のデザインボスにしてお粗末にも思えます。(コストカッターのもとではそんな細かいところまで手が廻らんでしょうが…)

ps.すぎもと様の愛車がジェミニだそうですね。ボクもいすゞ車で、ビークロスとアクシオムを所有しております。今年いすゞオーナーズミーティングに参加できすお会いできませんでしたが、どこかでお会いできる機会があればよろしくお願いします。ブログも公開しておりますのでどうぞ…

投稿: アクシオム | 2007年10月29日 (月) 19時54分

アクシオムさん

こんにちは。
トヨタ車が順次レクサスになっていったように、日産もそういうつもりなんでしょうね。そのトヨタにしてもハリアーなんかはこれからレクサス入りみたいだし。
でも、僕は個人的に日本へのインフィニティ導入は止めた方がいいと思ってます。ホンダはアキュラ2年凍結なんて話ですが、完全に止めるべきだと。上手く行く理由が見つからないんですよね・・・。

ブログ拝見しました。徹底した調査がスゴイですね。それにしてもヴィークロスとアクシオム所有とは恐れ入りました。是非一度お会いしたいですね。

投稿: すぎもとたかよし | 2007年10月30日 (火) 00時23分

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