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クルマ散策:モーターショウへ再び

A1_6  本日、東京モーターショウに再び行って来ました。今回はサラリーマンの方の仕事だったのですが、見学する時間が少々とれたので、前回取材で回れなかったブースを見てきました。色々あるうち、やっぱり目に付くのは興味のあるコンパクトカーです。

 アウディのA1コンセプトはミニや新しいフィアット500の対抗とか。A2の苦い記憶を打ち消すかのように、奇をてらうことなく直球勝負のカタチはなかなか凝縮感もあり。でも、ミニや500みたいなファッション性がないところで、こういうプレミアム・コンパクトって勝負できるのかな?

Up  VWのup!。VWがかつてのシンプルな”国民車”に軌道修正するためのコンセプトという話。まあたしかにシンプルこの上ないんだけど、ちょっと芸がなさすぎかも。観音開きや室内の明るい装飾は恐らく量産車では採用されないだろうから、余計に心配が。何ていうか、もっと新しい簡素さみたいな提案があればよかったのになあ。

 新型twingoは初代のような斬新さが消えちゃったというのがもっぱらのウワサ。なるほど、ホンダのtodayにも似たあの伸びやかなサイドグラフィックも、愛嬌のあった丸いランプも新型にはない。ま、実車をよく見ればヘッドライト周りもそれなりに凝っているし、リアも抑揚を効かせた造形なんだけど、何しろパッと見がねえ。ルノーって新しいラグーナもそうだけど、一時の攻撃的なデザインからちょっとコンサバに舵を切ってるよね。芸術の国でも、安定した数を売るにはこういう考え方になっちゃうのかなあ?

Twingo  それにしても、一般公開日はまだまだカメラ小僧が多いですね。もちろんお姉さま方もしっかりポーズとってるし。こういうことをしてでも入場者数を確保したいのか、あるいはクルマ離れを止めたいのか。だったら、いっそのことメイドさんを並べてアキバ系で攻めてみたらどうよ・・・なんて茶々のひとつも入れたくなりますね。

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新車心象風景:トヨタ・カローラルミオン

Lmion  2代目bBと同じ、北米のサイオンブランドをそのまんま持ってきて売っちゃえ、の第2弾。

 北米の若者の趣味がこういうものなのかどうか僕は知らないけれど、威圧的というか品がないというか、ちょっとあんまりなスタイルである。こんなクルマを日本に持ってきてどうするんだと思うし、そいつにカローラの名前を冠するなんてさらに信じ難い。

 まあ何ていうか、bBの兄貴を持ってきてどうしようかと考えるワケである。bBよりデカいからミニバンとして売ったらどうか。ああ、それならスパシオの後釜の席が空いているぞ、そうかそうか、カローラのサブネームを付ければ結構勢いで買っちゃう人間もいるんじゃないの?

 商売だから、営利目的企業だから、だからトヨタはおかしくないよと意見も多いでしょう。でもねえ、そういう話もそろそろ聞き飽きたよね、いい加減。お付き合いがあるとか広告収入がどうとか、評論化筋も相変わらずスルーパスなんだけど、でもそれだって限度があるでしょう。

 それに何度も言うようだけど、北米との商品共有化でスカイラインなんかを叩いていた人たちって、こういうのはいいワケ? ”バカにするんじゃないよ”度はこっちの方が遥かに高い気がするんだけど、僕は。

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クルマ散策:東京モーターショウ

Gtr_2  本日、東京モーターショウに行って来ました。

 今回は自分で某雑誌に持ち込んだ企画の取材だったのですが、これがキツかった。どう考えても2日間に分けて行うべき行程を1日でやることになってしまい、もうボロボロで帰って来ました。

 例年は取材があっても結構色々見学できるのですが、今回はそういうことでほとんど見学なし。あれもこれも見たかったのにホント残念。

 まあ、そんな中でもサクッと見てきたのがウワサの日産GT-R。いやあ、何だかんだですごい人気でしたねー。何たってレクサスのライバルはほとんど人がいなかったもんなあ。あまりの人だかりにプレスカンファレンスは見ず2時間後くらいに行ったんだけど、それでも混んでたし・・・。

 あと人気があったのはホンダのCR-Dかな。まんまCR-Xを感じさせるコンパクトスポーツということで人が多かったですね。デザイナーさんも引っ張りだこでした。

 プレスデイは比較的会場が静かなのがいいですね。もちろんたくさんの人が取材をしているのだから、ガンガン大音量の音楽を流したり、キャンギャルが踊りまくってたら困るんですけど、でも一般公開日も静かにすればいいのにと思いますね。

 今日の取材記事は、ボツとかにならなければ来月末発売号に載る予定です。どうかなあ、ちょっと自信がないけど。

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新車心象風景:日産・スカイラインクーペ

Skyline   こんなのスカイラインじゃないという罵声を押しのけ、V36に進化したセダンはスカイライン久々のヒット作(いまどきのセダンにしては)になった。それじゃあ、このままクーペも行っちゃえ、なノリの新型である。

 ポルシェデザイン社が関与したという先代クーペのエクステリアはかなりの評判だったけど、基本は変えずセダンの躍動感を引き継いだ新型もギリギリ「大丈夫」だったみたいだ。とくに実車を見るとそう思う。まあ、インテリアの質感向上も随分貢献しているとは思うけれど。

 V36はインフィニティとしてやっぱり北米メインに変わりはないのだけれど、渡辺謙とイチローを投入して、ちゃんとスカイラインに収まったのは何だかんだで大したもんだと思う。見回せばこんなアグレッシブで、しかも大人が乗れるセダンやクーペなんかどこにもないし。内外装や価格のバランスがしっかりしていれば、いまでもちょっとした市場はあるという見本なんである。

 それに、このクーペの月間目標台数は何たって200台である。スカイラインだからとか、根性入れて作ったからとか、そういう曖昧な根拠に寄りかからず現実を見つめた生産計画もまた実に興味深い。

 マツダ・アテンザがマツダ6として欧州で人気があるように、いまや多くの国産車が海外でも売られているけれど、そういうクルマが国内では伝統あるブランドとして売られているのは結構珍しいし、なかなか面白いと思う。

 

 

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新車心象風景:三菱・ランサーエボリューションX

Evox  問題はふたつ。まずは、やっぱりあまりに「ギャラン・フォルティス」そのまんまのエクステリア。

 先代ランサーが泣かず飛ばずだったのは、もちろんベース車があまりに無個性だったことが大きいけれど、そこに来てメディアがエボばっかり取り上げる現実があったから。それは多分今回も同じで、まあフォルティスもデビューからこっち結構取り上げてもらえたけど、エボが出ちゃった今後は厳しいんじゃないか。ま、名前変えればいいってもんじゃないし。

 もうひとつはスポーツセダンの可能性。エボに関しては高出力エンジンの他、「Twin Clutch SST」なる自動マニュアルシフトとか、「S-AWC」なる統合制御装置とか、かなり力の入った新技術が採用されているけれど、これがエボだけっていうのが何とも惜しい。

 たとえばBMWのMとかアウディのRSとかが分かりやすいけど、ラリー出身の汗臭いエボとかじゃなくて、あくまでも高級スポーツ仕様として、つまり”フォルティス・スポーツ”の可能性をミスミス逃しているんじゃないか、という話。

 エボが注目されるとは言っても、所詮それはごく一部のマニアだけのこと。ベース車にそれなりの魅力があるなら、走り屋じゃない普通の大人が乗れるクルマの方が圧倒的に市場が広い筈。だったらフォルティスのスポーツ仕様として先のような新技術を盛り込めば、三菱のMやRSができたでしょう。

 いや、実はエボもその辺を考えていて、しっかり高級仕様なんかも設定したりしているんだけど、まあ何て言うかランエボはランエボなんだよね、世の中的に。あんなトランクに羽の生えたようなクルマ・・・っていう既成概念はなかなか手強いんじゃないか?

 エボは三菱にとって大切な商品だけど、だから使い方は要注意なんである。

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新車心象風景:トヨタ マークX・ジオ

Jio  ジオの眼目はトヨタの新しいデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY」を具現化させたエクステリア。最近の新車もすでに「VIBRANT CLARITY」を謳っていたけれど、2年前の東京モーターショウに飾られていた「FSC」こそがその源流なんである。

 リアランプからヘッドライトを通り過ぎ、何とフロントバンパー下のフォグランプまで続くキャラクターライン、大きく膨らんだフロントフェンダー、滑らかなU字を描いて凹んでいて、水の流れのような表情を見せるボンネット。

 トヨタが訴えるように、タテとヨコのラインが交錯し、そこに「活き活き、明快」というテーマが現れているということなんだと思う。ほとんどオデッセイなんだけど、トヨタがこれまでになかった造形美と自負するのは、そのテーマ性を全開させているからなんだろう。

 ただ、レクサスのL-フィネスがそうであるように、トヨタブランドの「VIBRANT CLARITY」も結構分かりにくいのが難点だ。L-フィネスが「先鋭」とか「清妙」とか言われると、ああ何となくそうなのか、と思わせるのと一緒で、タテとヨコ、硬と軟なんていう説明があって初めて、ふうん、なるほどねえ、と思わせるような分かりにくさ。

 これは、たとえばクリス・バングルのエッジの効いたBMWとか、シングルフレームの新しいアウディなんかが、とくにアレコレ説明しなくても一貫したデザイン言語を感じさせるのと正反対の話なんである。

 トヨタの場合、新しいカローラやアリオン、ベルタ、カムリあたりが皆同じような処理をしているのを「VIBRANT CLARITY」ですと言ってくれれば分かりやすいんだけど、ジオを見る限りそういうことでもないらしいから、何だか余計にワケがわからないのが残念なんである。

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クルマ散策:CG DAY

Cg1  二玄社主催のミーティングに、伊豆のサイクルスポーツセンターまで行って来ました。以前まで都内でやっていたCG DAYですね。

 去年も雨模様で、午後から急速に晴れたのですが、今日は最後まで雨、雨。しかも寒い。そんな中でもたくさんの人が参加していました。

 CGやNAVI編集者の運転に同乗してコースを走ったり、”巨匠”のクルマ散策行脚など色々な行事が入った2日間で、基本的にCG CLUBメンバーのボランティアで成り立っています。その点は本当に頭が下がりますね。

 ただ、都内の遊園地でやっていたときはトークショーなどの参加しやすいメニューが組まれていたのですが、同乗体験主体の伊豆版は少々「参加感」に欠けるかもしれないですね。その分”走り”があるわけですけど、まあ一長一短でしょうか。

 それでも、並べられた車両を眺めているだけでも楽しいことはたのしい。いまチョット気になっているクルマもあったし・・・。

Cg3  こうしたイベントは色々ありますけど、チューニングやヒストリックカーにあまり興味のない自分は、この手のイベントが合っているかもしれないですね。

 帰りの東名高速は、御殿場から多くのクルマが入ってきましたが、あれはF1観戦組のようですね。

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