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雑誌ナナメ読み:これでツッコミ?

 いま売りの「driver」。以前にも触れたことのあるK氏が、エンジンを換装した新しいフェアレディZのインプレッションを書いているのだけど、本文ではなくて囲み記事が今日の話。

 要は試乗での不満点をその場で開発者に質問するということで、かなり深く「突っ込みを入れる!」 という見出しになっているんだけど、その質問のレベルが恐ろしく低いんである。

「タイヤをもっと太くしては?」「サーキットタイムをもっと速くできないの?」「リミッターの利きが早すぎるのでは?」 

 いまどきほとんど族系の発想である。しかも、こんな質問だから開発者にも子供扱いされているんである。

「タイヤは専用設計ですしサイズも十分。これ以上だとユーザーに経済的な負担も掛かります」「リミッターはギリギリまで引っ張って突然利かせると挙動が唐突になりすぎます」「タイム計測が目的ではありませんし、このクルマとしては思ったより速すぎたくらいです」

 と、まあこんな感じ。

 この人はレーサー兼任なのでそういう発想になるんだろうけど、でも、そのクルマの開発コンセプトを理解しないで「突っ込み」なんてしてたら頭悪いと思われても仕方ないでしょう。なんだ、レーサーってこんなことしか考えられないのかってなっちゃうよね。

 まあ、実はあえて笑いを取ろうとしているんだったら結構面白いと思うけどこれが本気だったらかなり事態は深刻だよね。はて、どっちなんだろう?                                             

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コメント

「ツッコミ」というよりは「ボケ」なのでは(笑)。メーカーの方も大変ですが、ヒョーロンカの後ろには読者=ユーザーとその予備軍が控えています。「俺は寝ていないんだ」の一言で会社を瓦解させちゃった例もあるので、返答にも気を抜けないでしょう。
書く側にとってもどのような立場でどんな質問をするかが腕の見せ所。インタビューは真剣勝負の戦いだ、と言った先輩もいました。
とんちんかんな質問をバカするのも正直まずい。この前、さる生保のお客様懇談会なるものに出席させられて、ある質問をしたら、はるばる田舎に来られた役員さんは「担当ではないので答えられない」などとお答えになる。私は本当にびっくりして、アンケート用紙に思ったままを書きました。「あまりのお答えにびっくりした」と。それ以降、外交員のおばさんから連絡がありません(笑)。

投稿: 憂路 | 2007年2月10日 (土) 01時32分

なるほど、ツッコミを装ったボケですか。だったら大したもんですね。

ここは腕の見せ所、と彼も思っているんでしょう。オレ様はこんな点を指摘できるんだゼと思っているのか、読者が期待しているのはこれなんだ! と真剣に思っているのか。

どっちにしても、ああいう記事を載せている編集は何を考えてるんだか・・・。 

投稿: すぎもとたかよし | 2007年2月11日 (日) 20時35分

記事は読んでないんですが…。
相変わらずの内容なんでしょうね。
サーキット試乗ってのがもう時代遅れなんですけどね。
でももっと許せないのがその評価基準のあいまいさ。
結局タイムは関係なし、味が、質感とか曖昧な基準で結論を導く。
結局初めから結論ありきって感じがします。

投稿: 紙屋 | 2007年2月13日 (火) 16時40分

紙屋さん、こんにちは。

ほとんどの場合、最初に結論ありきなんでしょうね。

評価基準が曖昧、あるいは主観になるのは仕方がないとしても、せめてそのクルマのコンセプトに則って試乗してほしいですよね。レースカーじゃないと言ってるのにタイムがどうのってもねえ・・・。
もちろん、そのコンセプトが気に入らないなら、そこをしっかり追求しないとね。

投稿: すぎもとたかよし | 2007年2月14日 (水) 14時30分

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