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クルマ散策:次期ランサー

Lancer  今秋発売される次期ランサーの正式な車名が発表された。何でも、ノーマルのセダンは、3ナンバー化されることもあって「ギャラン・フォルティス」と、かつてのミディアムセダンの名前を復活するらしい。

 一方、ラリーベースの方は「ランサー・エボリューションX」と、これまでの名前を生かすんだそうだ。

 要は、ここんところのランサーはベース車があんまりにも地味で売れないから何とかイメージを変えたい。けれども”ランエボ”ばすっかり名前が根付いているから変えたくない、という話でしょ。でもねえ・・・。

 いや、だって取りあえず同じクルマだからなあ、これ。フロント周りやエアロパーツにこそ違いはあるけど、やっぱりどう見ても同じだもん。それを名前変えるっていうのはどうなのかなあ?

 たとえば日産サニーがティーダになったみたいに、潔く名前を変えるって方法はあるよね。あと、「ギャラン・フォルティス」がいいなら、ランエボはただの「エボリューションX」にしちゃうとか。とにかく、同じクルマの名前が違うっていうっていうのはいまどき?なこと。この状況を避ける方法はいくらでもあると思うんだけどな・・・。

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クルマ散策:これがレクサスなら・・・

Bmw  ジュネーブから上海へとモーターショーが続き、興味深いクルマが取り上げられないほど出品されていますが、1台くらいは書いておかなくちゃ。

 それが写真のBMW「Concept CS」。高級セグメントスポーティセダンのスタディだそうで、しっかり独立4座を持つんだそう。いまポルシェが同様の4ドアを開発中らしいけど、かなり接近したコンセプトみたいですね。

 それにしても、これを見て最初に思ったのは”これがレクサスLS”だったらよかったのに、ということ。

 いや、LSはクーペ風セダンじゃないけど、こういうスペシャルなイメージがないのが一番の欠点だからね。それに、ウィンドウグラフィックやボディのエッジ、リアライト形状など、各所にレクサスのL-フィネス的処理が見受けられるでしょ。僕は、実際これってレクサスのデザイン言語をBMW風に解釈したんじゃないかと思うんだ。で、”こんな風にできるよ”って言われているような。

 とにかく印象も強いし、単純にスタイリッシュ。高級セダンの引き出しはまだまだありまっせと言わんばかりじゃないか。ああだこうだと考えすぎて空気みたいに個性が希薄になっちゃったLSと対照的だよね。レクサスのデザインチームは、これを見てどう感じるのかな。

 まあ、販売の予定はないそうだけど、そう言って実は売っちゃうのがBMWの常套手段。いまごろしっかりマーケティングチェックしてるんだろうな。

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クルマ散策:いすゞ、いすゞ!

Isuzu2  東日本のいすゞの殿堂、イーグル狭山が主催する”ISUZU CLASSIC CAR展示会”に行って来ました。会場は埼玉県入間市の入間市博物館です。

 イーグル狭山と言っても、いすゞファン以外は何だそれって感じでしょうが、要するに民間のいすゞ専門ショップです。ここが通常展示している117クーペやべレット、ピアッツァ等々を比較的近所の同博物館に展示する企画です。

 実際には個人オーナー車も申し込みの上展示できます。写真では分かりにくいですが、エラく程度のいいフローリアンもそういう1台でした。

 僕はいすゞファンというよりジウジアーロファンとしてジェミニに乗り始めましたけど、117クーペもピアッツァも同氏の作品ですから、必然的にいすゞ車に興味があるということになります。

Isuzu4  会場はやっぱり117やべレットが大半でしたが1台だけ僕と同じFFジェミニが展示されてました。ノーマルの4ドアですが、珍しくNAVI-5搭載車で、これはどうやら売り物だったようですね。

 いすゞは最近トヨタと提携してディーゼルエンジンの共同開発を行うと公表しましたけど、それでもこうして乗用車を作ることは二度とないのでしょうね。

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クルマ散策:ETC(その2)

Logo_etc  先日、ETCの5000台プレゼントの記事の中で、今後首都高速はETC普及に手段を選ばないだろう、なんてことを半ば冗談半分で書いたら、全然冗談じゃなかった。

 もう知っている人も多いと思うけど、今度は入口料金所でスクラッチカードを配って、800人にETC等が当たるんだとか。いやー、ついにくじ引きでETCあげちゃうか、首都高。

 まあ、何で800人なんて中途半端に刻んできたのか(予算?)よく分からないけど、これは本当に今後が楽しみになってきたんである。いや、だって要するに国と首都高速はハッキリ言ってもう利用者全員にあげちゃいたいワケでしょ。けれども「全員プレゼント」なんて露骨なことは言えないから、もう色々な知恵を絞るしかないと。

 で、5000台プレゼントを除けばこのスクラッチが第1弾ってことだよね。この段階でもかなり笑える状況になっているけれど、今後はもっとスゴイことになりそうじゃないか。今度はどんな手を使うのか?

 ん~、ありそうなところではゴールド免許提示者にプレゼント。あ、SDカードもありか。あと入口で配ったアンケート回答者にもれなく、とか。

 ま、何でもいいんだけど、こんなんだったら最初から車載器やセットアップで何万円も取らないで、1000円、2000円の廉価にしておけばいいんだよね。国策なんだし。

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新車心象風景:トヨタ・プリウス

Prius_2  新車じゃなくて特別仕様車だけど、プリウス10thアニバーサリーモデル。

 10年前、世界をアッと言わせてデビューした初代。買ったら何の世話もなく普通に使えるハイブリッドカー。そんな夢みたいなクルマが10年も前に登場するなんて、多分誰も予想してなかったんじゃないか。

 それが2代目になってシステムはグッと進化。大型化で世界進出し、いまやハリウッドスターも愛用するエコなクルマの代名詞なんである。

 で、デビュー10周年を記念したのがこの特別仕様車なんだけど、これがどうにもイケナイ。なんで画期的ハイブリッドカーの10周年記念装備が”ディスチャージランプ”とか”本革巻ステアリング”とか”HDDナビ”なわけ? これじゃあ、普通のクルマと何にも変わらないじゃん。

 いまだ独走状態の実用ハイブリッドなんだから、特別にするんだったらより高性能の専用バッテリーとか、高効率の回生システムとか、あるいは燃費を向上させた改良型エンジンとか、とにかくもっと本質的な部分に手を入れるべきなんじゃないの? それがハイブリッドカーの”特別”ってもんじゃないのかな。

 それで何十万円か値上がりしたって、それこそ特別な存在なんだからいいじゃない。逆に、ありきたりの特別装備で単なるお買得商品に仕立てるなんて、メーカー自らこのクルマの先進性を放棄しているようなものでしょ。

 せっかく手塚キャラ総主演のTVコマーシャルまで作ったのに、何だかもったいないことするなあ、トヨタ。

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雑誌ナナメ読み:機械至上主義

Golf  日本の自動車評論の世界は基本的にハード重視ということになっている。いや、クルマの構造を知らない人間に評論家になる資格はない、くらいのことになっている。だから、エンジンにしろシャシーにしろ、あるいはボディにしろ、構造に詳しいほどエライらしい。

 それにしてはなあ、と思う。たとえば、いま話題のゴルフTSI。ターボとスーパーチャージャーを小排気量のエンジンに組み込んで、大排気量のパワーと小排気量の燃費を両立する優れ物。各誌絶賛で、ある雑誌では「ハイブリッドだけがエコじゃない」なんてタイトルで評論家が解説している。それがまたエラそうで、あたかも自分が作ったみたいに。

 で、何が言いたいかというと、そんなにハードに詳しいならメーカーが開発する前から提言すればいいじゃないか、という話。直噴化で精緻な噴射コントロールが可能になり、かつて燃費悪化の代表だったターボが高効率エンジンの立て役者になる。ハードに明るいならそんなこと容易に想像できるワケでしょ。完成したものにだったら素人だってコメントできるわけだし。

 僕はどちらかと言うとコンセプトやデザインで評価することが多いんだけど、そんなのダメっていうのをいくつかの雑誌編集者から言われたことがあるんだよね。でもさ、できたものにしかコメントできないなら、はじめからハード至上主義なんて偉そうなこと言うべきじゃないと思うな。

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クルマ散策:ETC無料プレゼント!

Etc  3月で終わってしまったけれど、首都高速道路(株)が実施していたETCの5000台キャンペーンって知ってました?

 これはとくに条件もなく、とにかくネットや郵便で申し込んだ5000名にETC車載器をプレゼントしちゃおうというスゴイ企画。おまけにセットアップ料金まで込みという破格賞品なんである。ちょっと前に、何千円分かの通行料金レシートを送ると車載器が当たるという企画があったけれど、今回はそんな条件もなし。

 仮に1名分が15000円とすれば7500万円分という大盤振る舞い。太っ腹だねえ、首都高速。と言いたいところだけど、これはもう来年度からの距離料金制へ向けての一大作戦なのはミエミエなんである。

 なにしろ距離料金制導入はETC導入が大前提。ま、100%は無理にしても、とにかく例外は最小限に止めたい。こうなりゃもう手段は選ばないゾということだ。それにETC自体は国策だから、予算の出所がすべて同社じゃないことも十分あり得るわけで。

 とにかくあと1年しかないんである。夏頃には10000人プレゼントなんてのもあるかもしれない。いや、最後には入口ランプで無料配付なんかしたりして・・・。閣議決定されてしまった期日に向けて、役人と天下り企業がどんな手を打って出るのか。皆さん、よく見ておきましょうよ。

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クルマの他:今日のテレビ

Imotako 朝ドラ「芋たこなんきん」終わりました。朝ドラはあまり観ませんが、これは最後まで観ました。

 そりゃあ、田辺聖子の自伝だから話として面白いに決まってるんだけど、でも、とにもかくにも藤山直美に尽きるでしょう、これは。もちろん、これまでのドラマや映画、そして舞台でこの人の実力は十分に知っていたけれど、やっぱ何度観てもスゴイ。

 いや、本物ってことなんだよね。何だか最近世の中のいたるところが偽者だらけでしょ。政界はウソ、企業は隠蔽、芸能は2流3流ばっかりとか。でも、そんな偽者が堂々とまかり通ってる。だから本物を観ると余計にホッとするんだよなあ。

 クルマだってそうでしょ。能書きばっかりで偽者だらけ。けど、売れれば官軍みたいなノリで、平気でその偽者が肯定されちゃう。こういうこと書くと、世の中本物と偽者があるから面白い、なんて”したり顔”的意見がすぐ出るんだけどさ。

 演技が上手いからいいってことじゃない。演技に対して真摯に、そして妥協なく取り組んでいる結果が素晴らしいということ。本物、プロを感じるってこと。どんな世界にしても、そういうものに触れることは本当に楽しい。

 

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クルマ散策:ダイハツ首位!

Move_4  僕もマガジンXで取り上げたけど、大方の予想とおり、06年度の軽自動車シェアナンバーワンはダイハツが奪取した。 ま、ほんとに僅差なんだけど、ナンバーワンには変わりない。

 で、これからのスズキとダイハツ両者の広報活動に注目なんである。ダイハツはここぞとばかりナンバーワン攻勢なのは当然。だって、今後スズキの新しい工場が完成したら再び2位への陥落も十分あり得るわけで、やれることはいまのうちにやっとかなきゃね。

 スズキはどうか。名より実を取ると会長は言ったけれど、販売現場は今日の新聞記事に心穏やかというわけにはいかないでしょう。たとえば年度じゃなくて年単位、つまり06年だったらナンバーワンだったからそれを使うとか、あるいは車種別なら06年度もワゴンRがトップだったからそれを使うとか。

 クルマに限らず、こういう勝負の世界って”勝ち癖”とか”負け癖”っていうのがあるから怖い。一度負けると、その負けが次の負けを呼ぶ。そういう流れってあるでしょ。

 まあ、スズキの場合は負けでいいと公言しているから大丈夫なのかもしれないけど、本当にダイハツがナンバーワンの大合唱を始めたらどうなんだろう。勝ち負け自体も重要なんだけど、僕は広報戦略というものに興味があるので、両者の”戦法”にしばらくは注目したい。TVCF、雑誌広告、折込広告、どんな展開をするのかな?

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新車心象風景:ホンダ・シビックtypeR

Civictyper  月販400台だから、そもそもホンダ自身もこれで儲けようなどとは考えてないんだろうけど、うん、僕もこれは売れないと思う。

 それは近年のスポーツカー、スポーティカー受難傾向ということもあるけれど、やっぱり一番の理由はベースカーの魅力欠如でしょう。

 で、そんなことはもうみんな気付いているだろうに、何でまたこのつまらないシビックセダンで出すかね、ホンダ。

 いや、だって巷では「欧州仕様入れてくれ!」ということになっているワケでしょ。でもって実際日本版セダンは発表早々からもう不人気車の仲間入りしているし。年々つまらなくなるシビックとインテグラでタイプRを設定して失敗しているのに、さらにトドメを刺すようなことをどうしてするかな。ああ、そう言えばメチャクチャ高性能なのにクルマがつまらないから売れないというのは、S2000も基本的に同じ理由だよね。

 タイプRがホンダにとって本当に大切な存在なら、もう少しちゃんと考えた方がいいなじゃないかな。不人気セダンでも、まあ赤いエンブレム付ければ大丈夫、なんて判断してるんだったら甘過ぎるよ。どうせ儲け商品じゃないなら、多少労力は割いても欧州版タイプR持って来るくらいのことをしても問題ないでしょう。スペシャルなクルマなんだから、そのくらいのことしなくちゃ。

 早くちゃんとしないと、タイプRの神通力も完全になくなっちゃうよ。

 

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