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雑誌ナナメ読み:1g=37㎏

 提灯記事というか、まあ、ほとんどの雑誌は新車インプレッションで扱うクルマを持ち上げるのが普通なんだけど、それによって実に面白いことになったりする。いま売りの「ベストカー」に載っているマツダ・ロードスターRHTがそれ。

 ロードスターは有名な貴島さんというチーフが1g単位の軽量化に挑んで完成させたクルマとして有名なんだけど、RHTにあたっては何と37㎏もの重量増になってしまったとか。そりゃあもう大変な変更なわけだけど、しかし雑誌としてここで否定はできない。で、どうなったかというと、素のロードスターとRHTを交互に乗り比べたところ、何と「違いはまったく感じられなかった」という結論なんである。

 いやあ、面白い。1gの話をしていたのに37㎏増、つまり37000倍でしょう? それが乗って分からないっていうんだからスゴイ話じゃないか。せめて重量増したなりにバランスがとれている、くらいのことにしておけばいいのに。だったら最初から軽量化の意味なんてないって話でしょ。

 あれもこれも肯定しなくちゃイケナイから仕方がないって思っているのか、これがとんでもなく滑稽な話だということすら感じなくなっているのか? どっちにしてもデタラメを通り越して、もはや笑うしかないんである。

 ちなみに、同じ号の新しいekワゴンでは、スライドドア採用で左側だけ20㎏増なってしまったものの、荷物を載せればすぐに20㎏くらいにはなってしまうから問題ないだろうという開発者の話が載っていた。いやあ面白いというか、深い話である。

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「雑誌ナナメ読み」カテゴリの記事

コメント

僕も最近は新車速攻イッキ乗り!とか頭のページの試乗レポートは大概スルーでせいぜいスペック確認程度でしかなくなってますね。(間違ってる時もあるし、)時期モデルの予測だって机上の空論に過ぎないし、写真なんて何の車をもとに編集した合成写真かだって素人にもすぐにわかるようなものだし、¥300ぐらいの雑誌って大体そんな感じですよね、奮発して◯◯グラフィックみたいなカラー誌を買った方がまだいいですよ。

投稿: C4 | 2006年10月 3日 (火) 23時07分

マツダのサイトで確認してみましたが、RHTの重量は、たしかにソフトトップの40キロ増しとなっていました。一番軽い5速マニュアルだと1090キロ→1130キロ、比率にして3.6%増。それがロードスターの走りにどのような影響を及ぼすのか。
馬力は結構ある(マニュアルで125kw=170ps、オートマで122kw=166ps)ので、「誤差の範囲内」では? 私がむかし乗っていたシティやビートでは、1人のときと複数乗車ではアクセルの踏み込み量が変わりましたが、20世紀末から乗っていた車で、そのようなことを気にしたことはないし。ま、ほとんどのクルマ雑誌は商売。雑誌を鵜呑みにするよりも、自らで違いを体感するのが一番ですから、マツダの店などに行って乗り比べてみるのもいいかと思います。If I were 独身だったらきっとRHT買っちゃうんですけどね…。

投稿: 優路 | 2006年10月 4日 (水) 08時28分

こんにちは。

○○グラフィックはちゃんと読んでますよ。ちなみに姉妹誌も・・・。ベストカーみたいな雑誌がマイナーならともかく、最量販誌ですからね。自分が興味あるか否かではなく、そこで「仕事」をするプロに注文があるということですね。

ロードスターRHT、僕も個人的に賛成ですよ。って言うか、もともと日本はオープンに合っている国(気候)じゃないですし、一家に1台が現実ならソフトトップはきついですよね。最初から出せばいいのにと思ってたくらいです。

投稿: すぎもとたかよし | 2006年10月 4日 (水) 22時57分

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