雑誌記事:ネオクラシックカーデザインコラムの掲載です

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ネオクラシックカーデザイン太鼓判、輸入車編の3回目です。

今回は、1983年発表のプジョー205。

連載に当たっては、どのクルマからにしようかいろいろ迷うわけですが、やっぱり最初の数台は定番的な方がいいかなと思いました。

ただ、205って人気車なんですけど、GTIとか走りの記事が意外に多くて、あらためてデザインを取り上げている記事などはあまりないんですね。まあ、スタイルがいいのはもう前提として、ってことなんでしょうけど。

今回記事を書くに当たっていくつかの資料を見たのですが、プジョーとピニンファリーナの共同作業というのが文字通りの「共同」だったのが個人的には意外でしたね。基本スタイルのwinnerはピニンファリーナということで、大半がそっちの造形なのかな?と思っていたら、結構なやりとりがあって面白かったです。

では、お時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

 https://clicccar.com/2019/08/20/904605/

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Drive My Car:ガラスフィルムを貼ってみました

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このたび、はじめてガラスフィルムを貼ってみました。

30年物のジェミニのガラスは、いまどきのクルマのような熱反射ガラスではなく、熱線も日差しもほとんどそのままスルーして車内に入ってきます。なので、昨年や今年のように35度の酷暑となると、エアコンの冷風が追い付かなくなってしまいます。先日も取材で千葉まで出掛けたのですが、エアコン全開なのに汗をかく・・・という状況でした。

これでは気持ちよくドライブもできないと思い、何とかしようと。

で、調べてみると旭硝子に「クールベール」という商品があって、最新の熱反射ガラスを旧車用にも作れるとのこと。これはいいと思ったのですが、特注になるのでフロントのみで施工費込16万円と高額。さらに、ジェミニのオリジナルはブラウンガラスなのですが、この商品は一律グリーンのガラスになるので、1枚だけ色が違うのはチョットなあ、と。

で、ガラスフィルムを探していると、住友3M社のピュアカットという商品が、ほとんど透明ながら紫外線も赤外線も反射するそう。さっそく指定の施工店に連絡したところ、全面貼っても10万円を切るとのこと。さっそく訪問して見本のクルマを見せてもらうと、貼ってあるかどうか分からないくらいです。

ということで、早々に依頼し、本日仕上がりました。写真では分かりにくいですが、ほぼ透明なので本当に貼ってあることが分からない仕上がりになっています。こんなことなら、何でもっと早く施工しなかったのかというのが正直な感想です。お店の方の話では、やはり旧車オーナーの依頼が多く、そのほとんどの人が透明なこの商品を指定するそうです。皆さん、考えることは同じですね。

今日は夜受け取ってきたので、日中の効果が分かるのはこれからですが、きっとそれなりの効果があるのではないか?と期待しているところです。

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雑誌記事:新型タントのデザイナー・インタビューです

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新型タントのデザイナー・インタビューが掲載されました。

最近はデイズやN-WGNなど新しい軽の登場が続いていますが、タントも賑やかなTVCFもあって注目されているようです。

元祖スーパーハイトワゴンなわけですけど、今回デザイン的なインパクトはあまり感じられなかったですね。それはインタビューの中でのデザイナーさんの言葉にも表れていますが、良くも悪くも過ぎた自己主張は避けようという意図があったようです。

ただ、記事には掲載していないのですが、キーとなったスケッチはなかなかいい感じなんですよね。あ、これなら採用されるなという出来なのですが、どうもその良さが出ていない。もちろん、初期スケッチですから「そのまんま」とはいけないわけですが、それでもその良さをもっと落とし込むことができたんじゃないか?と思ったりします。キースケッチと従来のタントを足したら魅力が薄まってしまったというか。

では、お時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2019/08/11/902292/

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雑誌記事:グッドデザインコラム輸入車編、第2回目です

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ネオ・クラシックカーのグッドデザインコラム。輸入車編の第2回目が掲載されました。

今回はシトロエンBXです。

近代のシトロエンと言えばCX、GSあたりですが、ネオクラシックということでのBXです。曲線から直線への移行は80年代の特徴がストレートに出ている感じですね。それでも個性は失われないのですからスゴイものですね。

シトロエンはミニやフィアット500の成功を横目にDSブランドを立ち上げましたが、個人的には単に小手先の「細工」ばかりが目立ってしまってあまりピンとこないんですね。その細工がかつての個性的なラインナップを継承しているということならチョット違うかなあと。BXを改めてよく見ていてそんなことを考えました。

それでは、お時間がありましら下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2019/08/10/902239/ 

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クルマ散策:出張先でのレンタカー体験

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ここ数週間でサラリーマンの方の出張が続きました。

7月下旬には福岡・長崎出張。仕事が終わって、長崎から阿蘇までレンタカーツーリングをしてきました。駅レンタカーで借りたのはトヨタのヴィッツです。1.3リッターの廉価版ですが、ごく普通に過不足なく走るのはきっと効率のいいCVT制御のお陰なんでしょうね。雨の高速で困ることもなかったし、阿蘇のワインディングもちゃんと登ってくれました。

まあ、素っ気ないというか、何も魅力を感じないクルマですけど、道具としては満点です。もちろんエアコンもバッチリだし。高速や空いた地方道がメインですが燃費もよかった。福岡まで450Kmくらい走ってガソリン代が2000円掛からないってすごいなあと。やっぱり新しいクルマは恐ろしい。

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で、今週の出張は高知と岡山。高知から高松の移動に軽自動車を使ってみました。同じく駅レンタカーで借りたのは日産デイズ・ルークス。

「お、ハイウェイスターだ」と思ったら、エンジンはNAでした。そういうグレードもあるんですね。いやあ、これが何とも走らないの何の。高知道の上りなんてチョット気を抜くとどんどんスピードが落ちる。回復しようと踏み込めばエンジンは5000回転を越える有り様で、ガーガーうるさい。

軽の排気量については何度も記事に書いてきましたけど、本当に無理がありますね。そりゃ平坦な街中ならまだ何とかなるのかもしれないけど、こんな規格のクルマのインプレッションなんてよく評論家の皆さんは書けるなあと思います。200Kmくらいしか走ってないのに、何と上記のヴィッツよりガソリン代は高かったですし。

ま、よく効くエアコンやバックカメラ、革巻きステアリングなんて装備はしっかり揃ってましたけど。排気量アップしないなら、軽は全車ターボエンジンにした方がいいと思いますね。

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雑誌記事:アウディのトークイベント記事の掲載です

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先日、都内で行われましたアウディジャパン主催のトークイベントを取材、本日記事が掲載になりました。

このイベントは、アウディの初代TT日本導入20周年記念と、ドイツの造形芸術学校であるバウハウス創立100周年を機に開催される巡回企画展をアウディジャパンが協賛することにより開催された記念トークライブです。

登壇者は、デザイン評論家で武蔵野美術大学名誉教授の柏木博氏と、元アウディデザイナーで現SWdesign代表の和田智氏のふたりです。柏木氏がバウハウスの概要を、和田氏がカーデザインに関する理念をプレゼンするといった内容で、記事は和田氏のプレゼンが中心になっています。

氏のデザイン、とりわけカーデザインに対する姿勢や理念はこれまでにも色々と聞いて来ましたので、特段新しい内容であったわけではないですが、短いながら二人の対談もあり、なかなか楽しい時間でした。よろしければ下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

  https://clicccar.com/2019/08/03/897936/

 

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雑誌記事:ネオクラシックカーのデザインコラム、新連載です

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昨年から今年にかけて連載していた「ネオ・クラシックカー・グッドデザイン太鼓判」ですが、今回あらたに「輸入車編」を開始しました。

日本車のシリーズを書いているときはとくに決めていなかったのですが、やはり80~90年代の輸入車の魅力についても書いてみたくなり、ここに来て再スタートした感じです。

一応「このあたりのクルマ」という候補は最初に考えましたが、これも書いているうちに増えてくるかな?などと思います。ただ、輸入車は画像の入手が思った以上に大変ですね。

第1回は直球としてフィアットの初代パンダです。よろしければ下記サイトにて。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2019/07/31/883007/ 

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雑誌記事:ビジネスサイトの記事が更新されました

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ビジネスマン向けサイト「ビジネスジャーナル」のコラムが更新されました。

今回のコラムは新型スープラのデザインです。

幅広い層を対象としたサイトなので、あえて新型のデザインについてストレートに書いてみました。いつもここに書くような内容ですね。昨晩アップされて、今朝は閲覧数のランキング上位に上がっていたので、やはり注目されているクルマのようです。

自動車メディアでは試乗記事がもっぱらで、BMWの兄弟との違いを始めとしたものが多く、これだけの注目車でありながらデザインにはほとんど触れられていません。何て言うか、褒めることもできないし、批判も書けないし・・・といった状況でしょうか。

では、お時間がありましたら下記さいとにて。

(ビジネスジャーナルサイト)

  https://biz-journal.jp/2019/07/post_111901.html

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クルマ散策:ダイハツ新型タントの発表会へ行く

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ダイハツの新型タント発表会に行って来ました。

最近は正式発表前に車両の写真を公表するケースが増えてきましたが、このタントもそうですね。メディア向けにはプロトタイプとしてすでに試乗会も行われ、記事にもなっていますし。

ここ数年はライバルのN-BOXがバカ売れですし、スペーシアも絶好調。そこで元祖スーパーハイト系としてはどんな巻き返しを図るのかな?と思っていたのですが、結構肩の力が抜けた感じだったのは意外ですね。もちろん、運転アシストや使い勝手の工夫は進化していますが、社運をかけました!みたいな妙な熱は感じませんでしたね。

まあ、N-BOXと真正面勝負してもそう簡単には勝てないでしょうし、チョット違ったアプローチを考えたのでしょうね。皆さんの目には新型はどう映っていらっしゃるでしょうか? あ、デザイン取材は後日あらためて行いたいなと考えています。

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雑誌記事:ビジネスマン向けサイトの記事掲載です

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ビジネスマン向け一般サイト「ビジネスジャーナル」での連載掲載です。

今回は新型RAV4を例に、モデルチェンジについて書いてみました。これもいつものように、このコラムを読んでいただいている皆さんにはごく当たり前の内容ですが、まあ一般にはあまり書かれていないので。

それにしても、このサイトも有名評論家さんの連載が増えてきましたね。何だか毎月増えているような気がします。でも、こういう週刊誌的な媒体ではあっても、やっぱり皆さん「持ち上げ」系の記事がほとんどですね。そりゃ、そういうものなのかもしれないですけど、やっぱり自分は浮いている気がします(笑)

それでは、お時間がありましたら下記サイトにて。

(ビジネスジャーナルサイト)

  https://biz-journal.jp/2019/06/post_106457.html

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雑誌記事:BMW7シリーズのリポートです

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先日出掛けた新型BMW7シリーズのデザインについて記事を書きました。

今回珍しく発表会には行けましたが、ただ直接担当のデザイナーは来ていなかったので、インポーターの担当者に少しだけ話を聞いてリポートにまとめました。なので、結構表面的な話にはなってしまいまいたが、まあ輸入車でも何とか記事にはできそうだなあ、というのが今回の感想です。メルセデスやアウディなども行ってみたいですね~。

それではお時間がありましたら下記サイトにて。

(クリッカー)

https://clicccar.com/2019/06/28/869102/ 

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Drive My Car:愛車ジェミニが退院しました

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愛車ジェミニが約1ヶ月ぶりに帰宅しました。

今年2月の12ヶ月点検の際、ヘッドカバー周りからのオイル漏れ、ラジエターからの水漏れ、それに燃料タンクの給油口周辺の劣化などが見られ、修理方法やパーツなど、準備が揃い次第あらためて修理しましょうとなっていた次第です。

ジェミニのラジエターは旧車らしくタンクが金属製なので、コア以外は交換ではなくあくまで「修理」が必要。なので、専門業者への依頼となります。燃料タンクは、以前モーターを修理した給油口周辺が想定外に劣化し、ガソリンがにじみ出す恐れがあるとのことで、やはり専門業者にオーバーホールを依頼することに。

運良く、この2件の修理を同時に扱ってくれる業者が北海道で見つかり、行きつけの工場から送ってもらいました。オイル漏れに関してはヘッドカバーの新品はもちろん、いまや中古パーツもなく、これは工場で丁寧にクラックを埋める修理を。

何しろ北海道へ送っての修理でもあり、何だかんだで1ヶ月弱もの時間が掛かった次第。しかし、お陰でラジエターは新品同様になり、燃料タンクも思っていた以上に念入りな仕上がりになったようです。

ちなみに、この間の代車は現行マーチ。とくに高いグレードではないこともありやたら殺風景な内外装ですが、インテリジェントキーは便利だし、エアコンはよく効くし、着座位置が高くて乗り降りしやすいし、まあ何とも楽チンなクルマでした。やっぱり新車はイイなあ、なんて。

ということで久々に帰ってきたジェミニ。翌日は取材で横浜まで首都高を往復150kmほど走りましたが、もちろん好調に走ってくれました。30年前のクルマですが、マーチとは異なる質感を感じるところが旧車の面白いところですね。

今年はサラリーマンの現職場が入職30年で、正味10日間のリフレッシュ休暇を取得できます。なので、退院したジェミニでロングドライブをしようかと検討中。体力も落ちてきて無理はできませんが(笑)、ゆっくり休みながらのツーリングも悪くないかと思います。

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雑誌記事:Mazda3のデザイナーインタビュです

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久々のデザイナーインタビューです。

今回は話題のMazda3のチーフデザイナーさんへの取材です。イベントの途中での取材ということでかなり短い時間しかなかったのですが、取りあえず聞きたいことはすべて聞けた感じですね。

何しろ、各媒体でデザインの記事が取り上げられていますので、同じことを聞いても仕方がない。じゃあ、ということで、そうした既存の記事を前提とした内容にしようかと考えた次第です。デザイナーさんもそのあたり楽しみながら回答していただき、短いながら楽しい時間でしたね。

それでは下記サイトにてご笑覧ください。

(クリッカーサイト)

https://clicccar.com/2019/06/26/867683/

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クルマ散策:BMWの発表会に行って来ました

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今日、BMWの新型X7と7シリーズセダンの発表会に行って来ました。

輸入車の発表会はなかなか出席する機会がないというか、呼んでもらうキッカケがなかったので、最近いくつかのインポーターに声を掛けておいたのですが、その中からBMWから案内が届いた次第です。

そもそも自分の生活に7シリーズはあまり関係ないし、会場になった六本木の高級ホテルも入ったことすらないので、何というか落ち着かない感じでしたね。ただ、思っていたより大掛かりな会で、国産車と変わらない規模だったのは意外でした。さすがドイツ御三家ということでしょうか?

残念ながらデザイナーが来ていたわけではないのですが、日本の担当者から多少の話は聞けたので、できれば記事にしたいなと思っています。

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クルマ散策:自動車図書館に行って来ました

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今日は、サラリーマンの休みを利用して、御成門にある日本自動車会館内の自動車図書館に行って来ました。

同会館は何度か来ていますが、図書館は何だかんだで初めての利用ですね。今後のコラム用の資料集めだったんですけど、あっという間に数時間が経過してしまいました。最初は「結構狭いんだなあ」なんて思ったのですが、いろいろ見てみるとなかなかな蔵書数でしたね。

とても有用な施設ですけど、まあ我が家からは遠い・・・。

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雑誌記事:プジョー508のデザインについて考えてみました

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今回はデザイナー・インタビューではなく、自分自身の心象コラムです。

題材はプジョーの新型508。

いや、各方面で評判いいですネ。まあ背の低いボディはプロポーションもいいし、ファストバックスタイルもトレンドです。ただ、これまでのプジョーを振り返って考えると、どうもいまひとつピンと来ないんですよね。すごくいいものには見えるんですけど、すごくいいデザインかというとちょっと・・・。

お時間がありましたら下記サイトにてご笑覧ください。

(クリッカー)

 https://clicccar.com/2019/05/22/819934/

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雑誌記事:トヨタ新型RAV4に関するデザイン記事です

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トヨタの新型RAV4に関するデザイン記事が掲載になりました。

といっても、今回はタイミングが合わずデザイナーさんへのインタビューができなかったので、自身の感想的なコラムです。

クリッカーという媒体はあまり取材記事は多くなく、ニュースをリライトするような記事が多いですが、今回はそれに近いというか、ここのブログに書くようなことを少し噛み砕いて書いています。でも、本当はやっぱりインタビューがいいですけどね。

(クリッカー記事)

 https://clicccar.com/2019/05/07/805489/

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雑誌記事:ビジネスマン向けWebサイト記事の掲載です

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今年から、ほぼ月1回ペースで掲載しています、ビジネスマン向けWebサイトでの連載が掲載になりました。

今回は先日発売になった日産デイズに関するコラムです。内容は、ここでも何度か書いている軽自動車規格に関するものですが、あらためて一般誌的な媒体で書いてみました。

2日の掲載ですが、そこそこランキングがいいみたいなので、一般ユーザーにも興味があるテーマなのかもしれませんね。先日も書きましたが、このサイトは自動車専門サイトではないので、取材等に限らず、自分の思っていることを書けるのがありがたいところです。

では、お時間がありましたら下記サイトにて。

(ビジネスジャーナルサイト)

https://biz-journal.jp/2019/05/post_27695.html

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クルマ散策:海外ショー、デザイン雑感(その2)

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海外モーターショーが花盛り。ということで、その中から国産メーカー出展車のデザインチェック。今回は上海モーターショー2019から3台を。

レクサス最大のSUVとされるLMは「これ、アルファードじゃん」と、ネットを中心に結構な話題になっている。まあ、どう見てもその通りで、中国中心の海外市場なら問題ないだろうというお手軽企画だ。

と、そんなお気楽さではあるんだけど、デザインの話としてはそうも言ってられない。そもそも、レクサス・デザインとは一体何だったか? 「先鋭と清妙の美」「L-finesse」。カーデザインをアートの領域まで高める。そう掲げたのは他でもない、トヨタ自身だ。

その当人がグリルを無理矢理スピンドルに変え、ピラーとリアランプに「それっぽい」メッキパーツをガンガン張り付けて「はい、レクサス一丁上がり」とするのは、まさにデザインの放棄。レクサスなんて、カーデザインなんてこんなモンさと。まあ、何て悲しい仕事なんだろう。

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ホンダのEV専用車であるX-NVコンセプトは、このカタチで何を示したかったんだろう?

すでに「Honda e」を発表しているタイミングで、現行世代代表のヴェゼルと日産リーフを足して2で割ったようなこのスタイルの意図は? もしかして、中国ではこういうシュッとしたボディがウケるからなのか、あるいは今後もホンダはこっち系のデザインを継続するということなのか。

ただ、仮に現行タイプを続けるにしても、ここまで工夫のないスタイリングはあんまりじゃないか? 地元の新興メーカーみたいにやたら派手にすればいいとは思わないけど、EVとしての新提案はもちろん、覇気も色気もまったく感じないんである。

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日産シルフィは、前回のヴァーサの上級版。例によって日産の最新デザイン要素が全部盛り込まれたセダン。

ただ、そもそも基本がシャープ指向だから、よりサイズの大きいシルフィの方が無理がなくまとまりもいい。Vモーションに寸詰まり感はないし、前後のブリスター風フェンダーもすっきりしている。

けれども、繰り返し書くけれど、じゃあ果たしてこの日産の最新セダンは個性的で美しいと言えるのだろうか? たしかに各部はエッジがきいてシャープだし、凝った面の造作も素晴らしいのは間違いないんだけど。

ヴァーサに対するティーダのように、初代シルフィのようなシンプルな優雅さや、あるいは初代ティアナのような独自のエレガントさなど、豊かな含みに満ちた存在感や独自性が感じられないのは、一体どうしてなんだろう?

デザインの進歩、進化って何なのか? あらためて難しいなあと思うんである。

 

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クルマ散策:海外ショー、デザイン雑感(その1)

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海外モーターショーが花盛り。ということで、その中から国産メーカー出展車のデザインチェック。まずは、ニューヨークモーターショー2019から。

まず最初は、スバル「アウトバック」。先のシカゴショーでのレガシィ発表時にここで残念な感じであることを書いたけれど、これをベースとするSUV風ボディも、当然それなりに残念なんである。

長いオーバーハングによるボリューム過多のフロントセクションは相変わらずで、しかも既視感満載の切れのないフロントフェイスによって新型感も欠ける。一方、例の「ダイナミック&ソリッド」によるカーブしたキャラクターラインが走るボディは、必要以上に痩せて見えてしまってフロントの重さを受け止められていない。

リアに向けて絞られるサイドグラフィックは、そのボディの中での居場所がボンヤリしていて、SUVとしてしっかり感を出したいのか、シャープにスポーティさを狙っているのかが何とも曖昧。

また、コンセプトカーではシャープに表現される「コの字」型ランプは、どういうワケか量産ではボテッとしていて重たい。とくにリアランプはSUVらしい力強さを加味した・・・ということなのかもしれないけど、実に野暮ったい。

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新型のハイランダーは、かつてのクルーガーの後継。最近のトヨタデザインはなかなか難儀だけど、いやこれはまたスゴいことになっているなあと。

切れ長の目と、エンブレムが妙に上に付いたスバルみたいなグリルの組み合わせがまず変だけど、その下で左右に広がるエアインテークがプレデターの顔みたいにグニャっとして実に気持ち悪い。

サイドでは、リアフェンダーの大きな張り出しがアウトドア的な表現なんだろうけど、一方で、Aピラーをブラックアウトし、まるでスポーツセダンのように伸びかにしたグラフィックと、どうにもアンマッチングだ。

ミッドサイズSUVと思いきや、リアランプはカムリみたいというのも同じで、もしかしたらその融合がコンセプトなのしれないけど、とにかく分かりにくい。クルーガーはもっと明快だったと思うんだけど。

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ニューヨークショーに先立つ北米の音楽イベントで発表された日産ヴァーサは、ラティオに相当するコンパクトセダン。ご存知のように、現在の日産はデザイン要素として「Vモーショングリル」「ブーメランランプ」「キックアップウエストライン」「フローティングルーフ」を掲げている。

これらをコンパクトなセダンに落とし込んだのがヴァーサなんだけど、なんて言えばいいのか、それが手段というより目的になってしまっているように見えて仕方がないんである。

シュッとしたクーペ調ボディに各種の要素を「全部盛り」にしたボディは、たしかにいまの日産っぽいんだけど、じゃあそれは個性的であり美しいクルマなのか?

たとえば、そうしたデザイン言語がなかった初代のティーダラティオは、何かがひどく物足りないとか、あるいは安っぽかったかと言えば、そんなことはまったくなかった。むしろ、全体のまとまり感は遙かに優れていたと思う。

ニューヨークショーなど、3台は北米市場を強く意識した商品開発なんだろうとは思う。だから「そこは意図的なんだ!」という声もありそうだけど、まあそれにしても個人的には残念な感じだ。

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