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雑誌ナナメ読み:実を言うと・・・?

Driver  新型を持ち上げるために旧型をケナす。以前にも書いた評論家の常套手段だけれど、何とも分かりやすい記事がある。

 それは5月20日発売のdriver誌。話題のレクサスLSハイブリッドの解説で、常連のM氏が書いているんだけど、これがスゴイ。

 「3代目までのLSは、実を言えばメルセデスSクラスやBMW7シリーズに対して半歩退いていた・・・」

 えー! って感じである。なんなんだよ「実を言えば」って。じゃあなに、これまでは実を言ってなかったってこと? つまり、読者をダマしてたってわけ?

 う~ん、何しろ常套手段だからあんまり深く考えてないんだろうけど、これはスゴイというかマズイんじゃないかなあ。だって、自分がウソついてましたなんて急に言われてもねえ。

 新型をホメたいという気持ちは分かるし、べつにそれ自体に問題はないんだけど、何て言うかもっと上手い表現は考えられないのかなあ。これってもう究極の手抜き原稿じゃない。

 ま、500円玉ひとつで買えるお手軽雑誌なんだからこんなもんでしょ、っていう意見もあるかもしれないけど、僕はやっぱりおかしいと思うなあ。結局、こういう酷い記事が平気でまかり通ってしまう環境が日本の自動車評論の質を落としているんじゃないのかなあ、と。

 

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「雑誌ナナメ読み」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
もう自動車雑誌で見るのは写真だけで、記事をちゃんと読んでる人はあまりいないと思います。今やここみたいにWebで車の感想書いたりできる時代ですから。雑誌見ても「どうせ提灯記事だろ」ってな風潮が出来上がってしまってますよね。けど、TVみたく「どうせやらせ」で納得するような予定調和になっていくのが一番怖いです・・・
そういや以前、某外国有名誌のオー○カーでホンダのJAZZ(フィット)とベンツのA(先代)の比較記事を見かけましたが、Aが糞味噌に書かれてるのには笑いました。日本の雑誌じゃまず書けないでしょうね(苦笑)

投稿: なおすけ | 2007年6月 4日 (月) 12時23分

>なおすけさん、はじめまして。
そうなんです、「どうせ・・だから」が一番怖いんですよ。日本って自動車評論に限らずコレが蔓延しているでしょ。そりゃあ世の中よくならないですわ。
「どうせ・・・」と分かっていてもキチンと対応する。ユーザー、消費者はそれを実践しないといけないと僕は思ってます。

投稿: すぎもとたかよし | 2007年6月 4日 (月) 20時13分

こんばんわ、 ちょっと前までの洗濯洗剤広告と同じカンジですね。 『え~ 前回CMでは落ちるって言ってたじゃん、実は落ちて無かったって今頃言ってるわけ?』 っていう感じと似てますね。

投稿: 嶋次郎 | 2007年6月 4日 (月) 22時48分

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