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新車心象風景:ホンダ・ストリーム

Stream_4060713a 結局、売る方も買う方も「プライド」なんて全然持ってなかったらしく、勝負は後出しのウィッシュ圧勝になってしまった。

 が、発表会で社長自ら「今度は真似させないゾ!」なんて発言してしまった新型のウリは、 近頃ホンダお得意の低床化による、1545ミリの低いボディだそうだ。これなら立体駐車場も大丈夫ということらしい。

 それはどうかなあ、と思う。いや、そもそも真似されることをすでに想定していること自体異常な状況なんだけど、これで「真似できまい!」というのは結構甘いかもしれない。たしかにホンダの低床化技術は本物なんだけど、トヨタって会社はとにかく「見せかけ上手」だから、仮にこの新しいストリームが当たれば、「じゃあ、とにかく全高下げればいいんでしょ」ということで、大した技術も使わず、手持ちの工夫で辻褄合わせをするに決まってるんである。で、ユーザーはその辺の差なんて分からないからコロッとだまされるわけだ。

 じゃあ、結局どうやってもトヨタには勝てないのか? というと、そんなことはなくて、ホンダにはカローラを抜いたフィットがあるじゃないか。パッと見は分からないけど、実はライバルより全長が大きくて、その分室内を広くし、加えて少なくとも数字上は圧倒的な低燃費を誇る。これをやればよかったんじゃないか?

 まあ、このストリームがヒットするかどうか、それを真似するかどうかも分からないし、おまけに個人的には5ナンバーの3列ミニバンなんて興味もない。けれども、僕としては、あそこまで恥知らずなトヨタの開発陣に、強烈な鉄槌を喰らわして欲しいというのが本音なんである。

 

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雑誌記事:マガジンX9月号

 えー、明日マガジンX9月号の発行日なのですが、今回はスクープ記事がかなり増大したということで、連載は来月号に先送りになってしまったと編集部から連絡がありました。

 いやあ、こういうときはマイナーなライターの記事はつらいですねえ。残念。

 来月号は、先日の栃木ネタを先に持ってこようかなと思っています。今回載る予定だった記事はとくに時期ネタではないので・・・。

 と、いうことで、来月またよろしくお願いします。

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雑誌記事:今月の取材

 まだ今月号も出てませんが、土曜日に来月号用の取材に行って来ました。今回は少々遠方、栃木県までで、ちょっとした試乗会に参加しました。

 といっても、しがないサラリーマンライターはメーカーからの試乗会のお誘いなどはかからないので、いわゆる新車試乗会ではありません。でも、考えようによっては、どうでもいい新車の試乗会なんかよりは面白かったかもしれないですね。

 今月号も水曜日には出ます。いつも似たような記事ばかりですが、今月もよろしくお願いします。

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クルマ散策:お台場でF1

 クルマ関連のニュースによると、今年9月に「モータースポーツジャパン2006」なるイベントが、各自動車メーカー、JAF、TV局、出版社等による同名の組織によって開催されるそうだ。具体的には、お台場の特設コースでF1やGTなど、新旧のマシンが展示・走行されたりトークショウが行われたりで、驚いたことに、イギリスの「グッドウッド・フェスティバル」を範にするという、何とも恐れ知らずのスゴイ催しなんである。

 いや、モータースポーツがなかなか根付かない日本で、本格的なイベントが開催されることには大賛成で、そこに文句があるわけじゃない。逆に、いままでなかったのが不思議なくらいだ。ただ、やっぱり一抹の不安があるんだよねえ。

 だって、お台場が会場で、しかも組織の構成員にフジテレビジョンが入っているとなると、近年、日本GP直前に行われるあのバカ騒ぎを思い出さざるを得ないじゃないか。先日なんか、F1中継20周年記念イベントで、2シーターのフォーミュラマシンにレイザーラモンH・Gを同乗させて、「いやー、ハードなGでした」なんてコメントを言わせた張本人なんである。

 日本にモータースポーツが根付かない理由はいくつかあると思うけれど、そういうタレント便乗のバカ騒ぎと、レース=ドリフトという頭文字Dなアプローチ、つまりはガキ相手の企画ばかりだったことも大きな原因だったと僕は思っている。

 だから、メーカー自らが乗り出す今度のイベントが、そういう低次元な世界から抜け出そうという意気込みならいいんだけど、単に低次元な催しが大型になるだけなんじゃないかという懸念も残るんである。

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Drive My Car:オイル漏れ

Jemini 先日、オイルパンから結構なオイルが漏れていたのを直した際、メカニックさんからエンジンのヘッドカバー周辺からも「滲み」があると指摘を受けていたので、今回近所の整備店で修理しました。

 ま、せっかく入庫するのだからということで、少し前から気になっていた始動時のベルト異音、ウオッシャー液タンクの漏れ、左側サテライトスイッチの照明切れ、デジタル時計の接触不良もまとめて依頼。

 で、ヘッドカバーパッキン交換とベルト異音は解消したのですが、ウオッシャー液タンクの漏れは「直した」筈なのに、数日経ったらもう空になってました。これは以前いすゞで見てもらった時と同じ。どうなってるんだろう?

 それと照明、時計は案の定パーツ欠品で修理不可とのこと。アッセンブリー交換じゃなくても、接触不良なんかそのまま見てくれればいいのに・・・と思うけれど、ま、その辺は次回点検時にでもゆっくりお願いすることにしましょう。。あ、ウオッシャー液タンクはちょっとクレームかな?

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クルマ散策:パーティ出席

Mook 先日、マガジンXの編集を行う(株)ムックハウスの新会長、社長の披露パーティに呼ばれたので、仕事が終わってから駆けつけました。

 会場は神楽坂の出版クラブ会館。 とくに知り合いもいないのでボーっとしていると、同誌で連載をするボンバー池田氏に声を掛けられました。初対面でしたが、フリーのライター同志ということで色々と話ができましたね。

 新車インプレッションの太田哲也氏にも会うことができました。大変な経験をされたので気難しい方かと思っていたのですが、実に気さくな方でした。他にもインプレッション担当の某評論家さんが来ていましたが、当然僕から声をかける理由もないので、会話もなしです・・・。

 パーティには美味しい料理が並び、ビンゴ大会までありましたけど、これが自動車メーカーの催しだったりしたら、そりゃあ悪いことも書けなくなるんだろうなあ、などと妙なことを感じた数時間でした。ま、僕には似合わない場所ですね。

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クルマ散策:三菱キティちゃん

Kitty  先日、日産とコンランのコラボについて書いたけど、その中で例にしたキティちゃんバージョンが何ともタイミングよく再び登場してしまった。

 これは、サンリオが日本橋高島屋で開催するイベントで展示・販売するために、1台だけ作られた特別仕様車らしい。

 いやあ、それにしてもスゴイ。左右後部ドア、リヤウインドウ、サイドミラーカバー、ヘッドレストカバー、シートにキティちゃんを、ハローキティのシンボルであるリボンをルーフ、左右前部ドアに、でもってサイドミラーのキティはレリーフ状になってるそうだ。

 ま、三菱も色々あったから、こんな手を使ってでもアピールしたいということなんだろうけど、ちょっとねえ。だって、アイはその革新性がウリのクルマなわけでしょう。ある意味こういうアプローチから一番遠いとろこにいるべき存在だったのにねえ。これを見れば日産のプラス・コンランとの違いがよく分かるってもんでしょう。

 なんでもキティちゃんは今後三菱車の販売促進大使になるんだそう。でも、こういう特別仕様車を作る神経もアレだけど、そもそもキティちゃんに大使になってもらうという発想自体がもうダメでしょう。いや、それともユーザーはこういうの期待してるのかなあ?

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新車心象風景:スズキ・SX4

Sx4 「あれ、スズキってこんなクルマ作れるんだ」シリーズの第3弾。雑誌ではWRC参戦云々で騒いでいるけど、そんなこと関係なく興味深いクルマだと思う。

 とにかく、そのポジショニングが巧い。トヨタのRAV4とかがどんどん大型化している中で、4.1メートル少々の乗用車タイプ4駆は結構貴重なんである。

 それにイタルデザインとの共作というエクステリアはヘッドライト形状やAピラー回りの”段”が前進姿勢を強調して疾走感がある。スイフトもイタリアのカロッツェリアに協力を仰いだ成果が出ているけど、このクルマもいい意味で日本車離れしているんじゃないかと思う。

 惜しいのは、欧州仕様に比べてバンパー下のアンダーガードや、特徴的な太いサイドモールなどがなぜか外されてしまって、随分おとなしいイメージになってしまったこと。日本ではこういうアッサリ系じゃないと売れないという判断なのか?

 そういう意味ではフィアット版のセディチの方が個性的なフロントグリルやツートンの色鮮やかなボディーを持っていて、このスタイルを上手く表現していると思う。どうせエンジニアリングはスズキなのだから、もし輸入されるようなことがあれば”安心なイタ車”を買うチャンスかもしれない。フィアット自慢のディーゼル、しかもSX4にはないMTなんかが入ってきたら、僕は断然そっちがいいと思うな。

 もちろん、そういう比較をしなければSX4は十分面白い存在だと思う。

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クルマ散策:ETC標準装備は?

 職場など、僕の周りの人たちのETC搭載率が結構上がってきたけど、僕はと言えば、まだ取り付けていない。

 理由は色々あるけど、一番は車内の美観を損ねるから、なんである。ダッシュボードにしろセンターコンソールにしろ、あの後付の醜さといったらないじゃないか。僕は個人的に送風口に付けるカップホルダーさえ耐えられない人間なので、ETCなど論外なんである。

 で、自動車メーカーに言いたいんだけど、何でメーカーはETC機器を標準装備にしないのだろう?

 最初から搭載を前提にコクピットをデザインすれば、単にカード挿入口をどこか目立たないところに設定すればいいのだし、受信機もあちこち線を引っ張りまわす必要がないじゃないか。価格だって、いまは15,000円前後しているけど、これがメーカー標準装備なんていう次元の数になったらほとんどタダみたいなもんになるでしょう。

 で、使うか使わないかはユーザーが勝手に決めればいいだけの話で、付いているからといって使用が強制されるものじゃない。「そんなのもったいない」なんて言うかも知れないけど、それは標準装備のナビやオーディオと同じことでしょう。いや、価格だけ考えたらナビなんかの方がはるかに高価の筈。車内がスッキリして、なおかつ安くなるならいいじゃないか。

 だいたい、プラスティックのシボの模様まで気にするデザイナーが、よくもあの後付けの醜さにだまっていられるよなあ、なんて僕は思ったりするんだけど、どうでしょうか、そのあたり・・・。

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クルマの他:宮崎駿全集

Miyazaki_1  週末だし、またクルマ以外の話でも。

 僕は学生時代から宮崎駿ファンです。細かいこと言うと、近年のジブリ作品より、「ルパン三世・カリオストロの城」以前のTVや劇場作品が好きなんですけどね。

 いまやヒットメーカーの彼についてはいくつもの関連本が出ていますけど、写真の叶精二著「宮崎駿全集」(フィルムアート社刊)がダントツに面白いです。宮崎作品はあたかも彼ひとりで作ったかのような勘違い評論がほとんどの中、この本はアニメーションが集団作品であることを、実際のスタッフの仕事内容から検証しているのが特徴です。

 それと、彼の作品の源泉について徹底的に洗い出しをしていること、そしてその情報量がまたスゴイ。・・・なので読むのも大変ですが、どれか作品1本分だけでも読む価値ありですよ。お薦めです。

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