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Drive My Car:代車生活

Esse_1   20万キロ走行を目前に、愛車ジェミニを整備に出しました。おもに足回りのリフレッシュを敢行しようと思います。

 で、その間の代車がダイハツ・エッセ。かれこれ1週間過ごしている、この最新軽自動車の感想を少々。

 ま、リモコンのボタンでキーがロックするだけで感激してしまう人間の言うことなんでアレですが、まずは最新のクルマとしての快適性はさすがですね。

 もともとこのクルマはシンプルさが売りですけど、インパネは明るく簡潔にまとまっていて気持ちいいです。鉄板丸出しの演出はイタリア車あたりのパクリですけど、これは中途半端な印象ですね。鉄板の見せ方にもセンスが必要かと。

 足回りやステアリングのしっかり感もまた最新のクルマらしいです。ああ、軽だなあという安っぽさがない。ホイールベースの長さもあってか、バタバタした感じも皆無ですね。それとエアコンの効きの良さは旧車乗りにはちょっとショックです。

 いやしかしパワー不足は予想以上ですねえ。もちろんNAエンジンだからなんですけど、ここまで非力とは。一般道でも流れに乗るまで結構大変な感じで、アクセルの踏み込みとともにウワーンとエンジンがうなるけど、加速しない。それと上り坂は絶望的で、踏み込んでも速度が落ちちゃう。ベタ踏みでローにして何とかなる感じですね。

 もちろん、平坦路で速度が乗ってしまえば快適なんだけど。それと高速もやっぱり平坦路なら100キロ巡航はできるけど、まあそれでも決して余力がある感じじゃないですね。ま、そんな踏み込み傾向の運転だから燃費もイマイチの予感。

 ということで、快適空間だけど遅い、というのがいまのところの感想。あと2週間くらいは借りそうなので、もう少し味わってみます。

 

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新車心象風景:スズキSX4・セダン

Sx4_1   イタルデザインの国産コンパクトセダンというと、我が愛車FFジェミニとバッチリ重なってしまうけれど、実はこのSX4セダンはあんまりコンパクトじゃなくて、3サイズともカローラより一回り大きいんである。

 ま、これが欧州ではコンパクトということになるんだろう。先に出た5ドアは全長約4.1メートルそこそこだしね。

 その5ドアにトランクをつけてセダンに、という手法はフィット・アリアや、ティーダなんかと一緒だけど、後発故か、一番違和感がない。Aピラー根元からのキャラクターラインをそのままリアライトまでスパッと伸ばした処理が巧いみたいだ。

 ヨーロピアンな外観に合理的パッケージ。ちょっとデカいかなと思うけれど、こういうクリーンなセダンはありそうでない。ティーダ・ラティオも悪くはないけれど、洒落っ気が段違いだし。いい意味で肩の力が抜けたこういうクルマは結構好きだ。

  ただ、それだけにボディカラーや内装色の選択肢が少ないのがもったいない。これはスイフトにも言えることだけど、基本的な内装が黒なんていうのはどうかなと思うし、ボディはもっとポップな配色でもいいじゃないかと思う。

 その点も含めてこのSX4、共同開発したフィアット版である”セディチ”の方が断然カッコいいのが残念なんである。基本的にはフロントグリルの違いだけなんだけど、もう全然イメージが違う。スズキ版は、かつてのカルタス・クレセントあたりからまったく変わらない、超フツーなグリル。ま、無難とも言えるんだけど。

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クルマ散策:アキュラ延期

Honda  少し前、自動車ニュース&コラムというメルマガのコラムで「どうなの? ホンダのアキュラ導入」なんてことを書いたんだけど、やっぱり止めましたね、ホンダ。

 ま、正確に言うと2年程度の”延期”らしいのだけど、現実的には凍結なんじゃないかと思うし、その方がいいとも思う。

 もちろん、レクサスの苦境を見ての判断が大きいんでしょう。あのトヨタでも押し切れないのかっていう。でも、ホンダの場合は日本での高級車成功例すらないからね。トヨタの場合はセルシオの成功が一応はあったワケだけど、そういう実績がない。レジェンドやインスパイアなんて壊滅状態だし。

 ああ、アキュラは高級スポーツに特化するなんて話も聞くけど、それも同じことでしょう。NSXは話題性こそあったけど販売的にはバブリーなものだったし、S2000だのタイプRなんてねえ・・・。

 ホンダはいま販売店の統合を急いでいるけど、そろそろ商品開発もキッチリやらないとマズイんじゃないかな。今後軽自動車の強化やディーゼル導入なんて話もあるけど、最終的に商品として魅力がないとね。

 いや、ホンダっていうとすぐに特有の斬新路線がクローズアップされるけど、以前はシビックやインテグラ、アコードなんかの基幹車種もしっかり魅力的だったんだよね。そこにさらなる面白商品が展開していたワケで。何だかその辺が怪しいでしょ、いまのホンダは。

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クルマ散策:4代目もか!

Legasy  「ベストカー」での清水草一氏の記事によると、現行レガシィのエクステリアは、あのエンリコ・フミア氏のデザインだったらしい。

 フミア氏といえば、先代のアルファGTVやスパイダー、ランチアの初代イプシロンなどで有名な個性的デザイナーである。たしかに現行のフロントマスクはまとまりがいいもんね。ま、マイナーで変になっちゃったけど・・・。

 レガシィは2代目がオリビエ・ブーレイ作であることが結構有名だけれど、初代はイタルデザインというウワサもあるし、先代も基本スケッチはドイツ人デザイナーだという話も聞いたことがある。それが本当なら、何と全て外国人の手になるんである。もちろん、特別仕様車のブリッツェンはポルシェデザイン社だし。

 いやいや、そんなことを言ったら、実は初代インプレッサだってフランス人デザイナーらしいし、SVXはジウジアーロで有名だ。あ、新しいインプレッサは、アルファから招いたザパティナス氏が関与した最初で最後の市販車だっていう話だったっけ。

 Rシリーズは社内デザイナーだっていうから、デザイン力に問題があるワケじゃないんだろうけど、どういうわけか委託パターンが多いんだよね。やっぱ初代アルシオーネとか先代インプレッサとか、なんじゃコリャ?っていうことがあるからなのかな?

 いや、だったらいっそのこと全部お願いしちゃうとか、あるいは専任の顧問になってもらうとか、もうハッキリしちゃった方がいいんじゃないかな? べつに委託するのは恥ずかしいことじゃないし、却って中途半端に情報が漏れる方が印象悪いんじゃないかな。

 取りあえず、次期レガシィ、どうするんだろう?

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新車心象風景:メルセデスベンツ・Cクラス

Cclass_1  Sクラスから始まった新世代メルセデスは、タイミングの都合上、Eを飛び越してCクラスで反映された。

 クライスラーから戻ったティーダー・ツッチェ社長は、かつての古き良き時代のメルセデスを再現したいらしい。旧来のファンが泣いて喜ぶ「最善か無か」である。

 けれども、色々な意味で平滑化が進んだ現在に「最善か無か」が成立するかと言えば、僕は無理だと思う。そんな理想主義が可能なら、もうとっくにライバルがやっている筈でしょう。もちろん、メルセデスがライバルより倍の値札を付けるというなら別だけど。

 じゃあ、新社長が何をやっているかと言えば、「最善か無か”感”」の創造じゃないかと僕には感じられる。現実にはコスト的な妥協を行いながら、それをほとんど感じさせない演出法の確立なんである。Sクラスでそれをある程度成功させ、今度はCでさらに演出力を高めたのだと。

 もちろん、190シリーズまでのイメージを復活させたスタイリングも大きな役目を負っているのは間違いない。このエッジの効いたエクステリアだけで「メルセデスが帰って来た」と思う人は決して少なくない筈。で、この演出法が確立すれば、次のEクラスもバッチリということなんである。

 いやあ、それにしても新型Cクラス、日本で売れそうだなあ・・・。

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新車心象風景:マツダ・デミオ

Demio  マツダの命運を賭けた、と社長さん自ら語った新型である。

 サイズ縮小自体は、実は日産マーチが2代続けてチャレンジしているし、そもそも先代デミオはライバルよりも大きかったので個人的にはあまり?だった。ただ、軽量化は素直に感心。

 ま、とにかくスタイルなんである。アテンザ、アクセラと、元々欧州で強いマツダがさらに評判を良くした2車に続くには、もうワゴンタイプはいかんということらしい。で、やるならトコトンやっちゃえというエクステリアはRX-8のデザイナーが担当したと。

 大きな弧を描いたフロントフェンダーと、明快なキャラクターラインはその証。ただ、ラインが上に向かって駆け上がるのはデミオの特徴で、この小さなボディに動きを与えるためにはこのくらいやらないとダメだったんだろう。個人的には現代メルセデス・ベンツの”いきなり”なラインなんかよりは自然だと思う。

 ユーノス500やランティスなど、もともとマツダには優秀なデザイナーがいたんだけれど、時代やら技術やらでなかなか噛み合わなかった歯車が、どうやらここにきてピタリと合い始めている。こうなりゃデザイナーは楽しいんだろうな。

 ところで、先述のとおりこのデミオは欧州指向。けれども「最近の日本車は外国ばかりに目が行っておる!」とお嘆きの評論化諸氏にも何だか評判がよろしい。それが単に5ナンバーに収まっているからなのかどうか知らないけれど、いい気なモンである。要はサイズじゃなくて本物志向かどうかという話なんだけどね。

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クルマ散策:新車が売れない?

Jihan  自販連は、07年上半期の軽を除く新車販売が前年度比10%以上減、30年ぶりに180万台を割ったとの報告を行った。

 まあ、この現象自体は客観的事実なんだけど、自販連の「税制などの根本的改革がなければ増加はない」というコメントが気になってしまった。

 まず、新車が売れないのはお金だけの問題じゃないんじゃないかと。たとえば30年前のクルマに比べたら、現在のクルマの物理的寿命は比較にならないほど伸びているでしょう。だいたい、その作りの良さをウリにもしているわけだし。

 それから何といっても乱造乱売ね。同じジャンルにこれでもかというくらい何台もモデルを作ってもう飽和状態。携帯電話じゃないけど、こんなに溢れるほど作ったら逆にクルマ自体の魅力をなくしちゃうでしょ。クルマの雑貨化をメーカー自ら招いてるよね。

 もうひとつ気になる点は、こうやってクルマが売れないみたいなことになってから「税制を変える」なんて言い出すこと。だって、日本の自動車税制が過重負担になっているなんてことは、もうずっと前から指摘されてきたことで、本来こういう話とは別のところで解決しなくちゃイケナイ話でしょう。これってユーザーのことを考えているんじゃなくて、結局売れなきゃ困るっていう自分達の都合だもんね。

 ま、それでも税負担が減るなら結構なことだから、ぜひ関係各省に働きかけてみたらどうだろう。それに、例の特定財源の一般財源化についてもしっかり踏み込んでね。あとは、量より質のクルマ作りも。いくら日本は特殊な市場と言っても、そろそろ成熟した大人のクルマ作りをしてもいいんじゃない?

 

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