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新車心象風景:トヨタ・プレミオ/アリオン

Arion  マークXとともに、日本独自のセダンはどうあるべきか、のトヨタ的回答なんだと思う。

 面白いのは、日産のシルフィがモダンリビングをテーマに女性をターゲットにした”お洒落感覚”で路線変更したのに対し、プレミオ・アリオンはあくまでも団塊世代前後の男性、つまりこれまでと全く同じ層を狙ったことなんである。

 それが如実に表れているのがインテリア。う~ん、まだやるかコレと思わせる内装は、同じ木目調パネルを多用しながら、シルフィと真逆のコテコテ演歌路線。小洒落たことなんか言いません、やっぱり日本のオトーサンはこれでしょう? の直球勝負。

 さらにスゴイのは、それでもプレミオはチョットという気持ちの若いオトーサン用に、少しだけダークな色味を与えたアリオンを用意していること。ま、素材を変えただけなんだけど、この微妙な差で十分な効果を得られることをトヨタは知っているんである。

 エクステリアも超無難なクラウン風プレミオに、ちょっと冒険のカローラ風アリオン。とくにアリオンはヘッドライトのエグれ具合がカローラと一緒で、デザイナーも同じかと思わせるくらいそっくり。ま、何でエグッたのか分からないのもまた同じなんだけど。

 最近日本に目を向けたクルマが少ない、ケシカランという評論家が多いんだけど、それってこういうクルマがいいってことなのかなあ? 同じ5ナンバーサイズながら似て非なるシルフィとプレミオ・アリオン。市場はどっちを選ぶんだろう? あ、僕は少しでも新しいものを追求したシルフィに一票です。

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コメント

プレミオ/アリオン。このモデルチェンジを一言で言ってしまえば「ルーティンワーク」。もちろん、働いてはいるんだろう。だが「仕事」という美名(あるいは錦の御旗)のもとならなにをしてもいい、というわけにはいかないのではないか。モデルチェンジしました、という以外のメッセージが伝わってこない。私が鈍感だからか?

投稿: 憂路 | 2007年6月 9日 (土) 06時54分

5ナンバーサイズのセダンをちゃんと用意しているのってトヨタ、日産だけですから。それは評価していいと思いますね。
シルフィとプレミオ、アリオン販売力の差で販売台数はトヨタが勝つんでしょうが。
僕は日産好きなんでシルフィに1票です。

投稿: 紙屋 | 2007年6月 9日 (土) 11時53分

>憂路さん
ルーティンだと思います。しかし、これを主査する人はどんな気持ちでやっているんでしょう? そりゃあ、仕事だから一生懸命なんでしょうけど。

>紙屋さん
そうですね、ある種の評価はしなくてはいけないのかも。シルフィは、もう壊滅したかに思えた5ナンバーミディアムセダンに、やり方によってはまだ可能性はあるんだということを証明したのがいいですね。

投稿: すぎもとたかよし | 2007年6月 9日 (土) 13時46分

>5ナンバーサイズのセダンをちゃんと用意して
>いるのってトヨタ、日産だけですから。

紙屋さん、こんにちは。横から失礼します。
ホンダ・フィットアリアは5ナンバーセダンでは? 三菱は、まだランサーを売っているようですよ。売れているかどうかは別でしょうけど。

投稿: 憂路 | 2007年6月 9日 (土) 16時45分

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