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雑誌記事:マガジンX7月号

Mag7_1  ちょっと四国までロングドライブをしていて間が空いてしまいました。遅くなりましたけど、マガジンXの7月号発売中です。

  今回はBMWディーラーから見たレクサスについて。本当はメルセデス・ディーラーの話が聞きたかったんだけれど、ヤナセもシュテルンも完璧な取材拒否だったので。まあ、そしたらBWMかアウディかなと。

 内容は是非読んでいただければと思うけれど、レクサスについては予想以上にバッサリ斬った発言が多くて驚きでした。記事にしていない部分もありますしね。もちろん、自社取扱商品を持ち上げるのは当然のことだけど・・・。

 それにしても、レクサスどうするのかな。トヨタ直営化とか色々な話があるけれど、それにしたって売れなくちゃしょうがないし。かといって変に売れると今度はトヨタディーラーが困るだろうし。

 それでは今月号もよろしくお願いします。

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新車心象風景:日産・デュアリス

Duaris  日産続きだけど、デュアリス。

 プチ・ムラーノなんて言われているけど、ムラーノが北米メイン、デュアリスは欧州メインで、後から日本に持ってきたのも同じ。

 一説には最終型プリメーラのデザイナーが手掛けたと言われるエクステリアは不思議感覚。大きな顔にクーペみたいなサイドグラフィック、マーチやムラーノ風のリアと、結構色々な要素が入っているし、大きく見えて、実はカローラより短い全長がまた不思議な感覚を与えるみたい。

 これはクロス・ポロとかSX4とか、欧州で人気のコンパクトSUV市場とともに、ゴルフなんかも仮想敵にしているからだそうで、3ヶ月で6万台の受注はズバリそこにハマッたんでしょう。じゃあ、それが日本で売れるのか、とは思ったけれど、何と200万円を切った価格設定は戦略的以外の何ものでもないよね。だって、マイクラ(マーチ)C+Cより50万円も安いなんて!

 個人的に気になっているのはザックス製のダンパーのこと。有名なK氏という評論家は「とにかくクルマはダンパーだ」と言い切っているけど、氏もデュアリスの走行性能は絶賛で、その理由がザックスの採用。そりゃあ、ダンパーは重要なパーツだけど、それだけでクルマの走りって決まっちゃうの?

 近々機会があったら、そのあたりをハッキリさせたいなあと思っているんである。

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雑誌記事:今月の取材

 マガジンX、今月の取材に行って来ました。

 お馴染みの霞ヶ関だったのですが、行き先は初めての経済産業省。企業との関係が深いためか、やっぱり雰囲気が総務省などとは違いましたね。あと、入口の身分チェックが国土交通省なんかよりもかなり厳しかったです。

 取材内容は書けませんが、驚いたのは取材をお願いした担当者がマガジンXの愛読者で、しかも僕のページを毎号読んでくれている方だったんですよ。僕の愛車がジェミニということもご存知で、もうビックリです。

 いやあ、世の中狭いし、ありがたいですねえ~。こういうことがあると、”自称”ですけどライターやってて良かったなあと思います。

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クルマ散策:カローラでドライブ

Img_5541  年に1回の親孝行、実家の母と姉、それに嫁を連れて伊豆1泊旅行をしてきました。

 「お前のクルマは旧くてイヤ。金は出すからレンタカーを借りて来い」という冷酷非情な命令で借りたのは新型カローラ・アクシオ。一度カローラというクルマをじっくり試してみたかったので。

 グレードは廉価版のX。なるほど、タコメーターやオートエアコンなんかが付かないけれど、それで装備に不満かと言えばそんなことはない。ただ、走っていて「おや?」という点はあった。

 まず、足の固さ。何しろ鉄ホイールなんでバネ下が重いのは仕方ないんだけど、思っていたよりもゴツいなあと。そして、エンジンの粗さ。この1NZという1.5リッターエンジンはトヨタにしちゃあ随分と古いんだけど、そのせいか結構ガサツなフィールだった。

 いや、そこにケチをつけようとは全然思わないんだけど、何て言うか、07年発売のクルマでもこういうことを感じるんだなあというのが新鮮だった。だって、最近レンタカーで試したスイフトやシルフィには素直に感動しちゃったからさ。

 もちろん、アイドリングの静かさとか、4人乗車でもまったく不満のないトルクを引き出す出来のいいCVTとか、いいところも一杯あるんだけど。それに、そもそも我がジェミニと比較したら、こりゃもう高級車と呼んでもいいというレベルの話なんだけれどね。

 ま、こういう細かい差異にこだわっていたら、評論家がクルマという商品の見方を誤るのも分かるような気もするんである。

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新車心象風景:日産・ラフェスタ

Lafesta  新車じゃなくてマイナーチェンジですが、日産ラフェスタです。

 キューブのデザイナーが関わっていたというウワサがあるエクステリアは、従来の何の工夫もないミニバンとは違って個人的には好きだったのだけど、コンパクトカーはともかく、ミニバンではちょっと早かったみたい。

 売れなきゃしょうがないでしょ、ということでのビッグマイナーチェンジは、ウィングロードとプレサージュに続く第3段。ともにフロントマスクの大幅変更で一発逆転を狙ったものだけど、プレサージュは”逆転”までは回復しなかったので1勝1敗かな。

 で、ラフェスタはどうかというと、ちょっと厳しいかなあという感じ。たしかに変えたことは変えたんだけど、変え方が中途半端じゃないかと。この辺のミニバンはトヨタのウイッシュとかホンダのストリームとか、とにかく分かりやすい”カッコ良さ”で勝負して成功しているわけだけど、どうもそこまでは行ってないんじゃないかと。

 たとえばヘッドライトが一番変わったとことだけど、従来の四角っぽさがなくなったとはいえ、まだおとなしいでしょ。グリルも光りモノを付けたけれど、どうにも個性に欠けるし。

 デザイン的にはサイド、リアがキュービックなイメージのままだから、フロントだけ思い切ったこともできないのは分かるけれど、もうちょっと切れ長のシャープな感じが欲しかったと思う。それと、できればリアランプも動きのあるデザインに変えれば相当イメージが違ったんじゃないかなあ。

 ま、今回は評判の悪かったシートも変更しているから、そっちとの相乗効果はあるかもしれないけれどね。

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雑誌ナナメ読み:新車不況?

 いま売りの「ベストカー」。いま、新車が売れないと言われているけれど、それはなぜなのか。その理由を、あまり新車を買わない評論家数人に聞いてみるという企画。

 いちばん多い理由は「欲しいクルマが売ってないから」なんだそうで、これには驚き。だって、評論家なんかやって色々情報発信できる立場なんだから、プロから見て「欲しいクルマ」をメーカーにドンドン提案すればいいじゃないかと思う。

 いや、個人的な趣味を、ということじゃない。国内だけでこんなに多くの車種が売られているのに、生粋のクルマ好きが欲しい商品がないっていうのはちょっと異常でしょう。つまり、いまの商品展開はどこか歪んでいるんじゃないのか、という提案ね。そういう自分の仕事を自覚していないで「欲しいものがない」なんて発言は×である。

 で、それにつながるんだけど、別の特集ではシビック・タイプR発売を記念した”走り力選手権”なる企画で、クルマの加速力、パワーやトルク力、コーナリング力、ハンドリング力、ブレーキ力などで優れたクルマをひたすら順位付けするというもの。

 あのさ、こういうコトやってるから自動車雑誌が売れなくなったり、あるいはクルマ自体が売れなくなるんじゃないの? つまり、どれだけ速いかとか、どれだけエンジンが回るかなんてクルマの評価基準としちゃあもはや化石なワケで、もう何年も前からよりソフト面が重視されているんでしょ。

 タイプRなんていう、サーキット重視のクルマが出たらもう浮き足立っちゃってこんな下らない企画を作っちゃう。フツーの人にはまったく関係のない次元のことばかり書いておいて、それで”どうしてクルマが売れないのか?”なんてよく言えるもんだよね。自分達メディアがユーザーからどんどん剥離しているのが大きな原因なんでしょ。

 評論家も無責任だけど、編集者も酷いなあと思う。

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クルマ散策:F1スペインGP

Takuma  スペインGPは、ついにスーパー・アグリがポイント獲得しましたね。予選でのトラブルがあったのでどうかと思ってたんですけど、完走でした。

 それにしてもホンダの昨年シャシーを使うアグリと、最新のホンダが混戦とは皮肉というか、難しいもんなんですね。ルノーは精彩を欠いてるし、逆にマクラーレンは壊れなくなったし、1年でかなり変わっちゃうのがF1の奥の深さってことでしょうか。

 それより、せっかく現場主義のシンプルな放送になったと思ったら、何だかよく分からない外国人ペアとか、浜ちゃんとか、やっぱりおかしなことになって来ちゃいましたね。永井君、優ちゃんがいなくなったのなら、CSと同じ今宮・川井コンビでいいじゃんと思ってたのに、どうも別の方向に進みそうです。

 っていうか、本当にF1を根付かせたいんだったら、くどいようだけど地上波でも生放送しなくちゃね。何だかオープニングアニメも思いっきり”企画倒れ”だし、どういうスタッフが作ってるんだろう?

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新車心象風景:マイクラC+C

Cc  7月販売予定のマイクラC+Cの予約が始まった。

 英国工場からの逆輸入といえばプリメーラの5ドアを思い出すけど、あれは初代も2代目も販売的には失敗だった。まあ、もともと5ドアって日本じゃダメってこともあったけど、あまり特別感がなかったのも原因のような気がする。僕は好きだったけれどね、5ドア。

 それに比べるとマイクラは結構いいんじゃないかな。まずもってCC自体が特別感に溢れているし、内装も差別化されてるみたいだし。加えて日本にはない1.6リッターエンジンを積んでいるうえ、何と5MTが用意されるっていうからビックリ。

 まあ、CC特有の尻長感が残ってしまっているのと、ボディカラーがちょっと物足りないなのが残念かな。淡いグリーンやイエロー系なんかがあればもっとよかったのにね。あとは約250万円という、日本じゃティアナが買えちゃう価格がどう受け取られるか?

 同時期にはコンパクトSUVのデュアリスもやって来る。キャッシュカイと名乗る欧州版はとんでもない勢いで売れているらしいけど、ミニ・ムラーノ風のボディは日本でも売れそうな気がする。こっちは戦略的価格だっていう話だしね。

 日産は日本での新車がないから苦し紛れの策だ、なんて話もあるけど、ユーザーとしちゃあ面白いクルマがやって来るなら大歓迎でしょう。マイクラは1500台限定だから希少価値も出るだろうしね。

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クルマ散策:事故報道

 広島県の山陽自動車道で、トラックがマイクロバスに追突し、21人が死傷する事故があった。大きな事故ということで、今日のTVニュースではトップ扱いである。何でも、事故現場は”魔の下り坂”と呼ばれる急勾配のカーブで、以前にも死亡事故があったそうだ。

 なんだけれど、実際のニュースではトラックの運転手が女性を同乗させていたとか、マイクロバスの乗客は社員旅行中で楽しみにしていたとか、亡くなった方の近所の評判とか、そんな内容ばかりだったんである。うーん、それってどうなのよ?

 いや、画面に”魔の下り坂”なんて表示するくらい危険な道路なんであれば、その構造を検証するのが報道の役目なんじゃないのか、という話だ。それも、単に記者が車に乗って「ここが現場です」なんて言ってるだけじゃなくて、もっと科学的にその区間がどう危険なのかを点検するということ。それで、実際に何らかの問題があるなら具体的な改善策を提言するべきじゃないかと。

 今回の事故は実に痛ましいけれど、そうであればなおのこと次の事故を防がなくちゃいけないでしょう。そうしたら、感傷的でお決まりのインタビューでもってこのニュースを終わらせちゃいけない筈だよね。

 実際、本当に最近のTVニュースの質は地に落ちたと思う。報道なのに妙な効果音やBGM流したりとか、もうワイドショーと同じでしょ。報道スタッフの質が想像以上に酷いんだろうな。べつにおかしいのは「あるある大辞典」だけじゃないんだよね。

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クルマの他:今日の芝居

Top  久々のクルマの他。今日、パルコ劇場に三谷幸喜の新作を観に行って来ました。

 ゴッホ、ゴーギャン、スーラといった画家達を登場人物に、芸術家に友情はあるのかをテーマにした作品。当然色々な葛藤が描かれていますけど、三谷作品らしく笑いと巧くバランスさせた構成になっていました。

 生瀬勝久や相島一之はやっぱり三谷作品が一番輝いていますね。寺脇康文はドラマ「相棒」くらいで肝心の芝居は初めてだったのですが、なるほどさすがでした。あと、一番経験の浅い中井貴一がすごい頑張っていましたね。堀内敬子はさすが元劇団四季の歌声でした。

 今日は東京公演千秋楽ということで、三谷氏自身の登場の他、客席には小林聡美夫人、秋元康、阿川佐和子、香川照之など著名人だらけ。根がミーハーなもんで、すっかり舞い上がってしましました。

 三谷演出作品は今年あと2本あるので、いまから楽しみです。

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Drive My Car:床が・・・

Jemini_2  足回りのチェックでタイヤ店に愛車を持ち込み、リフトで持ち上げてみる。すると、店員さんから思わぬ言葉が・・・「お客さん、フロアが錆で腐って穴開いてますよ」

 な、何と運転席ステップ内側あたりのフロアが錆びで腐食、30cmくらいに渡って裂けているじゃないですか! 裂け目から室内のカーペットが見える・・・。

 「こりゃあレストアするか、まあ普通は廃車ですかねえ」

 廃車! そんなバカな。もう頭真っ白になりましたが、即行きつけの工場に連絡。「すぐに来てください」の言葉にそのまま直行。板金担当のメカさんに見てもらいました。

 「ああ、ここならフレームから離れて強度に影響しないから、新しい鉄板溶接すれば直りますよ」

 直る! じゃあお願いしますということでそのまま3日間の入院。一昨日無事に帰って来ました。結局錆びた部分、30×10cmくらいを長方形型に切り取り、そこに鉄板をあててリベットと溶接。仕上げに防水、防錆処理をして完成。実は助手席側も小さく穴が開いていたのでそっちも対処。なんと破格の5万円でした。

 修理後は何となく足回りがしっかりしたのと、これは間違いなく室内の騒音が小さくなりました。そりゃあ、床に穴が開いてたんだから当たり前なんですけど。

 それにしても廃車と言われたときは「ついに・・・」って感じだったなあ。レストアで何十万円とか。いやあ、助かった。

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雑誌ナナメ読み:刷り込み評論

 いま売りのベストカーで”日本車の何でも大賞”といった小特集をやっているんだけど、ああ、まだこんな人いたんだ、という記事がある。

 それは「最もカッコ悪い日本車だったで賞」での評論家K氏。何でもかつてのU13型ブルーバード・セダンがとくにヒドかったということで、その理由が「尻下がり」だったからなんだって。

 7年位前に出した本にも書いたんだけど、これって”刷り込み”なんだよね。”尻下がりのクルマはカッコ悪い”という日本車の歴史に刻み込まれた刷り込み。まあ、恐らくは410ブルーバードあたりが発端だと思うんだけど、それが完全に頭に入っちゃってる。

 その証拠にね、「最もカッコいい日本車だったで賞」で117クーペ推してるんだよね、この人。でも、117ってしっかり尻下がりでしょ。じゃあ、どうして最もカッコいいなんて言ったか? 多分”117クーペは文句なく名車である”という、これまたズバリ刷り込みなんだよね。おまけに”やっぱりハンドメイドじゃないとダメ”なんて、さらに刷り込みの二乗。

 つまり、自分の感性で物を判断できないのね、こういう人って。先のブルーバードでは「ハードトップのARXはまだしも」なんて言ってるんだけど、これも当時のHT人気の刷り込みでしょう。ARXのとんでもない中途半端さはそれこそヒドかったのにさ。要は部分じゃなくてクルマ全体でどうなのかが問題なんだけど、その判断ができない。いや、自分は判断しているつもりなんだけろうけど・・・。

 当時のレパードJ・フェリーも同じこと言われているんだけど、こういう恥ずかしい刷り込みドップリの人がまだいるなんて驚きでしょう。この情報化時代にほとんど化石人間だよね。それでもプロとしてやってるんだからスゴイよなあ・・・。

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