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新車心象風景:レクサスLS460

Ls460 なるほどLSはレクサスの主役なんだと思った。

 L-フィネスのキーワードのもと、アローヘッドと呼ばれる矢をイメージした造形は、先行の2台よりもこのLSがより明快に体現しているし、そこには結構なオリジナリティがあると思う。だから、今度のLSを単体で見れば、オールニューのエンジン・シャシーに恐ろしいほどの作りこみを施したボディをわずか700万円台から提供していることも含め、とにかく大したもんである。

 ただ、レクサスの是非みたいな話が加わると、今後最低でも数年の展開を見ないことには何も判断できないし、そこに不安がないわけじゃない。

 まず、今後追加されるであろうコンパクトクラスやSUVも同様の基本デザインで破綻なくファミリーが形成できるのかということもあるし、次のモデルに移行するときもこのコンセプトを守れるのかとも思う。つまりレクサスがプレミアムブランドとして“伝統”を築くときに、そのアイコンが今後も「先駆」と「精妙」で大丈夫なのか。ぶっちゃけ、アローヘッドの完成版であるLSに次の一手はあるのかということなんである。

 LSはよく分からなかったレクサスのコンセプトを最も上手く表現しているけれど、一方でそういう不安も感じさせるんである。ま、初代LSと新しいLSにほとんど共通性がないように、次の世代のレクサスはまた全然違うコンセプトになります、なんてことなら話は別なんだけど。

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コメント

満を持して出た、と言う感じのLS。大きく高価な車を売るのにケチを付けるつもりはないが、ドライバー教育も頑張ってくれ。
先日、たまたま近所の人が乗っているBMW5シリーズの後ろを走ることになってしまったが、笑ってしまった。家の近くの広くない道では真ん中を走っている。横から車が出てきそうになったら、急ハンドルで回避…。おいおい。BMWはどこかでオーナー向けの運転トレーニングをやっているはず、行きなさい、と声を掛けそうになった。
カネがあればそれだけで、でかい車は買える。だが、運転技術やマナーが伴っていないケースが少なくない。トヨタさん、売り方も変えたなら、「あなたが馬鹿に見えない運転法」もさりげなく教えてあげてね。

投稿: 優路 | 2006年9月23日 (土) 01時38分

僕はこれだけの車を700万円台で提供することは凄いと思いますが、LSのみならずレクサス全体が輸入車よりちょっとお買い得だというところを売りにしてしまっている時点で掴んでいる客層が違う気がします。日本人特有のやたらブランド信仰の強い人たちを振り向かせるにはたとえ性能が勝っていたとしても、思い切って値段はBMWやベンツと対等な価格設定にでもしてそれ相応の車にしていくしかないのでは?思います。

投稿: C4 | 2006年9月23日 (土) 01時45分

こんにちは。

レクサスがアメリカで成功したのは「この性能でこの価格!」だったワケですから、現在もそこを引きずっているんでしょうね。仰るとおりそこがレクサスの難しいところです。

そこで全車ハイブリッド化、なんて話も出てくるのでしょうけど、それはそれで身内のトヨタとの関係がややこしい。それに最近のトヨタ車、ゼロクラウンとかベルタとかって、レクサスデザインとダブってきてるのが気になります。

たしかに妙な金額勝負はやめて、取りあえず数年間頑張るしかないのでしょう。どっちにしても、いますぐ結論は出ないんですから。

投稿: すぎもとたかよし | 2006年9月24日 (日) 10時51分

車種うんぬんより「レクサス」がまだ「トヨタが作った高級チャンネル」という認識がある以上まだまだ苦戦するのでは?ブランドの構築は時間がかかるはず。じっくり時間を掛けて「トヨタの作った高級チャンネル」という認識排除していけばいいのではと。「微笑むプレミアム」はもっと長い目で見てあげて(笑)

投稿: KsGarage | 2006年9月24日 (日) 18時25分

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