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新車心象風景:トヨタ・プリウス

Prius_2  新車じゃなくて特別仕様車だけど、プリウス10thアニバーサリーモデル。

 10年前、世界をアッと言わせてデビューした初代。買ったら何の世話もなく普通に使えるハイブリッドカー。そんな夢みたいなクルマが10年も前に登場するなんて、多分誰も予想してなかったんじゃないか。

 それが2代目になってシステムはグッと進化。大型化で世界進出し、いまやハリウッドスターも愛用するエコなクルマの代名詞なんである。

 で、デビュー10周年を記念したのがこの特別仕様車なんだけど、これがどうにもイケナイ。なんで画期的ハイブリッドカーの10周年記念装備が”ディスチャージランプ”とか”本革巻ステアリング”とか”HDDナビ”なわけ? これじゃあ、普通のクルマと何にも変わらないじゃん。

 いまだ独走状態の実用ハイブリッドなんだから、特別にするんだったらより高性能の専用バッテリーとか、高効率の回生システムとか、あるいは燃費を向上させた改良型エンジンとか、とにかくもっと本質的な部分に手を入れるべきなんじゃないの? それがハイブリッドカーの”特別”ってもんじゃないのかな。

 それで何十万円か値上がりしたって、それこそ特別な存在なんだからいいじゃない。逆に、ありきたりの特別装備で単なるお買得商品に仕立てるなんて、メーカー自らこのクルマの先進性を放棄しているようなものでしょ。

 せっかく手塚キャラ総主演のTVコマーシャルまで作ったのに、何だかもったいないことするなあ、トヨタ。

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コメント

いろいろと書き散らかしてすみません


初代MC版プリウス乗りなもので、つい
反応してしまいます。(汗


初代はすぎもとさんもおっしゃる通り
電気モーターとエンジンの2個の動力
を持ちつつも、何の世話もなく使える
車であることの他に、大人4人を無理な
く座らせ、かつ各スイッチの操作が無
理なく出来るパッケージングの良さ、
柔らかい乗り心地、小回りが良く利く
など、いろいろと美点がある車に思え
ます。


10年以上前、トヨタはセダンイノベー
ションというキャッチフレーズをさか
んに使っておりましたが、プリウスは
唯一当てはまるのではないかなとさえ
感じます。


ただ・・・現行のプリウスは燃費や動
力性能UPを引き換えに、初代の美点の
殆ど全てをアッサリ捨ててしまったた
め、'05年にマイナーチェンジを経ても
要らないなぁと思う次第です。


#NHW20型ではより普通の車に仕立てた
かった感ありありなだけに、既に先進
性なるものは捨ててるかも・・・。


今回の10周年記念車についてですが、
廉価グレードにHIDやら本皮巻きステア
リングやらナビやら付けただけの単な
るお買い得セレクションにしかなって
いない所が情けないですね。


動力機構については、確かにエンジン
を多少なりとも改良できる余地があり
そうですので、改良版を積めば良いと
言うのは同意です。


それすらやらないのであれば・・・


せめて、初代のヘリテッジカラーであ
るアクア色を復活させるとか、トヨタ
やレクサスで採用されている全ての色
を選べるようにするとか(そういえば
ビークロスにカラーセレクションなん
てありましたっけ?)、そのへんまで
やってくれよと思いました。

投稿: ぽち | 2007年10月29日 (月) 13時33分

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